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1月25日に行われた第484回文化放送番組審議会について御報告いたします。

1月は委員の講演となっており、文化放送社長の挨拶、弘兼憲史・番組審議会委員長の挨拶があり、講演に移りました。

今回の講演者は福本容子委員で、講演のテーマは『SGDsにもあるジェンダー平等って何?』です。

『SGDsにもあるジェンダー平等って何?』

ジェンダーの基本は男女の平等という話をさせていただきます。以前に比べると女性が進出している分野が増えましたが、他の国々から比べると進歩がほとんど無い状況です。男女の賃金格差があることも否めません。女性活躍の時代と言われているのにこういう状況になっているひとつの理由は、やはり政策や物事の意思決定をする立場における女性の代表、メンバーが少なすぎることだと思います。女性議員の比率でいえばほとんど1割というところを低迷しています。女性の教育水準が上がっているのに、リーダーシップをとる分野での女性比率が変わっていない。この分野が全てではないのですが、ここが変わらないと色々な制度が変わっていかないと考えられるので、やはり変わる必要があるのです。理由の一つとして、日本には刷り込みが非常に定着しているところにあるのではないかと思っていて、私は刷り込み病と言っています。例えば政治家や長となる役割はまず男性で、技術系やサイエンス系も男性向きと思われていますが、結局これも刷り込みの結果だと思います。この始まりは、女性はピンク、男性は青など、生まれた時から性別で色分けされていることからも影響されているのかもしれません。外国のデパートのおもちゃ売り場では、性別で商品や色を分けることを意図的に廃止しました、ささやかですが意外と影響のある努力の一つではないかと思います。刷り込まれていることを変えるには、反刷り込みの薬「見ただけパワー」をしていくことだと思います。スイスの大学生にスピーチをさせた際、教室の後ろに有名な女性政治家の写真を置いたところ、女子学生のスピーチが長くなったという実験がありました。これは、自分の主張をしてもいいんだという自信に繋がった、目に見えるところに配置する数の影響はやはり大きかったということです。男女平等というのは倫理的でもありますが、ひいてはこれが経済を持続発展させるサステナブルな社会に繋がっていくとも思っています。
一人一人が出来ることから刷り込みを変えていかなければならないと感じます。

以上福本容子委員で、講演のテーマ『SGDsにもあるジェンダー平等って何?』の概要でした。

 

文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史氏、副委員長・加藤タキ氏、
委員・白井勝也氏、松永真理氏、荒川洋治氏、福本容子氏、吉野隆氏、若林覚氏の8名です。

2022年2月21日
文化放送番組審議会事務局

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