今年もいよいよ「ラジオＣＭコンテスト」の作品募集がスタートしました。前回から「ラジオＣＭコンテスト」の後ろに「ずーっと前から、オーディオアド」というサブタイトルが付いています。聴きなれない方もいらっしゃるかと思いますので、今回はまずオーディオアドとは？についてご説明します。

音声による広告の代表格は、もちろんラジオＣＭです。しかし近年は、radiko、Spotify、ポッドキャストといったデジタル音声配信サービスでもこの音声広告を流す機会が飛躍的に増えてきました。ラジオ局の人間である我々にとっては、ラジオＣＭを聴いてもらえるメディアが増えた、という考え方も出来ます。今では、ラジオだけでなくさまざまなプラットフォーム（主にデジタルメディア）で送出する、音声による広告のことを総称して「オーディオアド」と呼ぶようになっています。実は、最近、我々文化放送のＣＭ制作チームも、自社（文化放送）では流れないけれど、 Spotifyなど他のデジタル音声サービスで流れる音声広告を作るケースが少しずつ増えています。

ラジオＣＭ用に作ったコピーが、オーディオアドとして他のいろんな配信サービスを通じてさらに縦横無尽にリスナーの耳に届く可能性がある、ということになります。今回は、それを念頭に入れてコピーを考えてみるのもいいかもしれません。