社員紹介

加藤 慶Kei Kato
編成部
- 部署変遷
- 制作部、JCM出向 5年
- 営業部 3年
- 制作部、JCM出向 10年
- 編成部 3年
Q.編成部での仕事内容は?
かっこよく言うと、コンテンツの「設計図」を描く仕事です。どんなコンテンツが世の中に刺さるのかをウンウン考える部署が編成部で、その設計図に基づいてコンテンツをつくるのが制作部だと思っています。
「ラジオ番組」とは言わずに「コンテンツ」と表現したのは、ラジオ番組を中心として、周辺コンテンツとなる音楽やイベントなども視野に入れることが、今後さらに求められると思っているからです。それらのコンテンツには、マーケティングから生み出されるものもありますが、それだけだと想像を超えるものは生まれないので、「脳ミソがあと二つ三つあれば…」と思い悩む日々を送っています。
何もないところから「設計」を行う作業は、決して簡単ではありません。それでも「世の中をアッと言わせる」「人の心を動かせる」可能性があるところに、やりがいを感じています。

Q.自身にとってのコンテンツづくりの原点は?
最近企画した番組に『ASMR特番』というシリーズがあります。深夜に、たき火の音やチャーハンを炒める音をひたすら流し続けるという番組なんですが、振り返ってみると若手の頃も似たようなことをやっていたなと、いま思い出しました。
それは「いい音をお届けする」というコンセプトの、5分くらいのミニコーナーでした。秩父の長瀞に行って名物のかき氷を削る音を録ったり、四谷のジャズ喫茶でコーヒーがポタポタと抽出されるドリップ音を録ったり。ネタを探して、取材許可を取って、現地で録音して、編集して、という作業を平日5日間、毎日やっていました。いま思うと無茶苦茶な進行ですよね(笑)。
他には、新橋の駅前でサラリーマンのおじさんたちにモーニング娘。の「LOVEマシーン」を歌ってもらって、1フレーズずつ一人ひとりの歌声をつなぎ合わせて「新橋リミックス」としてオンエアしたことも。ノリとしては「おじさんたちで歌ってみた」というYouTube的なことを、当時のラジオでやっていたのかなと。
そもそもエンタメのコンテンツって、世の中的には無くても大丈夫なものとされているわけです。それでも個人的には、コンテンツの面白さでなんとか「こっちを向いてもらいたい」というか。そのあたりが原点なのかもしれません。

Q.コンテンツづくりに必要なものとは?
これまでなら、制作したコンテンツは特定のプラットホーム、例えばテレビやラジオに展開すればOKという時代でした。今後は、SNSとの親和性を含めて、さまざまな媒体へ展開する可能性を考えなければなりません。だからこそ、いいコンテンツが生み出せれば、それは自然と世の中に広まっていくものだとも考えています。
これまで文化放送は、ラジオ局というプラットフォームとしてビジネスを成立させていたところがありました。極端な話で言うと、外部の人が作った面白いコンテンツを集めればビジネスとして成立できた時代でした。
でも今後は、世の中に存在する多種多様なプラットフォームに、自分たちが制作したコンテンツを展開していく必要があります。その場合、文化放送は「プラットフォーマー」ではなくて「コンテンツメーカー」としての力を競うことになります。だからなおさら、これからはコンテンツの力、作る力が問われる時代になるだろうと思っています。

Q.これからチャレンジしたいことは?
一つは、文化放送としての、オリジナルな「インフルエンサー」を生み出したいということです。最近では特に、SNSでの拡散効果について営業サイドから相談を受けることも多くなったので。ちなみに、そのインフルエンサーは「人」に限らず、「番組」だったり、いろいろな可能性があると思っています。
次に、漠然としていますが、「世界規模のコンテンツ」を生み出すこと。音のコンテンツでいえばPodcastがそうですし、音楽そのものにも国境を越える力があります。そんなコンテンツを作りたいという思いが、理想としてあります。
そういった意味では、文化放送という企業にも、さまざまな個性を持った人が集まったほうが組織として健全だと思っていますが、「何か作りたい」とか「世の中をアッと言わせたい。人の心を動かしたい」といったコンテンツマインドというか、クリエイティブマインドを持った方にも、ぜひ応募してほしいですね。


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12:00
出社 メールチェック
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12:30
企画書作成
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13:00
営業推進部打ち合わせ
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13:30
編成部会議
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15:30
昼食
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16:30
芸能事務所打ち合わせ
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18:00
生放送前スタッフ・タレントと談笑
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19:00
生放送
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21:00
生放送終了スタッフと打ち合わせ&雑談
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22:00
企画書作成
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23:00
退勤