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放送レポート

8月7日 ゲスト:片岡鶴太郎さん

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テーマ『キーワードトークで振り返る
         鶴太郎さんのマルチ人生55年!』
       
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 ゲストは、
 “モノマネ”で人気を集め、お笑い芸人として活躍後、
 趣味のボクシングではプロのライセンスを取得。
 元WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
 鬼塚勝也さんのトレーナーを務め、
 俳優、さらには画家として、
 幅広い分野で多彩な才能の発揮している
 片岡鶴太郎さん。

お聞きしたい話題がたくさんありすぎて絞りきれない――という判断の下、
“テーマ”は運まかせ、番組2度目の抽選式キーワードトークを
繰り広げていただきました。
 
  時にモノマネを交えて・・・
  文化放送では、かつてお送りしていた『片岡鶴太郎の土曜日は鶴日和』でもおなじみ
  “鶴ちゃん”がラジオの世界に帰ってきた!
 
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『渥美 清さん』
 
「芸人になりたいと思ったのは、子供の頃、渥美 清さんを見たからなんです」 
 
テレビドラマで棟方志功さんを演じる渥美 清さんの姿に憧れ、
芸能界入りのきっかけになったという片岡鶴太郎さん。
 

鶴太郎さんが最初に引いたキーワードは『渥美清さん』
 
片岡 「このドラマを見て、なんて素敵な仕事なんだろう――と、
     それからなんです」

 
なお、片岡鶴太郎さんも35歳の時に、棟方志功さんを演じています。
 
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『タモリさん』
 
「絵を描くきっかけはタモリさんです」
 
『笑っていいとも!』で共演していたタモリさんと鶴太郎さん。
 
タモリさんが描く似顔絵は、特徴をとらえることが巧妙で、
「ある種の尊敬とジェラシーを持っていた」そうです。
 
  鶴太郎さんが本格的に絵を描きたいと思った時、
  銀座のクラブで、村上 豊先生を紹介したのがタモリさん。
 

 
三人で似顔絵を描いた――というこの席では、
村上 豊かさんから次のような言葉をかけられたそうです。
 
「“絵”はうまければいいってもんじゃない。
 “芝居”がうまいっていったって、それよりも人物になりきることがいい。
 モチーフの特徴だけを描けばいい。
 あなたとか、タモリさんとか、こういう方が絵を描いたほうがいい」

 
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『???さん』
 
「この方、名前を読んじゃうと面白くないので、
 この方にまつわる話をさせていただきます」

 
キーワードが書かれた紙を開いて、一瞬考え込んだ鶴太郎さん。
紙に書かれていたのは、どうやら人物のようですが・・・
 
   2000年公開の映画『しあわせ家族計画』に、
   名取裕子さんとの夫婦役で出演した鶴太郎さん。
 
   家庭内暴力で母親に手を上げる中学生の子供との
   “取っ組み合い”のシーンの撮影の際に、鶴太郎さんは腰を痛めてしまいます。
   (腰椎が外れてしまったのだとか)
 

 
そして月日は流れ・・・
去年の今頃、テレビの収録の際に、楽屋を訪ねてきた俳優とは・・・
 
  「鶴太郎さん、10年前、中学生約でお世話になりました 小栗 旬 です」
 
片岡 「えぇーっ!?あのときの中学生って小栗君なの??
     その時は全然、思いもしなかったんです」

 
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『腹七分目』
 
身長173センチで、体重は77~78キロ弘兼憲史さん。
 
  一方、鶴太郎さんは47キロと、その差はなんと30キロ!
 
弘兼 「最近は、フルコースを食べても、
     最後のメインが食べられなくなりました。
     ・・・でもそれは、酒の飲み過ぎだと思います」

 
片岡 「“ちょっと物足りないな”というくらいでおさえておくと、
     1時間後は、ちょうどいい腹具合なんですよね」

 
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  弘兼 「お茶碗のご飯を 3分の1ぐらい残すようにしてるんですよ。
       でも、そのあとお菓子とか食べたら同じこと…(苦笑)」

  石川 「最初から食べる分を入れたらいいじゃないですか(笑)」
  
大のワイン党で、帰宅後は寝る前に1時間ほど、
テレビやDVDを観ながらお酒を飲むのが日課の弘兼さん。
  
弘兼 「“お酒だけだと肝臓に悪い”という大義名分の下、
     カラスミと大根をスライスしたものを・・・(苦笑)」

 
体重差30キロのワケがハッキリ伺えた瞬間でした。
 
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『筆』
 
「筆で書くとき、筆の上のほうを持ちますか?」 
 
“商売道具”『筆』を引き当てた画家・鶴太郎さんに質問する弘兼さん。
 
  漫画家は、ペンの下のほうを持つのが基本なのだそうですが“流線”を描くときは…
 
弘兼 「手が柔らかく動けるんで、ペンの中軸から上を持って描くんです。
     (下のほうだと手の動きが)かたくなっちゃいますよね。
     筆は上を持ったほうがストロークが長いですから描きやすいですね」

 
なお、鶴太郎さんの回答は…
    「書とか、線を描くときは上のほう。絵具の場合は、中央付近」
 
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『プッツン』
 
1986年の流行語大賞「大衆賞」を受賞した“プッツン”の名付け親・鶴太郎さん。
 
片岡 「『プッツン5』とか、番組のタイトルになっちゃうんですからすごいでしょ。
     (コメカミを指差して)
     この辺がプププププ・・・プッツン!!とかやってたんです、当時」

 
石川 「(大爆笑)
     この20年ぐらいの間に“一般動詞”として定着してるということですね」

 
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(画像をクリックすると別画像を表示します)
 
ここで――『プッツン』は今の辞書に掲載されているのか??――という疑問が。
 
  掲載されている辞書もあることがわかり、スタジオ一同…納得!
 
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『10年後の自分』
 
10年後は65歳鶴太郎さんと、(9月の誕生日を迎えて)73歳弘兼さん。
将来設計をすることなく、先のことを何も考えない――という二人が
最も意気投合したテーマが「10年後の自分」
 
弘兼 「行き当たりばったりなんです。
     人生プランを考えると、それに縛られる自分があって、
     かえってストレスの元になりますね」

 
漫画家(弘兼)、芸人・ボクサー・画家(片岡)という
一般的とはいえない職業を選んだことこそ
“先のことを考えない生き方”を証明していると声をそろえる二人。
 
片岡 「10年後は・・・考えてないです」
弘兼 「結論は『10年後は知りまへん』みたいな(笑)」
 
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お送りした曲目
 
私のお父さん ~オペラ「ジャンニ・スキッキ」 / モンセラ・カバリエ
  (弘兼セレクション)
夏の日の恋 / パーシー・フェイス・オーケストラ
  (弘兼セレクション)
CHA-CHA-CHA / 石井明美
 
夢の背中 / 片岡鶴太郎
 
花咲く乙女たち / 舟木一夫
  (片岡鶴太郎さんのリクエスト)
エリーゼのために(ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ)
  (RN・ネーブルさんが初めて買ったレコード)
おそ松くんのうた / 加藤みどり、田上和枝、小林恭治
  (片岡鶴太郎さんが初めて買ったソノシート)
春夏秋冬[はるなつあきふゆ] / ビリー・バンバン
  
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片岡鶴太郎さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。

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