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2007年10月14日 栃木県・下野市 JAおやま国分寺支店 農産課 課長 白石渡さん

栃木県・下野市は、関東平野の北部、栃木県の中南部に位置。平成18年に国分寺町を含む3つの町が合併してできた町。
ゆうがおの栽培が伝わったのは今からおよそ300年前。ゆうがお作りが盛んに行われていた近江の国。現在の滋賀県の将軍が、領地がえで栃木県の城主になったのがきっかけ。ゆうがおの種を取り寄せたのが、始まりだと言われている。
ゆうがおから、どのようにしてかんぴょうを作るのかというと、ゆうがおを収穫したあとに、専用のカッターで薄くかつらむきし、それを同じ幅・長さにそろえ天日干しする。全て手作業で行うため、大変な肉体労働。かんぴょうづくりは、夜明けと共にスタート!
ゆうがおを栽培するにあたって苦労している事は、ゆうがおの実は非常にデリケートで収穫したらすぐに加工しなければいけない。そのため収穫時期である7~8月になると、深夜2時か3時頃から収穫作業をスタート。この時期は、家族総出で行う家も少なくない。ゆうがおは、大きなもので7、8kgあるので結構重い。
今年は猛暑の影響で、畑がからからで水遣りに苦労した。