浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2018年8月20日 過ごしやすい気温

連日の猛暑から一転、17日金曜は暑さが和らぎ、涼しいと感じた。
東京は30度。8月下旬の気温だった。
日本列島は7月8日以来、40日ぶりに35度以上の猛暑日の地点がゼロだった。
それにしても、30度で涼しいと感じるとは。
調べてみると、人が涼しさを感じる要因は
湿度の低下によるものが大きく、
同じ気温でも低い湿度の方が体感的に涼しく感じるのだそうだ。
この日の湿度は40%台だったと記憶している。
同じ日に北海道・大雪山系、黒岳山頂付近では
降雪が確認された。
気象台が昭和49年に記録を取り始めてから最も早い初雪だ。
秋の味覚、サンマの入荷が仙台市の市場で17日競りが行われた。
秋はもうすぐそこにあるのか。
と思いきや、8月末にかけては再び暑さがぶり返すようだ。
一方で心配なのが台風。
南の海上を北上中の台風19号と20号が、
21日以降、相次いで日本列島に近づくおそれがある。
強い台風19号は、現在、本州の南の海上を西よりに進んでいる。
21日には、暴風域を伴ったまま九州南部や奄美、沖縄にかなり接近する見込み。
このあと海上では次第に波が高くなり、21日には陸上でも風や雨が強まって大荒れとなる見込みで、
暴風や高波、大雨に警戒が必要だ。
また18日、さらに南の海上で、台風20号が発生し、
19号の後を追うように北上する予想で
23日から24日頃にかけて西日本から東日本に近づくおそれがある。
今週は2つの台風の情報に注意、警戒が必要だ。
今年発生した台風は、これまでに20。
8月までの発生数は、統計を取り始めた昭和26年以降
4番目の多さ。
特に8月はすでに8つの台風が発生し、平年の5.9を上回っている。
12日からは5日連続で台風が発生し、18日も台風20号が発生した。
1週間で6個の台風が発生、8月だけで8個の台風が量産されている。
この大量発生には、気圧配置と海水温が大きく関係しているようだ。
今年の8月は、インドモンスーンという西風が平年より東まで拡大している。
この風が太平洋高気圧の縁を回る東風とぶつかるため、
日本の南海上では対流活動が活発になり、
台風が発生しやすい状態になっているという。
また日本の南海上は海面水温が27℃以上あり、
台風の発生・発達に十分な温かさとなっている。
このため、対流活動が活発なエリアで台風が発生すると、
発達を続けて北上することになる。
一方、台風は太平洋高気圧の縁に沿って北上するため、
太平洋高気圧の張り出しが弱いと、日本に接近しやすくなる。
今年は8月に入ってから太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱く、
南海上で発生した台風が日本に接近しやすい気圧配置になっている。
この8月は台風の大量発生が続いているが、
9月以降も油断できない。
10月中旬にかけて、台風の接近や上陸の恐れがあり注意が必要だ。
台風の心配が去る時には、冬支度などとなるのだろうか。
近年は何が起きるかわからない。
週末、近所を散策した。
稲穂が朝陽に輝いていた。
無事に収穫できますよう、そう願った。
過ごしやすい気温
過ごしやすい気温
無事収穫出来ますように
無事収穫出来ますように

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