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2019.10.30

『万葉集』は現代のインスタグラム!? AI時代の文学とは?『浜松町Innovation Culture Cafe』

文化放送で毎週火曜日午後7時から生放送でお届けしている『みらいブンカvillage 浜松町Innovation Culture Cafe』。パーソナリティは早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄さんと砂山圭大郎アナウンサー、アシスタントはVoicy広報の田ケ原恵美さんが務めます。


10月15日(火)の放送では、日本におけるAIの第一人者、株式会社エクサウィザーズの石山洸社長と、歌人の田中章義さんをお招きしました。

AIは敵ではなくチームメイト?

午後8時台のゲストコーナーでは、石山洸社長、田中章義さんと「AI時代の文学とは?」というテーマでお話しました。


「歌人から見て(AIは)文学者の敵ではなく、チームメイトになる存在なんじゃないか」と話す田中さん。千数百年の歴史がある短歌をデータベース化して分析できれば、「こんなに便利なチームメイトはいない」そうです。


田中 歴史と短歌のコラボ―レーションを考えたときに、AI・人工知能がじつは壮大なものを埋めあわせてくれるんじゃないかと。おおきな千年の大航海を、AIとともにしたいなと私は考えています。


このスケールのおおきな発言に、入山さんは「格好いい!」と驚嘆の声をあげました!


みらいブンカvillage 浜松町Innovation Culture Cafe


『万葉集』は現代のインスタグラム!?

田中さんの話を何度もうなづきながら聴いていた石山社長は、若者に人気のSNSを例にだしながら短歌に言及します。


石山 いちばん面白いのは、昔の人がたくさん短歌を読んでいたこと。今の女子大生がインスタグラムを投稿するノリで、昔の偉い人は短歌を詠んでいたんですね。

田中 時代で違うと思いますが、とくに『万葉集』のころはインスタのような気がしますね。天皇家から一般庶民の十代の人たちまで詠んでいたので。

入山 なるほどね、面白い!


また、文学以外でAIとコラボレーションしてほしいものを聴かれた田中さんは、「落語や漫才といったお笑いもいけると思いますが、個人的にやってほしいのはミュージカルや映画のような立体芸術の分野」と話します。


田中 モノづくりをしたい人たちからすると、AIは可能性を広げてくれる、セッションのしがいのある、感性をたがやしてくれるマシンのようなところがあると思います。AIがもたらしてくれるものを、どう文学に活かし、調理していくか。今度は書き手の腕の見せどころに返ってくると思います。


入山さんは、「歌人はもの静か」というイメージをくつがえす田中さんのエネルギッシュさに、おおきな刺激を受けたようでした。



番組概要

■タイトル

『みらいブンカvillage 浜松町Innovation Culture Cafe』

■放送日時

毎週火曜 午後7時00分~9時00分

■出演者

入山章栄

砂山圭大郎アナウンサー

田ケ原恵美

■メールアドレス

innovation@joqr.net

■番組サイト

http://www.joqr.co.jp/mbv/


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