1月24日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2022/01/26 03:28

今週も、元体操日本代表で、ソウルオリンピック、バルセロナオリンピックの2大会連続メダリスト、池谷幸雄さんにお話を伺いました。

最初のオリンピックは、18歳の時(高校三年生)
これ、史上初の高校生オリンピック選手で、後にも先に高校生でオリンピックに出たのは池谷さんと西川さんしかいないそうです。
白井選手も日本代表で出た大会は高校生の時の世界選手権。オリンピックに出たのは大学2年生なので、いかに2人が凄かったのかが分かりますね!


池谷さんは・・・
選手生命が短い、早い。女子は18歳前後、男子は20~25、26歳くらいがピーク。
だから、30歳過ぎて選手活動をしていた内村選手はつらかったと思いますね。
なので、早くから、いろんなところに行く。小学生の頃から海外の合宿練習に参加したり、中高生くらいはに海外の国際大会などもあったので・・・
ただ、僕らが初めて出た国際大会がソウルオリンピック。普通は世界選手権などを経てから出るのにね。笑
たまたま僕ら日本代表で出た世界の試合がオリンピックだったの。
ジュニアの世界でも日の丸は背負っていたけど、シニア(大人)の世界で日本代表の大会がオリンピックで初めてだった。


ソウル大会では団体で銅メダル、個人でも銅メダルを取りましたが・・・。

初めてだったので、自分がどのくらいの世界ランキングなのか分からないまま出た。どっちかと言うと、先輩についていく、まあ高校生だから失敗しても怒られないかな・・・。みたいな感じでした。
怖い物なしのチャレンジャーで挑みました。

どうやら、毎日選手村を探索して楽しんでいたようですよ。


(更に・・・)
スポーツ選手で、高校球児以外で注目されて、メダルを取って帰ってくるスーパー高校生はソウルオリンピック大会までいなかった。
そこから、柔ちゃん(谷口亮子さん)や岩崎恭子ちゃんが出てきて、その「はしり」なので凄かった。帰国すると羽田空港ですぐそこに女の子が近くまで迫ってくる!
当時は規制線がなかったので、選手団はインタビュールームまで、その女の子のど真ん中を歩いていく。だからぐちゃぐちゃにあった。
それくらい、凄い人気だったんですね。


その4年後に、バルセロナオリンピックだったけど、その間どうしていたの?

西川さん共に高校生から大学生になって、(大学は別々)毎年世界選手権やアジア大会など世界の大会はあるので、日本代表として出る、バルセロナに備えるという形で、基本的に休みむことはなかった。
燃え尽き症候群にはならず、成長途中だったので、あっと言う間に次が来たという感じ。


2大会連続メダル、22歳で引退しているから(ソウルからバルセロナの)4年間に凝縮されているよね?と言う、右京さんに質問には・・・

20歳くらいにけがをすると、それまでは体操をやりながら治していたんですが、もうしっかり治さないと全然怪我が治らない。
バルセロナの時は、高校生の時とは違って、だましだまし怪我をしない様に練習も抑えてやっていた。立場も変わって、エースになったので、「メダルを取ってこい・みんなを引っ張っていく」という、前回と真逆の立場になって、プレッシャーもあった。

メダリストと入賞者、それ以外の選手の帰国後のメディア露出や対応も全然違う事を肌で感じた池谷さん。
バスセロナオリンピック以降の話は次週、伺います。


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