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規格外の真珠に新たな価値を 

鈴木 純子

12月3日金曜日の「カラフルレンズ」
SDGsについて考える「カラフルボイス」のコーナーでは
規格外の真珠に新たな価値を生み出してプロデュースしている
ジュエリーブランド、SEVEN THREEのディレクター
尾崎ななみさんにお越しいただきました。

故郷の三重県伊勢志摩で、85歳になるお爺さまが現役の真珠養殖業をなさっています。
規格から外れただけで品質はとてもよい真珠に、買い手がつかない現状を変えよう。
見方を変えるだけで価値が生まれる。新たなエコなものを作るだけでなく
今あるものを活かすこともサステナブル。

ななみさんが注目したのは、あこや貝の中で動いてしまって尾びれのようなものがついた真珠。
これに「金魚真珠」と名付けて商標登録しました。
スタジオにいらしたとき、ななみさんがつけていたネックレスも金魚真珠のもの。
立派な尾びれがついていました。

これが金魚真珠です!!!

一粒が育つのに三年かかる真珠。適正な価格で取引したいと、
金魚真珠のような規格外であっても、安値で買い取ったりはしないんだそうです。
いくらで買い取ってほしいか生産者の意向も聞くとのこと。

「手間がかかるんですけれど、大手ではこういうことができないので
頑張っています」

とななみさん。セミオーダーも受け付けているそうですよ。

大切な方に、自分へのご褒美に、気に入った一点物の真珠を
アクセサリーにしてみるのも素敵ですね。

スタジオで見せてもらってびっくり。

金魚真珠のほかにも、青や黄色の真珠、
色も形も様々な個性があるんですね。

気になったかたは、ぜひ、「SEVEN THREE」のサイトをご覧ください。

この記事を書いたのは…

鈴木 純子
鈴木 純子

小学4年生の娘は2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。番組ではあなたの気づきにつながる話題をお届けします。

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