今朝のゲストは株式会社アグリペイ代表にして、東京農大の博士課程の大学院生として研究も続けられている玄成秀さん。1992年生まれの27歳。若さみなぎるパワフルなお話しを伺いました。
玄さんの農業への入り口は、「おいしいものを食べることが好きだったから」。おいしいものは、どうしておいしいんだろう？なんてことを考え始めるようになり、
「食」全般について、どんなことでも学べそうだという理由で東京農大への進学を決めたそうです。
「実際、入学して分かったのは、一口で『食』といっても本当に幅広いということです」
その中から、玄さんは自分の道を見つけました。研究対象としては「がんとアミノ酸」。そして、自ら会社を立ち上げるに至りました。
もともと中高生の頃から起業マインドは強かったということですが、強いきっかけとなったのは孫正義さんの存在。「どうやったら超えられるのか？」を本気で考え、「研究」と「起業」の二足の草鞋を履く決心をしました。
アグリペイで今後やっていきたいのは、生産者のサポート。
「今は消費者ファーストになっている。でも、たとえば台風で大きな被害が出ても、しっかりとおいしいものを作り続けてくれている生産者さんたちは、ほんとうに偉大。
そういう方たちがちゃんと報われるような生産者ファーストのサービスを提供したいんです」。
現在考案中の「AGNAVI（アグナビ）」は、生産者と消費者を直接つなげるレビューサービス。商品にQRコードをつけて、生産者に関する情報がしっかり伝わるような仕組みをつくっているところだそうです。
また、学生であるという今にしかできないことをやろう！と、学生を巻き込んだイベントにも積極的に関わっているという玄さん。一方では、アメリカの学会での研究発表なども行っています。
「そのパワーはいったいどこから？？」という根本さんの質問に、キッパリとこうお答えいただきました。
「目標と志です！」----眩しいほどの輝く笑顔にスタジオもパーッと明るくなりました。
