声優による朗読作品を聴いて、あなたもチャリティーを
新潮文庫から出版されている「文芸あねもね」は2012年3月に刊行された「チャリティー書籍」です。
「女による女のためのR-18文学賞」に由縁のある10名の女性作家たちがチャリティーのために作品を書き上げ、書籍の印税は、東日本大震災の復興支援のために全額寄付されています。
この趣旨に賛同した、声優・井上喜久子と田中敦子。
そして彼女たちが声をかけた声優たちが朗読していき、オーディオブックとして配信していきます。
さらに現在は、音源をCD化することにより、チャリティーの輪がますますひろがっています。
これらの活動やイベントなどで生じた全ての売上は、最低限の諸経費を除いた全額を復興支援のために寄付致します。
■参加声優:
大塚明夫、山寺宏一、小山力也、浪川大輔、小野大輔、杉田智和、細谷佳正、
田中敦子、井上喜久子、浅野真澄、たかはし智秋、田中理恵、釘宮理恵、
中原麻衣、佐藤聡美、ささきのぞみ 他
■オーディオブック配信でご協力いただいている会社:
株式会社オトバンク様
■CD制作にご協力いただいている会社:
株式会社クロノギアクリエイティヴ様
株式会社ウォーターオリオン様
大好きな親友・井上喜久子さんから手渡された1冊の本、東日本大震災支援チャリティー企画「文芸あねもね」(新潮文庫)
「とにかくこれを読んで欲しい!そして、手伝って欲しい!!何とかして『文芸あねもね』の力になりたいの!」と。
その後私たちは、二人に出来ることを熱く語り合い、様々なミラクルが重なって『文芸あねもねR』へとつながって行きます。
私たち声優は常日頃、たくさんの素晴らしい作家の先生方や漫画家の先生方の作品の世界で生かされ、素敵な役をいただき、お仕事をさせていただいています。
作品がなければ私たちが活躍する場もあり得ません。
そんな全てのクリエイターの方々への感謝の気持ちも込めて、朗読すること、演じること、語ることを通じて『文芸あねもね』をお手伝いさせていただければ、これ以上幸せな事はありません。
田中敦子
2012年の3月に本屋さんで『文芸あねもね』に出会いました。ちょうど、東日本大震災で被災された方々のために、声優としてできることを考えていたときです。
この本の趣旨に感動して読んでみると、10編それぞれが魅力的な作品ばかりで、すぐにこの本の虜になりました。朗読という形でこの本に参加できないかと考え、大好きな親友の田中敦子さんに相談したところ、ツイッターを通じて作家さんに連絡がつき、今回の企画の実現に結びつきました。
親愛なるラジオディレクターの立石恭子さんと文化放送様には立ち上げの時から色々と支えていただき、こころから感謝の気持ちでいっぱいです。
少しでも多くの皆様に私たちの朗読と『文芸あねもね』を楽しんでいただき、チャリティの輪が広がっていってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
井上喜久子
2017.3.11更新