第68回 まだまだ音楽の神様が導いてくれそう...スカート・澤部渡さん 2019/02/06 18:18

個人的に最近、本当にラジオでよく耳にしていたアーティスト様だなぁと思います♪

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「大学1年生だった2006年、架空のバンド『スカート』を1人で立ち上げましたー。多重録音を中心に活動を始めて、メンバーがいた時期もあったんですけど、それもうやむやになり(笑)、また1人になって、2010年に『エス・オー・エス』というCDをリリースして、そこからライブも含めた活動も本格化しましたー。」

という自己紹介(↑これは一部)がまったく淀みなくスラスラと(今ならradikoタイムフリーで聞けますので是非)。そしてお話を進めながらも、「えー」とか「うーん」といった、誰しも会話中に発するような、言葉ではないけどトークの間に発するようなものが本当に少ない方で。
しゃべり手のわたしが見習わなくてはいけないほどの、淀みなく的確で早い受け答えに本当に驚かされた今回の対面でございました。

そして驚くべきはもちろん、音楽遍歴に関しても!
'音楽というのはポップであるべきだ、と教えてもらった'と評した、(金剛地武志さん率いる)yes,mama ok?というバンドで、いま澤部さんはサポートドラマーを務めていたり(!)、好きなバンドとして挙げておられたムーンライダーズ/カーネーション/スピッツ この3組とはすでに一緒にお仕事をしている...という!!
「運がいいんです、とにかく」と澤部さんご自身はおっしゃっておりましたが、ただ運がいいだけではない導きのようなものがある、とわたしは思います!

今回は、1/23にリリースになったばかりのシングル『君がいるなら』を持ってスタジオへ(澤部さんが手にする右側のジャケット)。
こちらは新曲ですが、カップリングで入っている3曲め『すみか』について。実はこの曲は過去曲の再録...とディレクターが気づきお聞きしたら、「今、音楽的にいい環境が整いつつあるので、あまりお金をかけて録れなかった時代の曲をちょっとづつ録り直しているんです」とのこと。この先も新曲はもちろん作りながら、再録も手がけていきたいそうです。同時に、過去に澤部さんが自主制作で世に放っていたCDはすでに入手困難になってきているものも。
澤部さん曰く「(再録と過去の音源を)聞き比べても、違いが分かりづらいかもしれない」とのことですが、そのちょっとした違いが、それぞれがまたとってもいいんですね。過去録音の音がこもっている感じだったり、再録の音はボーカルの声も含めてバランス良い感じとか(あくまで個人の感想)。
音源もデータ化して、再生プレイヤーも携帯だったりPCを通してしまう今日この頃。いち音楽リスナーとして、こういう音楽の聞き方の楽しみ方があってもいいんじゃないかなぁ、なんてことも思ったりした今回のインタビューでした。また、次回お迎えする時が楽しみです♪



【1/31 On Air楽曲】
M-1;ありがとう/SUPER BEAVER
M-2;君がいるなら/スカート
M-3;Aurora/NEIGHBORS COMPLAIN(1月マンスリーエンディングソング)


【次回ゲスト】
1月のエンディングソングを歌う、NEIGHBORS COMPLAINをお迎えします!
前回から約半年ぶりにお会いしますが、この半年間はどうされていたのかな...なんて、お茶飲み話の雑談のような感じではじめていこうかと思います(笑)!

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