JAバンクスポーツスペシャル
第45回全日本大学駅伝対校選手権大会

見どころ&注目のランナー

学生三大駅伝第2弾、全日本大学駅伝は、前回6位までのシード校に全国8地区の厳しい予選を勝ち抜いた19校、そして、オープン参加の地元、東海学連選抜の合計26チームで争われる『真の大学日本一決定戦』と呼ばれる大会です。
全行程44.5キロという出雲駅伝から距離が倍以上伸びるこの全日本大学駅伝は、愛知県名古屋市の熱田神宮西門前を8時5分にスタート。
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106.8キロで行われます。
また各区間それぞれ距離にバリエーションがあり、監督が区間配置に頭を悩ませる大会でもあります。


真の大学日本一は、どの大学か!?

学生三大駅伝第1弾、第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走は、駒澤大学が、前回青山学院大学がマークした大会記録を30秒も更新する2時間9分11秒の大会新記録で、15年ぶり3度目の優勝を果たしました。2位には、序盤の出遅れが響いた東洋大学、3位は日本体育大学、4位はアンカーの大迫傑が3人を抜いて意地を見せた 早稲田大学、5位は前回の覇者、青山学院大学が入りました。


そして学生駅伝第2弾、第45回全日本大学駅伝対校選手権大会は、関東からは、全日本3連覇、そして学生三大駅伝三冠への挑戦権を唯一持つ駒澤大学、昨季から三大駅伝において4大会連続2位の東洋大学、日本人学生トップランナー大迫傑を擁する早稲田大学、今年の箱根駅伝を制した日本体育大学、スピードランナーを多く揃える明治大学、外国人留学生のいる日本大学の6チームがシード校として出場。そして、今回、関東選考会組は7チームです。予選トップ通過の山梨学院大学、8大会ぶり出場の法政大学、久保田和真の欠場で出雲では本来の力を発揮できなかった青山学院大学、逆に出雲では好走を見せた全日本4大会ぶり出場の中央学院大学、箱根4位の帝京大学は出雲ではふるわず、関東勢最下位の12位に終わりましたが、全日本ではいかに?そして、ともに6大会ぶりの出場となる大東文化大学順天堂大学の全13チームが上位進出を目指します。
今回は優勝争いとともに、シード権争いも熾烈になりそうです。


また、今回は、過去の大会の成績を考慮し、各地区代表枠が見直されました。
打倒関東に燃える関西からは、出雲駅伝で11位に入った京都産業大学関西学院大学立命館大学大阪経済大学の4チームが出場。東海地区からは、名門中京大学と、今春から駒澤大学OBの揖斐祐治監督が指揮をとる岐阜経済大学が初出場します。
九州からは、第一工業大学日本文理大学の2チームが出場し、上位を狙います。


そして、札幌学院大学東北大学新潟大学広島大学は、チーム最高順位更新を狙います。


果たして、2013年、伊勢神宮内宮宇治橋前のゴールに最初に飛び込み、真の大学日本一の栄冠を手にするのは、どのチームでしょうか。

全日本第45回2013年11月3日