JAバンクスポーツスペシャル
第46回全日本大学駅伝対校選手権大会

見どころ&注目のランナー

全日本大学駅伝は、前回6位までのシード校に、今年の箱根駅伝3位の日本体育大学、 全国8地区の厳しい予選を勝ち抜いた18校、 そして、オープン参加の地元、東海学連選抜の合計26チームで争われる 『真の大学日本一決定戦』と呼ばれる大会です。
愛知県名古屋市の熱田神宮西門前を8時5分にスタートし、 三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106.8キロで行われます。
また各区間それぞれ距離にバリエーションがあり、 監督が区間配置に頭を悩ませる大会でもありますが、 今回からルールが変更となり、エントリーメンバー発表後、 大会前日にエントリー変更が可能になりました。 監督たちのかけ引きはあるのでしょか?。


真の大学日本一は、どの大学か!?

10月に行われる予定だった第26回出雲駅伝は、 台風19号の影響で、学生三大駅伝史上初の荒天中止となりました。
三冠を目指していたチームは、天候によってその目標を失いました。 また、早稲田大学の渡辺康幸監督は、 ピークを一度、出雲駅伝に合わせてきたので、 選手たちには、ピークをどこかで落とさせないと、 この後のコンディション調整が難しくなると話していました。
出雲駅伝に出場を予定していた選手たちに 中止の影響はあるのでしょうか?


そして迎える第46回全日本大学駅伝対校選手権大会。 関東からは、史上3校目の4連覇がかかる駒澤大学、 全日本初優勝を目指す東洋大学、 最強世代が最終学年を迎えた明治大学、 チーム総合力で優勝を狙う早稲田大学、 箱根駅伝途中棄権からの浮上を目指す山梨学院大学、 スピードランナー、ロードに強い選手をそれぞれ揃え、チーム力充実の青山学院大学、 そして、今年の箱根駅伝3位の日本体育大学がシード校として出場。 関東選考会組は7チームです。
予選トップ通過は、神奈川大学、 2位は注目のルーキー花澤賢人がいる順天堂大学、 3位は、1、2年生に力を持ったランナーが揃う東海大学、 4位は、倉田翔平、佐藤舜のダブルエースがチームを引っ張る上武大学。 5位には、10年ぶりに学生三大駅伝全てに出場権を得た大東文化大学、 アジア大会5000mで5位入賞した村山紘太が主将を務める城西大学が6位通過。 そして、中央学院大学が、予選4組目で箱根駅伝シード校の帝京大学などを逆転し、 7位に滑り込みました。 10月19日に行われた箱根駅伝予選会で20キロを走破している大学は、 選手の調整が難しいところです。


打倒関東に燃える関西からは、5チームです。 立命館大学関西学院大学京都産業大学大阪経済大学の4チームに加え、京都大学が42大会ぶりに出場を決めました。 東海地区からは、名門中京大学、九州からは、第一工業大学が上位を狙います。そして、札幌学院大学東北大学信州大学広島経済大学は、チーム最高順位更新を目指します。


果たして、2014年、伊勢神宮内宮宇治橋前のゴールに最初に飛び込み、 真の大学日本一の栄冠を手にするのは、どのチームでしょうか。

全日本第46回2014年11月2日