ドコモ団塊倶楽部

放送レポート

2月26日 ゲスト:渡辺貞夫さん

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テーマ『渡辺貞夫 音楽生活60周年スペシャル!
           ジャズ喫茶“団塊倶楽部”へようこそ!』
   
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ジャズ・ミュージシャンの渡辺貞夫さんが
「団塊倶楽部」に登場!

(画像をクリックすると拡大します) スペシャルウィークにスペシャルなゲスト!
 世界的なジャズミュージシャン
 “ナベサダ”さんこと渡辺貞夫さんが
 「団塊倶楽部」2時間の生放送に登場!!
 
 スタジオは“ジャズ喫茶”と化して
 “マスター”渡辺貞夫さんと
 “常連客”弘兼憲史さんが
 時間を忘れて、
 ジャズへの目覚めからバークリー留学時代、
 世界の音楽の話題に、
 ゴルフ、サッカー、お酒・・・、
 果てはジャケ(!)の話まで飛び出した極上の2時間!



ジャズに目覚めた少年時代
 
渡辺貞夫さんとジャズとの出逢いは戦後、
アメリカのポピュラー音楽が日本に広まった少年時代。
学校から帰宅すれば毎日 ラジオにかじりつき…、
ビング・ クロスビー主演『ブルースの誕生』が上映されれば
映画館に通い詰めて・・・
 
(少年時代の主人公が)カッコいいクラリネットを吹くんです」(渡辺)
 
  友人の父親が映画館の支配人だったこともあり、
  上映中(一週間)学校帰りに
  演奏シーンだけを聴かせてもらっていたそうです。
 
渡辺 「すっかり憧れちゃいまして…」
 
そして、地元・宇都宮の楽器店で見つけた3千円の中古クラリネット。
 
渡辺 「高かったんですけど、
     3千円だったら買ってもらえるかな、と思って
     しつこく親に迫りまして買ってもらいました」

 
映画館の支配人がタンゴバンドのバンドリーダーでもあった縁で
バンドに加わると、数ヵ月後にはダンスホールで演奏するまでに。
 
渡辺 「ひと晩100円いただいていました」
 


サックスとの出会い
 
 クラリネットを始めて1年後、
 「金色の曲がった楽器がカッコいい」
 憧れたのがサックス
 
 きっかけはここでも“映画”。
 『銀盤の女王』の中で演奏する
 ビッグバンド――
 とりわけサックスに惹かれた渡辺さん。

  今度は、2万4千円のサクソフォンを買うため、
  古電線・クズ鉄を集めるなどしてお金を用意。
 
弘兼 「当時のサラリーマンの月給よりはるかに多いですね」
 
渡辺 「僕らの卒業した時、月給が6~7千円の時代でした」


音楽とゴルフ――道具選びの共通点
 
楽器が上達するには練習あるのみ。
 
「一日10分15分でもいいから親しむことが大切ですね。
 納得する音を作るのが大変なんです」
(渡辺)

 
リガチャー
 (サクソフォン、クラリネットなどのリード楽器のリードを固定する器具)使用や
マウスピースの種類を選ぶことで、演奏が“楽”になりますが・・・
 
渡辺 「楽に出る音は楽な音しかしなくて
     手ごたえがないので面白くない。
     かなり悪い条件で楽器を扱ってます」

 
楽な道は選ばない――という渡辺貞夫さん、
そのポリシーは音楽だけではなくゴルフでも貫いているようです。
 
渡辺 「カーボンシャフトなんてのは許せない(笑)」
 
  「さすがにドライバーだけはカーボンになりました」
  アイアンは今でもスチールを愛用。
  それでも、アイアンの飛距離は、ゴルフを始めた時と変わらないそうです。
 
弘兼“エージシュート”をお出しになる・・・?」
 
渡辺 「それは無理でしょうけどね(笑)
     70(歳)代に70台のスコアはあったんですけど」

 

 
  弘兼 「でも あと2年で80歳ですから、
       エージシュートは可能ですよ」

 
  石川 「それは狙ってやったりするものなんですか?」
 
  弘兼 「それはそうですよ。
       ゴルファーにとって“エージシュート”は夢ですからね」

 
78歳という年齢がたびたび話題になったこの日の放送、
音楽はもとより、ゴルフ、そして“最近、初めてワインで酔った”という
お酒の話題でも年齢を感じさせない渡辺貞夫さんに
スタジオは驚きの声が絶えませんでした。


次世代のミュージシャン育成へ
 
渡辺貞夫さんは4月から
国立音楽大学 ジャズ専修の招聘教授に就任。
 
いったいどのような授業になるのでしょうか――?
 
渡辺 「これから相談するんですけど、
     ワークショップというか、若い人たちと一緒にセッションして。
     あとは年食った分だけできるアドバイスがあるんじゃないか、
     ということです」

 
国立音楽大学ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラは
山野ビッグバンドジャズコンテストで
最近7年間(2004~2010年) で優勝6回 準優勝1回。
 
 
 渡辺
 「僕は若いミュージシャンを探しに
  “遊びに行く”というか…
  みんな非常にまじめで
  一生懸命でかわいいですよ」



渡辺貞夫さんのライブ スケジュール

 
■3月25日(金) 神奈川県横浜市・鶴見区民文化センター
■3月31日(木) 福島県いわき市・パレスいわや
■4月 1日(金) 福島県郡山市・富や蔵
■4月 2日(土) 岩手県盛岡市・プラザおでって
■4月 3日(日) 青森県弘前市・スペースデネガ
 
ライブの詳細、
渡辺貞夫さんの最新情報は Sadao Watanabe Official Web Siteをご覧ください。


お送りした曲目
 
BOA NOITE / 渡辺貞夫
  (弘兼セレクション)
CALL ME / 渡辺貞夫
  (弘兼セレクション)
ELIS / 渡辺貞夫
 
CALIFORNIA SHOWER / 渡辺貞夫
 
TIMES AGO(For Tibetan People) / 渡辺貞夫
 
何処[いずこ]へ / ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
  (リスナー・雅夫さんが初めて買ったレコード)
NOT QUITE A SAMBA / 渡辺貞夫
 

渡辺貞夫さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。

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