9月27日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2021/09/30 23:22

今週も、体操元日本代表の田中理恵さんにお話を伺いました。

女子体操選手で、日本人初のロンジン・エレガンス賞を受賞。
メダルと違って、特別な賞ですが、男子では内村航平選手も受賞しているのだとか。


ロンドンオリンピックに、三兄弟そろっての出場を決めたとき、ご両親も喜ばれたのでは・・・?

実は試合会場には、お父様だけがいらしていて・・・。お母さまが来ると、なぜかみんなミスをするというジンクスがあって、2008年の北京オリンピックの予選会で全員が全滅してから4年間ずっと来ていないそうです。
2012年、全員がオリンピック出場を決めたときもお父様だけ会場にいて、お母さまはテレビで結果を知る事となったそうで、もちろん、涙を流して喜んでくれたそうです。


そして、3人で臨んだロンドンオリンピック、振り返ってみていかがでしたか?

私にとっては、大会は大小関係なく大会は大会、全力を出し切るつもりで挑んだ。
しかし、会場でオリンピックマークを見た瞬間、自分を落ち着かせる様にコントロールしていたとか。
実際は、平均台から始まって、チームメイトに「落ちてないよね?」って聞いたり、床も曲が何となく聞こえるな~という感じで演技してしまった。
見ている監督が、ワンテンポ遅れていると感じるくらい、ふわふわした演技だったという目で見ていたそうで。
跳馬のときにお叱りを受けて・・・。本当に緊張したのはオリンピックでした。と振り返りました。


その後、2013年に現役を引退しましたが、どういった背景が?

25歳でオリンピックを終えたときは、少し燃え尽きた気持ちがあったけど、その後に「これまで人を教えたい」と思ったことがなかった中で、「あの子の為に何か変えてあげ」という気持ちになったときに、このまま体操を続けていては自分が大けがをしてしまうなと自分の体操が出来なくなっている分かって、子どもたちに体操を教えていきたいスポーツの楽しさを教えていきたいと、スパッと辞めました。

ご両親には相談せず、報告した際に「お疲れさまでした」と、懐の広い言葉をもらったそうで。

田中さんの潔さと、お母さまの懐の深さに感服の右京さん。


最後に、ラジオを聞いている夢を追いかけるリスナーにメッセージを頂きました。

夢、目標を常に持ちながら、自分がどういう自分になりたいのか、もう一人の自分と会話ができるように常にメンタルだったり、モチベーションを上げる事が大切なので、皆さんも毎日をハッピーに過ごせるように頑張りましょう!


現役時代は自分と向き合っていた右京さんも、今となっては黒右京・白右京が出てきて・・・と、田中さんの言葉に魅了されていました。
後進
これからも後進の育成、頑張ってください!!


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