浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 10時30分〜11時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2019年11月11日 令和の光

「人の真実は何にて知りぬべき。涙の外あるべからず」
臨済宗の高僧、沢庵は「涙」にこそ真実があると説いた。

11月9日、天皇陛下の即位を祝う民間主催の国民祭典が
皇居前広場を中心に行われた。
安倍総理や各界著名人、一般公募で選ばれた人や約3万人が参加。
皇居・二重橋「石橋」で、天皇皇后両陛下はコート姿で
「嵐」が歌う、この日の為に作られた奉祝曲をお聴きになった。

Ray of Water(水に差し込むまばゆい光)
君が  笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 今を  照らす
僕らの 喜びよ 君に  届け
はじめはどこかの  岩かげにしたたり
落ちたひとしずくの 水が平野流れ
やがて研ぎ澄まされ 君をうるおし
鳥たちをはぐくみ  花たちとたわむれ
あの大河だって   はじめはひとしずく
僕らの幸せも    大河にすればいい

ごらんよ 僕らは 君の そばにいる

君が  笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 今を  照らす
僕らの 喜びよ 君に  届け

星明りにじんで  ふと立ち止まったら 
雨の匂いのなかに 虹のうたを聴こう
かすかなそのうた まるでひとしずく 
静かにつながって 確かにつながって
青い空の下    夢など語りあう 
愛とか語りあう  それが僕の願い

ごらんよ 光は 君と ともにいる

君が  笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 時代を 照らす
僕らの 喜びよ 君に  届け

この奉祝曲を、笑顔でお聴きになっている天皇陛下の隣で
皇后陛下は、溢れるものを何度も拭われた。
その光景がとても自然で、私達との心の距離がグッと縮んだ気がした。

そして昨日、小春日和の晴天の中、
両陛下が広く国民に即位を披露し祝福を受けられるパレード
「祝賀御列の儀」が、東京の都心部で行われた。
天皇陛下はえんび服に最高位の勲章、皇后さまはロングドレスに
ティアラという姿で、オープンカーに乗り込まれ宮殿を出発された。
車列には秋篠宮ご夫妻や安倍総理大臣の車など18台の自動車と、
白バイやサイドカー、合わせて46台が連なり、
都心部のおよそ4.6キロのルートを時速10キロほどでゆっくりと進んだ。
沿道には日の丸の小旗を振る人達が、まさに鈴なり。
「陛下~、雅子さま~!おめでとうございます~」
約30分のパレードで、両陛下は大勢の人たちからの祝福に
笑顔で沿道に手を振り続けた。
沿道の歓声がどんどん大きくなっていく。
その時、皇后陛下のアップがテレビに映った。
皇后陛下の瞳が、御付けになっているティアラよりも光っている。
そして、ハンカチを目元にあてるしぐさをされた。
何とも言えぬ気持ちになり、私の視界が滲んだ。
そして、奉祝曲の結びが蘇った。

大丈夫 鳥は 歌っている  
大丈夫 空は 輝いてる
大丈夫 水は 流れている  
大丈夫 海は 光っている
大丈夫 君と 笑ってゆく 
大丈夫 君と 歩いてゆこう

令和という時代に、私はどう役に立てるだろう
そう思った。
令和の光
令和の光

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