ドコモ団塊倶楽部

放送レポート

10月24日 ゲスト:奥田瑛二さん

過去の放送レポート(09年4月~)バックナンバー

テーマ:『人生哲学に映画、恋愛から
        オネショ対策まで 奥田瑛二流!
          マニュアルには絶対にない「男のダンディズム」講座』   

 スタジオのあるフロアでは
 放送前から放送終了後しばらくの間
 スタッフ(他の番組スタッフ含む)から
 「カッコいい!」の声が続出!
 
 高校3年の頃から、増えた体重は
 わずかに2kgだけという奥田瑛二さんを
 お招きして、今すぐ使える
 “恋愛におけるダンディズム講座”を開催。

「最初のデートで女性を泣かせる」ことが奥田流“モテる男”の極意?!
 
そして、恒例“好きな言葉”のコーナーでは
奥田画伯による禁断のイラストにスタジオ劇震!!
 
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映画監督の一面を垣間見て・・・弘兼憲史 脱帽

2001年、50才の時に『少女~AN ADOLESCENT』
映画監督デビューを果たした奥田瑛二さんは
2006年『るにん』(松坂慶子さん主演)
2006年『長い散歩』(緒形拳さん主演)で
国内外の数多くの映画賞を獲得。

 番組では“大御所”“ベテラン”と
 呼ばれる俳優を起用する際の苦労、
 登場人物や物語の設定から
 小道具の選択などなど・・・
 ありとあらゆることを
 即断・即決しなければならない
 映画監督の裏側の一面を
 ご紹介いただきました。

弘兼 「“大役者”を使うのは凄く難しいでしょう?」
奥田 「難しいです」

(台本のセリフが)「腑に落ちてこない」と言われては撮影がストップ、
3日間かけて説得・・・。
控室から出てこない俳優の説得・・・
さらに、スタッフからの質問――その数 1日に300!――にも
答えなければいけません。

奥田 「全部、即断即決しないと
     スタッフはついてこないんです。
     『ちょっと待ってくれ』は絶対しちゃいけない」

これには映画監督志望だった弘兼さんも・・・
弘兼 「映画監督になりたかったんですけど
     役者さんとか、カメラさんとか、何十年のベテランを
     説得するのが、とてもできないな、と思いましたね」

  また、監督として妥協を許さず
  「いい芝居が好きですから、
  共演相手同士、バランスが合わないと徹底的にNGを出す・・・
  15回、20回のNGはお茶の子さいさい」
と語る一方で、
  NGの連続の末に、若い役者さんが、
  余計な力の抜けた自然な演技を見せると・・・

奥田 「涙が出るくらいうれしくって、
     さっきまで(NGを出して)どなってた俳優さんのところにいって
     『すごい!!』と言って、抱きしめますね」

弘兼 「“テレビは脚本家”“映画は監督のもの”って
     よくいいますけど、本当に監督にかかってますね」

奥田 「僕も役者ですけど『映画は監督のもんだ』っていうのは
     本当に そうですよね」

石川 「お話を伺っている間に
     ここが撮影現場のようになってきて
     『奥田さん、ついていきます!』って感じになってきました」

    「弘兼さんも
     いつか映画監督デビューがある・・・かもしれないですよね?」

奥田 「ぜひやっていただきたいです」

弘兼 「(苦笑い)」

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奥田瑛二さんの恋愛講座!

奥田瑛二さんの著書『男のダンディズム』(KKロングセラーズ)に
掲載されている“恋愛におけるダンディズム”の一部を
番組でご紹介いただきました。

  1.しゃべらない勇気を持っているか?

・デートで「待った?」「どこに行く?」「何が食べたい?」は大間違い!

  奥田 「世の男性は全部自分でしゃべりっぱなし・・・。
        これはダメなんです」

  弘兼 「俺もそうです」

「この人、どうしてしゃべらないの?」と思わせるほど
黙って・・・たまに視線を向けて・・・主導権をとりましょう。

弘兼 「これは奥田さんだからできるんですよ」

奥田 「1日は長いですから、
     『こんなに喋る人 イヤ!』ってなるんです。
     相手が質問をしてきて、そこから知識を少しずつ出していくんです。
     機関銃のように出しちゃダメ」

  2.自分をさらけ出したうえで、優しさで包んであげる

・世の男子は、最初からカッコつけ過ぎである!

  奥田 「自分のダメなところは自分が一番知ってる。
       自分のダメなところを最初にさらけ出せば
       あとは“足し算”で積み上げていけば・・・。
       最初に虚飾に覆われたものを積み上げていくと
       どんどん崩れていくんです」

  弘兼 「それもできないなぁ・・・」

次に奥田さんが披露したとっておきの手段は・・・

  イチかバチか、最初のデートで大ゲンカ、イジめ泣かせる。
  『二度と会いたくない』と相手に思わせ
  後日、電話がかかってきても出ない――というように
  相手に悔しさを植え付け“気にさせる”・・・というもの。

奥田 「そういう方が“確率”がいいですよね」
弘兼 「奥田さんだからでしょう!
     普通の人は突き放された瞬間に
     『二度と会いたくない!』って言われますよ…」

 
石川 「大多数の人は
     自分の欠点は見せたくないですよね」

奥田 「人は欠点だらけなんだよ。
     目の前にいるだけで欠点さらけ出してるといい」

  3.いいオスは“匂い袋”を持っている!

・男子たるもの、フェロモンを失ってはいけない!
 フェロモンが衰えてくると、加齢臭になる・・・。

  奥田瑛二さんの体験によると
  ある女優さんが、若い俳優の皆さんを交えた酒席で突然
  奥田さんの首筋の匂いをかいで言いました。

「奥田さんの匂いはあなた(若い人)達とは全然違う!
 そういう匂いがないからモテないのよ!」

  さぁ、皆さんも今すぐ首筋の匂いをチェック!
  そして、当ダンディズム講座で学んだことを
  実践してはいかがでしょうか。

  ただし『奥田瑛二さんだからこそ可能』といえる要素も
  多く(全て?)含まれます。
  ご自身の責任においてチャレンジしてください。

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団塊ホームルーム

昭和レトロアイテムは『VANのコート』

 1966年(当時高校1年)購入の
 VANのコートで颯爽と登場。
 
 町田忍さんは40年前から
 体形がほとんど変わっていないとか。
 
 気になるお値段は「20,000円ちょっと」
 今の10万円以上の高級品です。

ちなみに、弘兼さん、奥田さんともに当時の仕送り額は2万円だったとか。

奥田 「寝ても覚めても“アイビー、アイビーの
     アイビー少年で『MEN'S CLUB』を見ながら
     学生服から何からテーパードスラックスに
     直しましたよ。自分でミシンをかけて」

※この話題については町田忍さんのコラムも合わせてご覧ください。

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お送りした曲目

ナカナカ見つからない / スリー・ファンキーズ
  (弘兼セレクション)
コットン・フィールズ / クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
  (奥田瑛二さんのリクエスト)
あなたに夢中 / キャンディーズ
  (RN・パーマン320号さんが初めて買ったレコード)
アナスタシア / パット・ブーン
  (弘兼セレクション)

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奥田瑛二さんの名言・好きな言葉・禁断のイラストはこちらをご覧ください。

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