浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2019年1月21日 時が経っても

1月17日は阪神・淡路大震災の日。
1995年、1月17日午前5時46分。
あの地震で6434人が亡くなり、約30万人が被害を受けた。
阪神淡路大震災の教訓は3つあると言われている。
1、 建物耐震や家具などの固定の必要性
6436人の死者のうち、約80%が建物の倒壊の圧迫死。
また、ケガをした人のうち約70%が家具の転倒やガラスの飛散だという。
「震災前から結果はわかっていた」との指摘も聞く。
昭和56年6月より前の基準の木造住宅が多く壊れた。
多くの人が建物の倒壊で亡くなったこの震災以降、
国は耐震化に力を入れ、耐震化率は少しずつ改善し
住宅の耐震化率は82%、商業ビルやホテル・旅館、病院などは85%と
推計されている。
それでも耐震性不足の住宅は900万戸残されているという。
2、 救助の迅速化
家屋の倒壊で圧迫死した人の80%が15分以内に亡くなっている。
即死と言われているが、これは時間の短さと
その場で亡くなっていることを意味している。
救助は時間との戦いなのだ。
3、 共助の大切さ
公助、つまり行政の対応には限界がある。
家屋倒壊から助け出された人の80%が家族や近所の人の力だった。
自力で脱出した人を合わせると95%に上る。
自分の命は自分で守る。隣近所はみんなで守る。
1人の力はみんなの力、みんなの力は1人の力。
互助の精神が改めて大切なのだ。
専門家などからは
「地震が人を死なせるのではなく、人が作った建物が人を死なせるのだ」
という言葉をよく聞く。
南海トラフ巨大地震の発生は確実に近づいていて、
首都直下地震のリスクも高まっている。
阪神・淡路大震災の教訓をあらためて確認し、
耐震化を急ぐ必要がある。
同時に、「自分たちに出来ることは早急にやっておかなくてはいけない」
そう、強く感じている。
備えあれば患いなし
時が経っても
時が経っても

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