第6回 11月10日放送 ゲスト:麻布島崎屋 室岡明彦さん②2019/11/17 07:00

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前回に引き続きスタジオにお迎えしたのはオーガニックストア「麻布島崎屋」を今年9月にオープンした室岡明彦さん。今朝も元気いっぱい、素敵な笑顔でご登場です。
IT企業のサラリーマンだった室岡さんが様々な出会いとご縁によって「本当に身体にいいものを、僕が売ろう。そうだ!八百屋になろう」と決めて店を開いてから約二カ月が経ちました。

「正直、まだまだお客さんは少ないです」ということですが、「応援してくださる方がどんどん増えて、ほんとうにありがたいです!」と室岡さん。
「有機野菜」「自然栽培」などにこだわった仕入れが評価されて、全国のつくり手さんから次々と声がかかっているそうです。
また、「農福(=農業と福祉)連携」を推進する動きの中で、障がい者さんたちと一緒に農業をやっていく取り組みに、室岡さん自身も田植えや稲刈りを手伝うなど積極的に参加されています。
これまでの調査によると、障がい者の方と一緒に育てた農作物は「発芽率がいい」「育ちがいい」というデータがあると教えられてびっくり!その理由を室岡さんはこんな風に解釈しています。
「笑いがあふれる中で、楽しい気持ちで農作業をしているからじゃないでしょうか」
----「ステキ!」と目を見張る根本さん。「そんなふうに愛情いっぱいで育てられたものを食べられるなんて、消費者側にとってもステキなことですね」と、ニッコリ。

今後も、室岡さんは「夢」の実現に向けて志を同じくする同士たちと走り続けます。有機野菜による「腸内フローラ」の改善を目指してお医者さんと連携。うつ病などの精神疾患の人をできる限り減らしたい。
また、日本の農業がこれからもずっと続いていくように、テクノロジーを使いながら就労できる人を増やしていくことを考えています。
「ミツバチの数が減っているのも心配です。持続可能な環境の中で、あらゆる生き物と共存しながら暮らしていきたい」と熱く語る室岡さんに、「応援します!」と力強く答える根本さんでした。

応援の気持ちをこめて、「まずは、麻布島崎屋に行ってみよう!」----みなさんも、ぜひ。

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