9月16日(月)ONAIR  片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2019/09/17 16:08

78回目の放送。今週から水球男子日本代表、"ポセイドンジャパン"の荒井陸選手をお迎えします。

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・荒井陸さんのプロフィール

荒井選手は神奈川県川崎市の出身。(1994年2月3日生まれの25歳)
小学3年生で水球を始め、埼玉県の秀明(しゅうめい)英光(えいこう)高校から日本体育大学に進学。
2014年のアジア大会では準優勝。
2015年のアジア選手権で優勝し、2016年、日本としてはリオデジャネイロオリンピックに出場します。
マイナーとされる「水球」というスポーツの認知を高める為に、2020年、東京オリンピックでのメダル獲得を目指しています。


水球は吉川晃司さんのイメージが強い右京さん。荒井さんも「水球をやっている人はみんな憧れの存在です」と話します。
そして「これ以上健康的に見える人はいない」というほどの肉体。顔はさわやかな青年の印象ですが、体はロボコップのような鋼の肉体をしています。
水球はハードなスポーツと言われていいて荒井選手は小さいほう。そのため身体をかなり鍛えているそうです。

最初は水球の不思議についてトーク

水球で使用するプールは3メートル以上の深さがないといけないため常時泳いでいる状態です。
そんな中シュートの際は水面をジャンプしているように見えることが不思議な右京さん。水を地面と見立ててしっかり蹴ってシュートしているそうですが全くイメージがわきませんでした(笑)

試合時間は8分間×4ピリオド。しかし実際はファールなどで時間が止まるためおおよそ1ピリオド15分ほど泳ぎ続けます。そのため荒井さんたちは地面に3時間立っているよりも、水中に3時間立っているほうが楽に感じるそうです。

・水球の基礎知識
1チーム7人で編成します。
6人のフィールドプレイヤーとゴールキーパー1人の計7人で編成。
ゴールキーパー以外は捕球、送球ともにボールを両手で持つことは禁止、プールの底に足をつくのも禁止。

『ゴールキーパー以外は捕球、送球ともにボールを両手で持つことは禁止』ここが水球の醍醐味と荒井さんは話します。
ハンドボールではボールをキャッチする際は両手でも大丈夫ですが、水球は両手でキャッチするとファールになってしまいます。片手でパス、キャッチ、シュートするのが魅力になります。
片手でキャッチすると滑ってしまうように感じますが、ハンドボールのボールは濡れるとグリップが増すようになっています。大きさはバレーボールより大きく、バスケットボールよりは小さくなっています。

次に荒井さんが水球を始めたきっかけについて伺いました。
小学校3年生の時スイミングクラブに通っていたところ、たまたまそのクラブに水球があり兄が始めた影響で始めました。
本当はサッカーが好きでやっていたのですが、地元、神奈川ではなく、埼玉県の水球強豪校の秀明英光高校に入学。
なぜサッカーの道に進まなかったかというと荒井さんは「サッカーをやっている人に失礼なんですが、小学校3年生の時にサッカーが簡単に感じてしまったんですね。でも水球では足もつかないし、ボールも片手でつかまないといけないと何もできなくて悔しくて水球の道に進みました。」と話します。
右京さんは開口一番「わかる!」と共感。
オリンピックで金メダルを獲るような人物は基本的に運動神経が抜群の人。学校の運動会では基本的には1番になるような人なんだけど、自分で思い通りにいかないスポーツが出てきて火がついちゃう人は『変態』の血が流れています。もちろん『変態』はいい意味での変態です(笑)

「一流のアスリートは自分に対して刺激をくれたものに火がつく」右京さんはそう話しました。


来週も引き続き水球のお話を伺っていきます。


今週は水球男子日本代表、"ポセイドンジャパン"の荒井陸さんをゲストにお迎えしました。

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