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社員紹介

三ツ谷 建志

三ツ谷 建志Kenji Mitsuya

デジタルソリューション部 入社17年目

部署変遷
技術システム部 12年
技術システム部から異動後、ビジネス開発部、編成部などでデジタル・WEB関連の仕事に携わる。

Q.今、担当している仕事の内容を教えてください。

大きく2つあり、まずはWEBマスターという仕事です。文化放送のWEBは番組表や番組ページ、出演者ページなどが密接に繋がっています。これらのシステムをWEB用語でバックエンドと言いますが、必要に応じて保守会社へ具体的な指示出しをします。また実際に表示させる情報をフロントエンドといいますが、改編期などは番組情報を入れ替える必要があるので、実際に更新する情報の取りまとめと指示出しをします。情報解禁前の情報を出してしまわないように細心の注意が必要です。さらに、文化放送はradikoやPodcastなどにもコンテンツを配信しているので、これらの番組メタデータとの接続、Podcastを配信するためのシステム設計などデジタルと名のつくものは全て管理しています。

次に、WEB・デジタル事業運営・新規立案です。今の部で担当している事業は、ウェブメディア事業(記事配信によるマネタイズ)、マルチプラットフォーム事業(PodcastやYouTubeなどへのコンテンツ配信によるマネタイズ)、キャスティング事業(Qcastingというキャスティングサービス事業)、プラットフォーム事業(課金プラットフォームによるマネタイズ)などがあり、濃淡ありますが私は全てに関わってます。得意とする部分がシステム周りなので、アドテクノロジーを使ったマネタイズなどは深く携わっている他、クロスメディア(Podcast×地上波、X×地上波など)などのデジタル商品を営業推進部と共に開発したりもしています。

Q.実際の仕事でやりがいを感じるところ。大変なところ。

常に新しいことを勉強してチャレンジできるところです。私が関わっていることは社内的には前例がないことが多いので、社内外のコネクションを使って情報交換をし、自ら勉強しながら最適解を見つけていくことが楽しいです。デジタルコンテンツによるビジネスは、非常にスピードが速い業界でもあるので、絶えず情報をキャッチしながら長期的な目線を持ちつつ、短期的にもどう収益をあげていくかを求められるので、やりがいもありますが大変でもあります。最近はアドテクノロジーに注目をしていて、まだ気づいていない技術を使って売り上げに繋がればいいと思っています。

デジタルと言っても結局は「人」によって仕事が作られる、多くの人に出会い仕事をすることも楽しいです。

Q.仕事に臨むうえでのスタンスとして大切にしていること。

技術出身なので、枠組みから考えることが得意です。しかし枠とか箱は作ったけどコンテンツがない、サービスがないという話がよくあって、最初の頃はすごく失敗しました。コンテンツは一番大事にしないといけないと思っています。ずっと1人でこの仕事をやってきたのですが、最近部下ができましたし、今ではそこを得意とする制作部出身の部長や部員メンバーの話をよく聞き、意識的に自分の考えを是正させることを心がけています。

Q.これまでの仕事の中で思い出深い仕事を一つ教えてください。

入社1年目に初ミキサーとして「大竹まことゴールデンラジオ!」を担当した日です。緊張していたのでBGMを流しっぱなしで別のコーナーに突入するなどめちゃくちゃでした。今となっては笑い事ですが、いろんな人に叱られたり慰められもして、へこみました。それからも失敗の連続でしたが、その経験がもしかしたら必要だったのかもしれないなと思うようにしていました。笑

Q.ご自身から見て文化放送はどんな会社ですか?

文化放送は「クリエイター的感覚を持つ人の集団」だと思います。私が入社した当時から比べるとそこが少し変わってきた気もしますが、それでも個性あるプロデューサーが多いですね。私にはそのような才能がないので、そういった方の発想をどう実現させるかということを武器に、なんとか続けています。

Q.プライベートの時間の使い方(ワークライフバランス)について

会社の制度を利用し、家庭環境に合わせて在宅勤務を多めにさせて頂いています。おかげさまで、子供の宿題を見たり、習い事の練習に付き合ったり、お風呂に一緒に入ったりすることができています。笑

通勤時間はもっぱらPodcastを聴いていますね。ラジオ局が配信しているものではないものですが、本当に仕事的な気づきが多いです。

また休みの日は海の近くに住んでいるので、家族で海やハイキングに行き、なるべく体を動かすようにし、時間ができたら読書と音楽を聴くようにしています。

Q.入社試験に向けてのアドバイス(心構え等、自身の入社試験体験をもとに)

技術採用なので一般職とは少し異なるかもしれませんが、私が大事にしていたことは、素の自分をいかに出せるかということです。この時は直感に近い感じで大切だと思っていましたが、今となってはそれが正しかったのかなと思います。やはり素=自分を持っている人と仕事をするのは非常に気持ちがいいものですし、楽しい。そういう人になれた方が入社試験の時もいいと思います。