浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2018年11月5日 祈幸福

9月6日、最大震度7に襲われた北海道・厚真町、安平町、むかわ町。
あれから2か月。
現地はどうなっているのか調べてみた。
ことし9月の地震で、厚真町、安平町、むかわ町では
1000棟を超える住宅が全壊や半壊の被害を受け、
北海道は被災者向けに合わせて130戸の仮設住宅を建設した。
その仮設住宅にようやく入居できるようになり
引っ越しの作業が本格化しているそうだ。
3つの町では今回建設された130戸を上回る入居の希望があり、
今月末までに93戸が追加で整備される予定。
そんな中、大きな被害を受けた安平町を支援しようと、
町の特産品を販売する催しが札幌市で開かれた。
会場では、安平町で収穫されたジャガイモやにんじん、
それにハスカップのジャムといった町の特産品が販売された。
また、日本で初めての本格的なチーズ工場が作られた
「チーズ製造発祥の地」として知られる安平町で作られた
チーズも食されたという。
一方で、地震から2か月近くがたった今も120人余りが
避難所での生活を続けている。
心配なのがエコノミークラス症候群。
エコノミークラス症候群は、狭い場所で長時間同じ姿勢をとり続けると
足に血の塊ができ、肺の血管などに詰まるもので、
最悪の場合死に至ることもある。
これからの季節、気温が下がると血液の循環が悪くなるため、
発症のリスクが高いという。
予防方法は水分補給や運動を続けることだが、
高齢になると、それも困難となるようだ。

東日本大震災から7年8か月。
縁あって、私が定期的に訪れている宮城県気仙沼市では
最後の仮設商店街が10月いっぱいで閉鎖した。
気仙沼市は、震災後、被災した事業者が入居できる仮設商店街を
10か所設け、飲食店を中心に、最も多いときで148の事業者が
利用していた。
10月初めの時点でも4つの商店街で合わせておよそ30の店舗が
営業を続けていたが、仮設商店街への国の支援が今年度まで
となっていることから気仙沼市は10月末で退去を求めたという。
中には移転先のめどが立たず廃業する予定の事業者もいるという。
気仙沼市は今後、個別に聞き取りを行い支援を考えている。
首都圏も他人事ではない。
いつ起きるかわからない首都直下地震や南海トラフ巨大地震。
一度被害を受けると、復旧・復興には時間がかかることがわかる。
祈幸福
祈幸福

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