浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2018年5月28日  皆んなの想い出

いつもの自然公園。
鳥の囀の向こうから、 軽快な音が聞こえた。 
麓について、ああ納得。
小学校の運動会の音楽だった。 
校庭を見ると、子供たちが紅白の大玉を転がしている。
 今もあるのだなあ、大玉送り。
もっとも、大玉の材質が変わったようだ。
転がる大玉がゴム製だろうか「ビヨンビヨン」とたわんでいる。
今から約半世紀前、私の頃は、竹で骨格を作り、
それに紙を張ったモノだったと記憶している。
学校の運動会といえば、どんなシーンを思い浮かべるだろうか。
騎馬戦や徒競走、お昼の弁当も記憶にある。
昼ご飯を食べ過ぎて、午後のやる気が極端に落ちた思い出も。
運動会の主役は、勿論子供達。
一方で社会の変化とともに、運動会の内容や演出も
様変わりしていると聞いた。
運動会で時短が進んでいるというのだ。
地域によっては運動会は午前中だけの開催と聞く。
理由はいくつかある。
5月といっても暑い。
そんな時、長い時間屋外にいれば児童が熱中症になる恐れが。
保護者に場所取りの負担がある。
共稼ぎの親も多い。
では、どうやって午前中で終わらせるのか。
まずは、開会式を20分ほど早める。
次に、すぐに全校児童が参加する競技から始める。
競技の数も減らす。
競技や演技の合間の時間も少しずつ短くし、
運動会を昼前に終わらせる。
そして昼ご飯は、各家庭に委ねる。
一方、競技とは別に、外国籍児童に対応するため、
運動会の演出を変える学校も出てきているという。
中には運動会で、子どもたちに母国語で種目などを紹介してもらう
学校もある。
英語、中国語、韓国語、タガログ語、ロシア語。
そんな話を思い出しながら大玉送りを眺めていた。
その場面で流れていた音楽。 
50年前、私が耳にした 天国と地獄ではなく、
 ダンシングヒーローだった。
時は流れているのだ。


皆んなの想い出
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