発掘!文化放送宝島

文化放送

2012年6月 1日

ラジオの特性

数多くのラジオ番組の中でも「想像力」を膨らませ、ラジオの媒体特性を象徴する番組として「ドラマ」と「朗読」があると言われます。音声だけの情報を受けてリスナーは、その情景を思い描きます。
文化放送で昭和50年に放送した『青春劇場 日本抒情名詩集』は明治、大正・昭和時代に発表され、誰もが知っている抒情豊かな詩を名優たちが朗読した番組です。
島崎藤村「初恋」「小諸なる古城のほとり」・・。
北原白秋「城ケ島の雨」「落葉松」・・。
他にも三木露風「赤とんぼ」、宮沢賢治「雨ニモマケズ」、高村光太郎「あどけない二人」、三好達治「わが名を呼びて」、中原中也「汚れっちまった悲しみに」等々。
珠玉の名作を名優たちが抒情豊かに謳い上げます。効果音、挿入楽曲が抒情を誘います。
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これらは文化放送アーカイブス第2弾「語り芸」に収容されています。このたび、著作権利者のご好意により、その音源の一部が通信でも聴取出来ることになりました。この機会に文化的財産を多くの方にお楽しみ頂けたら幸いです。
詳しくは「ショップQR」文化放送アーカイブス
http://joqr.shop-pro.jp/?pid=24223826

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