復路
文化放送の『第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継』復路に、上野裕一郎氏 (立教大学男子駅伝部監督/中央大 OB)と、神野大地選手 (プロランナー(セルソース)/青山学院大 OB/"3 代目山の神")が出演、神野大地選手が母校の優勝について「10時間49分は僕が死ぬまでは超えられないと思っていたんですが、それを圧倒的に超えてしまった。本当に学生のレベルが上がっている、青学のレベルも上がっているなと思いました」などと語りました。主なコメントは以下の通りです。
■上野裕一郎氏 (立教大学男子駅伝部監督/中央大 OB)
青山学院大学に、まずはおめでとうと言いたいです。東海大学についても層の厚さで2番となり、本当に外してこないなと感じました、そしてシード権内にいたチームがシード権外に行き、シート権外にいたチームが入ってくるなど、本当に「戦国駅伝」になっています。また高速化もしているので、それに合わせて指導もトレーニングもしていかなくてはいけないのだと思う箱根駅伝でした。
■神野大地選手(プロランナー(所属:セルソース)/青山学院大 OB/"3代目山の神")
原監督は今シーズンが始まった当初は「本当に4年生に怒りっぱなしだった」と言っていて、そうやって怒ってきた事で4年生が変わり、チームが変わり、最後は原監督の采配が的中し、区間配置が絶妙にはまっているところが、こういう結果につながっていると思いました。改めて原監督の偉大さを感じました。
(スピード練習の強化、チームの進化について聞かれ)原監督の良いところはその時々に応じて柔軟に対応してくれるというところで、4年生も最初は怒られて怒られて嫌だった時もあったと思うけれど、最終的には原監督についていった結果、優勝できたと思うので、本当に「チーム青山」の勝利だと思います。
青山学院大学が初優勝した時、僕が3年生の時なんですが 総合タイムが10時間49分27秒で、コースが変わるまではそのタイムが最高だったので、10 時間 49 分は僕が死ぬまでは超えられないと思っていたんですが、それを圧倒的に超えてしまったので、本当に学生のレベルが上がっている、青学のレベルも上がっているなと思いました。
往路
文化放送が完全実況生中継した箱根駅伝は FM91.6、AM1134、ラジコ、そしてインターネットラジオで放送しました。
往路中継は、11時頃から 13時20分頃までの間、ラジコの再生数が関東エリア(※)で終始トップをキープしました。瞬間最高シェア(※)を記録したのは、小田原中継所を各大学が通過する頃の 12 時 13 分で 20.9%でした。
復路中継は、9時30分頃から13時3 分過ぎまでの間、ラジコの再生数が、関東エリアで終始トップをキープしました。そして瞬間最高シェア(※)を記録したのは、9区2位の東海大学の松尾淳之介選手が10区の郡司陽大選手に襷をつないだ頃の12時18分の19.73%でした。
文化放送は往路の放送を、柏原竜二氏(富士通/東洋大 OB/"3 代目山の神")と宇賀地強選手(コニカミノルタ/駒澤大 OB)の解説で、そして復路の放送を、上野裕一郎氏と神野大地選手のゲスト解説でお送りしました。
1月4日(土)18時からは、箱根駅伝の恒例事後特番となっている『箱根駅伝への道 襷と絆の物語』を放送。柏原竜二氏が本戦の放送音源とともに今年の箱根駅伝を振り返りました。
特番概要
■正式タイトル
『文化放送サタデープレミアム 箱根駅伝への道 襷と絆の物語(ストーリー)』
■放送日時
2020年1月4日(土)午後6時00分~6時57分 ※生放送
■出演
柏原竜二ほか