政治ジャーナリスト・安積明子氏に聞いた、自民党総裁選のハ・ナ・シ~斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI

政治ジャーナリスト・安積明子氏に聞いた、自民党総裁選のハ・ナ・シ~斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI

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 「ニュースサキドリ・後半」(午後4時03分~)に、与野党へのパイプを持ち、総理官邸での会見で「フリーの安積です」と自己紹介することでもお馴染みの、政治ジャーナリスト・安積明子氏が出演。“自民党総裁選挙・各派閥の動きについて“語った。

この日(9日)、総会を開いたのは党内最大の派閥、細田派。派閥に絶大な影響力を持つとされる安倍晋三前総理大臣が、高市早苗前総務大臣(無派閥)の支援を表明しているが、総会では各議員の意見を聞くに留まり、候補者を「一本化、一致団結」するには至らなかったという。安積氏によると、2011年、自民党が一番苦しい時に、当時町村派(現細田派)に所属していた高市氏が派閥を離れたこと(※)が、彼女への一本化を阻む要因となっているとの事。

 また同じく、竹下派、二階派、石破派も会合を開いたが、どの派閥も様子見の状態。前日(8日)にヒアリングを行った麻生派では、派閥の3分の2が「河野太郎行政改革担当大臣を立てたい」としたが、麻生副総理兼財務大臣は首を縦に振らず、「誰が総理になっても衆議院選は勝つんだ、不安に思うのはよほど活動してない奴らだ」との発言を耳にしたことも紹介した。一方、河野氏は安倍氏と面会。そこでは、皇位継承問題、原発問題などについて「隔たりはない」と歩み寄った上で、支持を求めたという。そして、入閣の頃あたりから始まった、河野氏の脱原発対する路線変更には、「閣僚になるために言葉を変える人なんじゃないか」との常に批判があったとこれまでを振り返った。
同じく8日、二階俊博幹事長と面会した石破茂元幹事長については、その内容は派閥内にも明らかにされていないという。他方、石破氏が河野氏と組むのではないかといったうわさも出ているが、そのことについては「おとなしくするのが一番いいのではないか」という話になっているようだと
した。

さらに、「森友・加計問題」、「桜を見る会問題」についても言及。コメンテーターの長野智子さんに「河野さんはこの問題についてはどういう風にこれからしていくのか?」と問われ、「きちんと主張すると国民の人気は上がるが、(河野氏にとって)広く議員票を集めるためには、重鎮の意向には逆らえないというところで、悩ましいのではないか」と自論を展開。加えて、森友・加計問題を“安倍政権が生んだ澱みたいなもの”と称した安積氏は「これをきちんときれいにして、新しいスタートを切ることが国民が望んでいること」と訴えた。その上で、「再調査はしない」とトーンダウンし、“旗を降ろした感”がある岸田文雄前政調会長へは「言葉の詭弁で逃げないで頂きたい」と締めくくった。

自民党の総裁選挙告示まで1週間余。候補者の主張が日に日に変化を見せる中、『SAKIDORI』はこれからも候補者の動きを追いかけます。

(※)2011年、当時、派閥内では翌年に控えた総裁選挙において町村会長を擁立するという
流れがあり、「自分は安倍さんを再び総理にしたい」とした高市氏は町村派を退会した。翌12年の総裁選挙では、同じ町村派から町村会長と安倍氏が立候補。高市氏は安倍氏の推薦人の1人に名を連ねた。

『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI』は平日午後3時30分~5時50分、文化放送(AM1134KHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。
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斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!

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