浜松町STORY

2018.01.05

浜松町はこれからどうなる?

明けましておめでとうございます。陸、海、空の全ての玄関に通じる「浜松町」。 増上寺、芝離宮、東京タワー、芝大神宮、世界貿易センタービルなど、昔から有名な観光スポットが集まる場所ではありましたが、これから急激に再開発され、発展していくとされている今最も注目されているエリアとなっています。

●世界貿易センタービルが変わります。

浜松町のシンボルタワーといえば「世界貿易センタービルディング」。 もともとあったビル(本館)の建て替えを含め、複合ビル5棟を建設する計画です。南館は2021年1月に完成予定。本館は南館完成後に解体し新しいビルになります。この本館が完成する予定の2027年末には、世界貿易センタービルは、JRとモノレール、そしてバスターミナルも新しくさらに便利になり、国際会議場の整備や外国人滞在者の支援機能も備えた国際ビジネスセンターになります。

●竹芝に大規模施設。浜松町駅から歩行者デッキでつながります。

浜松町駅の東側、竹芝エリアでは、浜松町駅から歩いて高速道路の先の約1.5ヘクタールの土地に、39階建ての業務棟と21階建ての住宅棟を合わせた施設が建設中です。完成目標は2019年度中。大規模な緑化テラスや浜離宮・東京湾を一望できるラウンジも作られるそうです。 駅から歩いて5~6分の場所ですが、なんと駅からこのエリア、そして竹芝ふ頭まで、首都高をまたいで長い歩行者デッキが作られます。

●竹芝ウォーターフロントには文化・芸術を核とした新たなエリアが。

さらに海際では、ホテルや劇場がある竹芝ウォーターフロント開発計画が進行中。劇団四季がある付近です。高級ホテル、オフィス、商業施設等の入った複合ビルと劇団四季の劇場[春]・[秋]、そして屋外広場などが一つにまとまった文化・芸術を核とした新たなエリアになります。四季劇場の再開は2020年を予定しているそうです。

●東芝ビルも変わる。

東芝本社が入居する浜松町ビル(東芝ビル)とその周辺エリアの開発も計画されています。2020年度から約10年かけて東芝のN棟とS棟を建て替え、オフィスや商業施設、ホテル、住宅などを含めた新しいビジネス・観光拠点にするそうです。小型船ターミナルなど観光スポットの整備も行われます。

●汐留イタリア街にも動きが。

汐留イタリア街にもこの年末、ちょっとした動きがありました。 汐留イタリア街の中の都が所有する一部エリアが民間グループに売却されたそうです。イタリアの街並みの雰囲気に合わせた音楽や飲食を楽しめる建物が2020年にできる予定だそうです。

いかがでしたでしょうか。

2020年の東京オリンピックまであと2年。そして夢リニアモーターカー「リニア中央新幹線」(2027年開業予定)も品川駅に停車するなど、浜松町エリアには今後目が離せません。 「工事が多いな」と思う浜松町ですが、完成した姿を想像するとちょっとワクワクしませんか?

文化放送も、浜松町駅前の放送局として、周辺エリアをさらに盛り上げていきます。 また情報発信の拠点として、スマホやパソコンで聴けるradikoで配信したり、新しくFM91.6でも聴けるようになったりと、サービスの充実も進めています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

0105V.jpgのサムネイル画像

↑文化放送から見た世界貿易センタービル。右が新築中のビル。

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