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2020.01.24

西川文野アナコラム『初体験』

西川アナコラム

落語家が二つ目から真打という身分に昇進されるとき、お披露目の口上が述べられます。おもに先輩にあたる師匠方が高座に並んで座り「こちらが新真打です!」という紹介のような内容で一人ずつ思い出などを喋るもの。私も寄席によく行くので口上を聞いたことはありましたが、独特の緊張感が客席にも広がり、会場がお祝いムードに包まれるのですよね。


一昨年から昨年まで、ナイター中継のない期間に放送していた『SHIBA-HAMAラジオ』で毎週ご一緒していた柳亭小痴楽師匠が真打に昇進され、お披露目の落語会が続いています。

その1つである柏市民会館での落語会の口上に、私も上がらせていただきました!

この落語会は、小痴楽師匠以外は二つ目のお仲間=落語芸術協会で共に研鑽を積んでこられた皆さんの会です。

手前から春風亭昇也さん、春風亭昇々さん、柳亭小痴楽師匠、私、瀧川鯉八さん。昇也さんの名司会のもと、一人ずつ小痴楽師匠の人となり・思い出をしゃべりました。


私は、噺家の皆さんとは違って口下手なので、得意技のオカリナでお祝いの気持ちを表現しました。曲は、長渕剛さんの「乾杯」! 1ヵ月くらい練習して、サビの部分を披露。

「今後とも柳亭小痴楽師匠をどうぞ宜しくお願い申し上げます。」と締めました。

引き取った司会の昇也さんからは、「"乾杯"というより、"惨敗"ですね。」という一言が。何故だろう??

『オカリーナの森から』や落語家の皆さんがご出演の私の担当番組をぜひ聞いてくださいね。


西川文野アナウンサー出演番組

『宗次郎 オカリーナの森から』土曜 17:15~17:30

『落語家が、何か面白いこと言ってるよ』木曜 19:00~21:00

『らくごのデンパ』木曜 19:25ごろ~19:35ごろ

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