12月27日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2021/12/29 01:49

今週も2000年シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんにお話を伺いました。

先週は小出監督との出会い、そして監督の元を離れた理由などについてお話しいただきましたが、今日は、「陸上」について右京さんの疑問を伺いました。


マラソンを辞めたい、もう出来ないと弱気になった事はないですか?

昔は弱気や挫折ばっかりですね。
ある時から、やらされているのではなく強くなりたいがためにこの道を選んで今日という日があるのならば、やらなければ勿体無い。
逃げたいと思うときは、体が一番疲れている時で、実はそれが逆転の考え方をすると一番伸びる時。
高橋さんのチームは月火水の練習がきつくて、木曜日が楽、金土がハードで日曜が休みだったそう。なので水曜日になると、足が痛いなど練習に手を抜く選手がいたそうで・・・。(それは体が疲れているから)
ただ、小出監督は、「もったいないな。水曜が一番きついからこそ、そこで頑張れば一気に力が出せるのに」と言っていたそうです。
高橋さんは、ようやくきつくなるところまできて、伸びると所まで来たのなら、そこでやめないで今やるべきじゃないか。「嫌じゃなくてラッキー」と思えると嬉しくなったとか。今日中にこれを乗り越えられれば、来週同じ水曜日が来てももっと楽に超えられるからこそ、そのチャンスを逃すわけにいかないから、「きつかったらラッキー」と思っていたそうです。


新しいな。と右京さん
モチベーションには、自分の為・強迫観念・誰かの為と大きく3つに分けられるんだけど、どれにも属さないポジティブ変換。中々そう思えないよね。

それに対して、ポジティブ変換するようにしていますと、高橋さん。
必ずきついところが来ると、回り込んで見る。いい見方が出来ないか・・・。
怪我をして走ることが出来なくても、今の自分にはこの(別の)練習が必要だから怪我をしたんだという風に、ポジティブに考えていたそうです。


それは、陸上以外でもそうなんですか?という坂口ANの質問には・・・

そんなことないです。どちらかと言うと、心配性・落ち込んだり、不安に思ったりする。
しかし、転換のきっかけがあったそうで。98年のアジア大会で、報道陣から「暑いけど大丈夫?」と言われることが多く、不安になった。そんな時に不安になっている時間を腹筋に当てた方が力になると思ったら、そんなことで不安になっていてもしょうがないなと思ったとか。何か、今できることをやる方が理にかなっていると思ったら、吹っ切れたそうです。


最後に、リスナーの皆さんのメッセージを頂きました。

「夢への近道は、今を頑張る事です」
先ずは、夢や目標をしっかり持つことで、ゴールから逆算していく。そうすれば、今日すべきことが見えてくるので、そこをしっかり航海なく過ごすことが出来れば必ず皆さんの夢にたどり着くと思います。
頑張ってください!


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