番組について
ONAIR REPORT
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◆今までの永遠のメロディ
   
PART2 永遠のメロディー
ONAIR REPORT

◆11月 17日(月)
グラス・ルーツ  「恋は二人のハーモニー」

名プロデューサーとして知られているルー・アドラーが作ったダンヒル・レコードを代表するグラス・ルーツ。グラス・ルーツは、スティーブ・バリとP.F.スローンの2人が作った覆面ユニットで、ファンタスティック・バギーズという名前のプロジェクト名でスタートします。1966年、グラス・ルーツとしてシングル「冷たい太陽」でデビューすると、この曲がヒットしてしまったことで、実際のバンドが必要となり、ロサンゼルスのクラブで活動していたバンド、サーティーンス・フロアーがグラス・ルーツへ生まれ変わることになります。
メンバーは、ボーカルのウォーレン・エントナー、ギターのクリード・ブラットン、ベースのロブ・グリル、ドラムのリック・コーンセで、「今日を生きよう」、「真夜中の誓い」などのヒット曲を放ち、人気グループとなります。この曲「恋は二人のハーモニー」は、1971年のヒット曲で、最高位は全米16位ながら、覚えやすいメロディーで、ロングヒットとなりました。

◆11月 18日(火)
藤井フミヤ  「トゥルー・ラブ」

1983年、チェッカーズのリード・ボーカルとしてデビューし、それまでのアイドルという枠を超えて、音楽やファッションだけでなく、発言においても多大な影響を及ぼし、幅広い層から支持されてきた藤井フミヤ。1988年にソロ名義でシングル「マザーズ・タッチ」を発表していた藤井フミヤですが、チェッカーズ解散後、本格的にソロ活動をスタート。1993年に発表したセカンドシングルがこの「トゥルー・ラブ」で、石田ひかり、筒井道隆が主演したドラマ「あすなろ白書」の主題歌となり、自身初の1位を獲得。200万枚を超すセールスを記録し、藤井フミヤを代表する1曲となりました。
その後も、「エロス」や「アナザー・オリオン」などのヒット曲を生み出し、他のアーティストへの楽曲提供やドラマ出演、「フミヤート」という名称の個展を開いたりと、多方面に活躍の幅を広げて成功をおさめています。今年は、デビュー25周年という大きな節目の年ということもあって、弟、尚之との兄弟ユニット「Fブラッド」を復活させ、10年ぶりにオリジナルアルバムを発表。5月にはソロ活動15周年の集大成となるベストアルバム『15/25(にじゅうごぶんのじゅうご)』を発表し、さらに先月、初のコラボレーション・アルバム『エフズ・キッチン』を発表し、11月9日に「エフズ・キッチン」ツアーを終えました。1999年に初めて武道館でカウントダウンライブを行い、武道館でカウントダウンライブを行った初めてアーティストとなった藤井フミヤですが、10回目となる今年でファイナルとなります。

◆11月 19日(水)
デバージ  「リズム・オブ・ザ・ナイト」

1978年、アメリカ、イリノイ州で結成された兄弟ユニット、デバージ。メンバーは、メイン・ボーカル兼キーボードのエルドラ、ホーンセクションのマーク、キーボードのジェイムス、ベースのランディに妹のバニーの5人で、「モータウン」レーベルと契約し、グループ名をデバージとして、1981年、『デバージ』というアルバムで、デビューします。ファミリー・グループということもあって、「第2のジャクソン5」という触れ込みで
注目を集め、1982年に発表したセカンドアルバム『オール・ディス・ラブ』からの「アイ・ライク・イット」がディスコで大ヒットし、その名が知られるようになりました。
この曲「リズム・オブ・ザ・ナイト」は、1985年に発表したアルバム『リズム・オブ・ザ・ナイト』からのシングル・カットで、映画『ラスト・ドラゴン』の主題歌となり、全米3位を記録し、デバージ最大のヒット曲となります。その後、メイン・ボーカルのエルドラが脱退し、エル・デバージとしてソロ活動を始めると、デバージはグループとしてのパワーを失ってしまい、1990年にアルバム「バック・オン・トラック」を発表すると、活動を休止してしまいます。

◆11月 20日(木)
サイズ  「ウーマン・S」

ギター、キーボード、プログラミングまでをこなす松浦雅也とボーカルのチャカからなる男女2人組ポップユニット、サイズ。1983年、「プレイテックス」というユニット名で活動をスタートさせ、1985年、サイズというユニット名で、シングル「ティーンエイジ」とアルバム『ディファレント・ビュー』を同時にリリースし、メジャーデビューします。この曲「ウーマン・エス」は、1986年に発表した4枚目のシングルで、「さんまのまんま」のテーマソングとなり、サイズを代表する1曲となります。
サイズは、打ち込み音楽の先駆けユニットとして、注目を集め、アニメ「トーイ」のイメージソング「レモンの勇気」や「シティーハンター2」のオープニングテーマの「エンジェル・ナイト」を担当し、また、伊丹十三監督の「スウィート・ホーム」のサントラも手掛けました。1996年、アルバム『トゥー・ブリッジ』の発売を最後にサイズは解散し、お互いにソロ活動をスタートさせますが、松浦は、ゲームソフト「パラッパラッパー」を発表し、音楽ゲームの基礎を築きました。一方、チャカは、ソロシンガーとして活動していますが、2002年からは本名の安則眞実(やすのりまみ)でジャズ・シンガーとして活動をしています。

◆11月 21日(金)
C&Cミュージック・ファクトリー  「エブリバディ・ダンス・ナウ」

クラブDJのロバート・クライビルズと、キーボーディストのデヴィッド・コールが、アメリカ・ニューヨーク、マンハッタンにあるクラブ「タイムズ・スクエア」で出会い、結成したユニット、C&Cミュージック・ファクトリー。もともと、リミキサーとして成功をおさめていた2人は、カバー・ガールズやセダクションといった女性グループのプロデュースを手掛け、その名が知られるようになりました。1990年、C&Cミュージック・ファクトリーとして、アルバム『エブリバディ・ダンス・ナウ』でデビュー。このアルバムからのファースト・シングル「エブリバディ・ダンス・ナウ」が、全米ナンバー1に輝きました。
このアルバムでは、ラッパーのフリーダム・ウィリアムズと、3人の女性シンガー、ゼルマ・デイバイズ、マーサ・ウォッシュ、デボラ・クーパーを曲ごとに使い分けるなど、ラップとボーカルをフィーチャー。ヒップホップ、R&B、ハウス、ラテンといった、ありとあらゆるダンス・ミュージックを取り混ぜた独自の音楽を作り出します。そして、このアルバムは、クラブ・ミュージックの1つのスタイルを極めた作品として、全世界でヒットしました。その後、2人はマライヤ・キャリーの「エモーション」「メイク・イット・ハップン」を手掛けて、全米ナンバー1に輝いたほか、ホイットニー・ヒューストン主演の映画「ボディガード」の音楽を担当して、グラミー賞を受賞するなど、時代の寵児となりました。しかし、1995年、デヴィッド・コールが髄膜炎で32歳という若さで亡くなり、残ったロバート・クライビルズが『C&Cミュージック・ファクトリー』というアルバムを発表しましたが、それ以来活動が休止しています。

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