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ONAIR REPORT
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今までの永遠のメロディ
   
PART2 永遠のメロディー
ONAIR REPORT
◆9月4日(月)
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ 「カモン・アイリーン」

ギタリストのケビン・ローランドを中心にイギリスのバーミンガムで結成されたデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ。イギリスで1980年にリリースされた「ジーノ」という曲で全英bPになったものの、
ケビン以外のメンバーは全員、バンドを去ってしまいました。
そこで、それまでの管楽器中心の構成ではなく、アイルランドのエメラルド・エキスプレスという弦楽器中心のグループと一緒になり、アルバム『女の泪はワザモンだ!』をリリースしました。そして、この曲「カモン・アイリーン」で2度目の全英bPに輝き、翌年の1983年に、アメリカでもbPに輝きました。

◆9月5日(火)
吉川晃司 「モニカ」

吉川晃司を一躍スターダムに押し上げたデビュー曲です。高校時代、水球のオリンピック候補になる
ほど活躍していた吉川晃司は、佐野元春のコンサートを見て衝撃を受け、音楽の世界でビッグスターになることを夢見て、高校を中退し、歌手としてデビューしました。
この曲は、同じ時期に公開された初主演映画『すかんぴんウォーク』の主題歌で、この年、日本歌謡
大賞最優秀新人賞、日本アカデミー賞など、歌手と俳優の両部門で、8つの新人賞を独占しました。
その後「ユー・ガッタ・チャンス」「にくまれそうなNEWフェイス」「キャンドルの瞳」などのヒット曲を連発し、自分で作詞・作曲も手掛けるようになり、日本を代表するロックミュージシャンとなりました。
今年8月には「ONE WORLD」を発表するなど、今なおロック・ミュージシャンとして活躍し続けています。

◆9月6日(水)
ニルソン 「ウィザウト・ユー」

ニューヨーク生まれのニルソンは、1960年代に銀行員としての仕事をしながら、作曲活動をしていたのですが、ビートルズのプロデューサーとしても知られているフィル・スペクターに楽曲が取り上げられるようになり、1967年にファーストアルバム『パンディモニアム・シャドウ・ショウ』でデビューします。
コアなファンの評価は高かったもののセールス的には奮いませんでした。そして、1968年、セカンドアルバム『空中バレー』からのシングルカット「うわさの男」がダスティン・ホフマン主演の映画「真夜中のカーボーイ」の主題歌となり、大ヒットを記録しました。そして、この曲でついに全米bPに輝きました。
ニルソンは、この曲を初めて聴いたとき、ビートルズの曲だと思っていたそうですが、実はイギリスのロックバンド「バッド・フィンガー」の曲で、ニルソンが叙情的なバラードに歌い上げています。最近では、マライヤ・キャリーやホール&オーツがカバーして大ヒットしています。

◆9月7日(木)
杉山清貴 「さよならオーシャン」

オメガトライブの前身である「きゅうてぃぱんちょす」でポプコンに出場したことがきっかけで、1983年、杉山清貴&オメガトライブでデビューしました。デビュー曲は「サマー・サスピション」、その後もヒット曲を世に送り出し、80年代のシティ・ポップ・シーンに多大な影響を与えました。そして、1986年この曲で、ソロミュージシャン、杉山清貴としてデビューし、大ヒットしました。
また、杉山清貴は、多くのミュージシャンが憧れるハワイに実際に移り住み、ハワイアン・スピリット溢れるアルバムもリリースしています。なお、この曲は、ダイドーの飲料水のCMソングにもなりました。

◆9月8日(金)
バネッサ・ウィリアムス 「セイブ・ザ・ベスト・フォー・ラスト」

1983年に黒人として初めて “ミス・アメリカ” に輝いたバネッサ・ウィリアムス。しかし、ある男性誌で
ヌードを披露していたため、その称号を剥奪されてしまいます。1987年、ジョージ・クリントンのレコーディングでバックコーラスを務め、その豊かな声量が注目され、1988年アルバム『ライト・スタッフ』でデビューします。
美貌と美声を併せ持ったバネッサ・ウィリアムスは、1992年にリリースしたこの曲で、見事全米bPに輝きます。彼女の才能は音楽だけに止まらず、1994年からは、ブロードウェイ・ミュージカルにも進出し、俳優としても大成功を収めました。また、96年には、アーノルド・シュワルツェネガー主演の映画
『イレイザー』への出演を果たしています。



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