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2010年2月14日  ひまわりの焼酎

一昔前は「焼酎ブーム」がありましたが、いまやブーム
ではなく、焼酎は定番のお酒になりました。

今日は、「ひまわりの種」を使ったちょっと珍しい焼酎のお話です。

栃木県・小山市 市長 大久保寿夫さんです。

◎はじめに小山市に関して教えて下さい。
 
小山市と聞くと、小山遊園地を思い出す方も
多いのでは・・・!?
現在は遊園地ではなく、商業施設になっています。
自然豊かな土地で、特産品は、ビール麦とはと麦、かんぴょうなど。
ビール麦とはと麦は、日本一の生産量を誇っています。

◎小山市では「ひまわりの焼酎」が作られているそうですね?

平成20年から、市内の「道の駅思川(おもいがわ)」周辺の休耕田を利用し、
地元の農家の協力を得て、春は菜の花、夏はひまわりを植えていた。
市民や市の職員が中心となり栽培していたが、ひまわりの種を有効に使えないか?という声があり、試行錯誤するうちに、ひまわり焼酎に辿り着きました。

◎どうやって「ひまわりの焼酎」を作るのですか?

9月中旬にひまわりの花から種を取り、2週間ほど乾燥させる。
乾燥は地元の農家のビニールハウスを借りて行っている。
その後は、種を焙煎し、砕き、もろみと合わせ発酵。
発酵させたものを沸騰→3か月ほど寝かし、3月中旬から出荷している。
焼酎の仕込みは、福岡県の酒造会社に委託しています。

◎どれくらいの量を出荷するのでしょうか?

720mlの瓶で、3800本の焼酎が、できる予定。
今年は、208kgの種の収穫があった。
1本当たり、およそ50gの種を使っている。

◎焼酎の評判はいかがでしょうか?

焙煎されたひまわりの種が香ばしく、まろやかな飲み口と好評です。
飲み方としては、ロックや水割り、お湯割りがおすすめです。


◎ひまわり焼酎はどちらで、購入できるのでしょうか??

「道の駅思川」か、市内の酒造店 野崎本店で販売しています。
720ml1300円です。