第83回&84回 「人は人、自分は自分」ー中田裕二さんー2019/05/27 08:26

しかし今回(特にゲストご登場1週目のほう)、わたくし、「あっ」とか、「はっ」「わっ」など...感嘆詞が多い多い(笑)!
それも仕方ない。ゲストはこの方ですもの!

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「38歳、牡羊座!」と自らのご紹介もカワイイ(と、つい言ってしまう)中田裕二さん!

5/15にニューアルバム『Sanctuary』をリリースした中田さん。このリリースタイミングで初めて番組にお迎えできて良かったの一言です。番組でもお話しした通りで、もはや'中田裕二というジャンル'が確立されたと唸らざるを得ない8枚目のアルバム。
しかしながら中田さんご自身も(挙げたらキリがない中でも)井上陽水さんや玉置浩二さん、長渕剛さんなど「絶対にジャンルに分けられない」、こんなアーティストになりたいと思って自分も目指しておられるところはあった、と。
中田さんはソロになってカバーアルバムをリリースしていたことがあります。正直なところをご本人に申し上げたのでここにも書かせていただきますと、その時は、中田さんという歌い手はどこに向かうんだろうか...と思っていました。しかし、昨年末にライブ(@日本橋三井ホール/このホールを使っている回数が暫定で最も多いアーティストとのこと!)を拝見した時に耳にした生演奏でのカバー、そして、今回リリースになった楽曲たちを聴きながら。「楽曲をカバーすることによって、中田さんは歌い手として成長したのかもしれない?」と初めて思えたのでした。実際に中田さんご自身も「カバーを歌って、学ぶことが多かった」と話しておられたのでした。

『Sanctuary』は、日本語で'聖域'。そんなタイトルのアルバムになったのはアルバムに同タイトルの曲があるのはさることながら、
「今の時代、自分が自分らしくいられる場所・聖域みたいなものがけっこう作りづらいというか。(聖域を)自分で作って、守っていくということが大切かなぁ」と。そう語る中田さんに、はっとさせられました。おっしゃる通りですね。オンエアはされていないのですが、インターネットでいろいろなものを見たり聞いたりできてしまうことも一因ではある、と。
中田さん、一人の男性としての考え方や表明の仕方も素敵になっていたなぁと思う機会になりました。

ちなみにこちらもオンエアはされていないのですが、そんな中田さんの聖域はと言うと「居酒屋!自分の聖域の居酒屋を守らなくては〜!」に爆笑!
実はわたし、中田さんには三枚目的なところがあって、そのギャップがすごく面白い方だなぁと思っていたところがあります。今回、お話の端々にそんな雰囲気もお届けすることができたかな、と思っています(5/20オンエア分はまだradikoタイムフリーで聞けますので、是非)♪



【5/13 On Air楽曲】
テンション/中田裕二
*ニューアルバムは「洋楽的な音の鳴り方を意識して作った」とも。アルバム中盤にこの曲がいいアクセントになっていると思います。

【5/20 On Air楽曲】
月の憂い/中田裕二
*「この番組の時間帯にピッタリな1曲ですね」と言ったら、「夜中、孤独な時間に合うでしょう?」と中田さん。この曲に限らずアルバム全編通して、'酔いしれて'いただきたいです。

【アフタートーク】
中田裕二さんとのアフタートークも、番組と連動している音楽情報サイト・mu-mo station内の『media station』にアップしました!
中田ファンのみなさまお待たせしました、中田さんの'聖域'・居酒屋トークもおたのしみください→コチラのサイトへ


【5/27&6/3のゲスト】
バンド名を『セックスマシーン‼︎』に改名した彼らが、神戸から再びやって来る...!!!
どこがどう改名されたのか?アメリカ行脚のゆくえは??6月リリースのミニアルバムは傑作との噂が!?
真面目にロックンロールを鳴らし続ける4人組が今回も語り尽くします!

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