浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2021年7月19日 夏が来た!

7月11日、東日本や北日本は高気圧に覆われておおむね晴れ、
気象庁は午前11時「関東甲信と東北が梅雨明けしたとみられる」と発表した。
梅雨明けは関東甲信で平年より3日、去年より16日、いずれも早かった。
思い返せば今年関東の梅雨入りは、6月14日頃。
平年よりも、1週間程遅かった。
東日本の梅雨明けが四国などより先になった。
東京オリンピック開会式前に梅雨明けし、
ブルーインパルスの描く五輪が青空に映えることだろう。
「梅雨明け十日」と言われるが、これは、梅雨明け直後、
安定した夏の暑い晴天が十日間程度続くことが多いためだ。
近年この時期の暑さも厳しくなっている。
熱中症にはくれぐれも気を付けたい。
これから暑さが本格化する。
熱中症は高温多湿の環境で、体の熱を十分に発散できず、
水分と塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が低下するもので、重症化すると命の危険がある。
特に高温多湿の時は、水分と塩分の補給に加え、休養や睡眠にも気を付けたい。
高齢者などのいる部屋では、エアコンを使い体温調節に注意したい。
エアコンをつける目安は、室温28度と湿度70%と言われている。
部屋に温度計や湿度計を準備しておくことが望ましい。
また夜も25度を下回らない熱帯夜が続く。
寝ている間も熱中症のリスクがある。
枕元に「常温」の水を置いておき、寝る前や目が覚めた時には飲むようにする。
データによると、熱中症で搬送された人の約半数は「65歳以上の高齢者」
高齢になると暑さを感じにくくなり、基礎代謝も落ちるため、若い人より寒がりになる。
高齢者の体感に頼ると「まだ暑くない」と対策が遅れる。
専門家は、「基準を設け、家族や周囲の人が電話など直接声をかけてエアコンの使用を確認して欲しい」
と注意を呼び掛けている。
一方、子どもは体温調節の機能がまだ発達しておらず、体に熱がこもりやすい。
また、身長が低く、地面の照り返しの影響なども受けやすい特徴がある。
体の異変をうまく伝えられないため、
大人が体調の変化に気を配り、水分の補給などを心がけねばならない。
熱中症の危険性が高い時は「外出しない」ことも重要。
今はマスクをしなければならず、更に暑い。
外出が避けられない時は、直射日光を避け、なるべく涼しい服装で出掛ける。
こまめに水分補給ができるように水筒なども持ち歩くのがお勧め。
また長時間の外出は避けることが大切なのだ。
この夏、熱中症にならないように気を付けて生活をしよう。

夏が来た!

夏が来た!

熱中症か?

熱中症か?

青し

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