4月8日(月)ONAIR  片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2019/04/10 23:57

55回目の放送は東京オリンピックのお話からスタート。

東京オリンピックまであと473日になりました。
自転車は7月21日にテストイベントが開催されます。本大会よりは短いのですが調布の森運動場から、富士スピードウェイまで行くレースがあるので準備に向けて右京さんは大変そうな様子。
右京さんは2020年東京オリンピック・パラリンピックの「スポーツマネジャー」として自転車競技の運営責任者として、毎日忙しく働いています。

改めてオリンピックにかかわって見えてくるものがあると話す右京さん。
「スポーツの祭典は選手だけの物ではなくみんなの物」日本で開催されるものにかかわることができるのは一生に1回くらいしかないだろうから、何とか成功させたいなと思いますね。

右京さんはさらに「チームUKYO」の監督であると同時に、全日本実業団自転車競技連盟の理事長も務めています。
50歳になっても勉強させてもらっているから、より働くことの意味が分かるそうです。「たまには悔しいと思うこともあるけどみんなで楽しいと思えるように目指していく」
自転車のことばかりにかかわっているので、自転車が大好きな右京さんは「幸せだ」と話します。ただ想像していたよりも大変だとも話しました(笑)

メールのご紹介

ラジオネーム:ココヒナピヨさんからのメール

右京さん、是非応援してほしい方がいます。
片山貴信(たかのぶ)さんと言って、重度のケガから復活して、バイクレースで夢を叶え、夢や目標を持つことの大切さを伝えている方です。片山さんは今年、7000メートルに挑戦します。ぜひ応援よろしくお願いいたします。


片山貴信(たかのぶ)さんの情報
片山貴信さんは兵庫県姫路市の会社員で、19歳の時、バイクの事故で、10日間意識不明の重体になりました。奇跡的に意識は取り戻しましたが、主治医からは「左上半身は二度と動かない、右下半身は完全に曲がらない」という宣告。
病院で出会った小学生から「現実を受け入れて、最善の方法を選んで今を生きる」ことを教えられて、過酷なリハビリを決意。
度重なる手術と過酷なリハビリの末、奇跡が起き、事故から3年後、障がい者ながら、バイクレースに復帰。そしてレースに参戦すること7年。「障がい者でも表彰台に立つ。カラー2ページで特集される。」という2つの夢を叶えて引退。引退後、仲間と登った槍ヶ岳(3180メートル)登頂をきっかけに登山を開始。
2016年で事故から21年、腰の骨を左腕に移植するといった手術した回数は29回。
『登山は私にとって簡単なスポーツではありません。しかし、私が限界に挑戦する姿が壁を越えようとしている人(特に障がいをもっている子供たち)に希望を与えている!そう思っていろいろなことに挑戦を続けています。』
右京さんと同じ名前の片山さんという会社員の方の挑戦しているという話です。

右京さんの答え

右京)いろいろな人生があるね。僕と同じ名前のこの片山さんは、病院で出会った子供から刺激を受けて、現実を受け入れて努力をしないといけないし伝えていこうと感じたんだろうね。
そういう事故があって手術を何回も受けて、でも普通に乗るだけでも大変なオートバイに乗りなおかつレースにも出ている。それに槍ヶ岳は厳しい山なんだけど挑戦するということは凄い。
今パラリンピックにも関わっていて、そこで勉強させてもらったことで、生きている今がなかったらそこでパフォーマンスはできないということ。パラリンピック出るわけでもなくても、自分が夢を失わないというのは一番大切なこと。
頑張っている人を伝えることも大事。この番組はそのためにあるから本当にすごいことです。こういうお話を聞くことを聞くことで僕たちもまた立ち上がることができるし、諦めないでいられます。
危険だし大変なことですけど『頑張って!』と言いたいですね。
来年のパラリンピックを見てもらえれば勇気をもらえると思うから是非ご覧ください。


川崎市のRN「ナッティー」さんからのリクエスト
    

魔法のコトバ / SPITZ


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