東日本大震災から9年 特集・特別番組のご案内
2011年3月11日に起きた東日本大震災から9年が経とうとしています。文化放送は、この出来事を風化させないために、そしていざという時に備えての意識と行動を忘れないためにも、今年も震災について取り上げ、被災地の今と防災について今一度見つめ直します。
※ラジオの聴き方はこちらからご確認ください。
○特集・特別番組のご案内
作家・重松清、津波で637人が犠牲になった山元町を再び歩く
番組名：『文化放送サタデープレミアム シリーズ被災地の真実 あれからどうしてた？ ～作家、重松清が歩く山元町』
放送日：3月7日（土） 18:00～18:57
出演者：重松清（作家）
重松清さん（2017年特番収録時）
震災による津波で637人が犠牲になった山元町。何もかもが流された沿岸部には、今や大規模な農地が開発され、内陸部には復興団地が広がります。
しかし被災当時、山元町は情報を遮断され、町内の情報も共有できませんでした。山元町で定年後を過ごそうとしていた東北放送 元アナウンサーの高橋厚さんは、2011年3月21日午前11時に「臨時災害放送局」として「りんごラジオ」を開局。生活情報や町議会の情報を伝え続け、町民を支えました。
文化放送では2017年に、『流星ワゴン』などで知られる直木賞作家・重松清さんとともに閉局直前の「りんごラジオ」を取材。
そして、それから3年が経過した2020年、再び重松さんと山元町を訪ねます。
「あの日何が起こっていたのか」に迫る。映画『Fukushima 50』原作者も
番組名：『くにまるジャパン 極』
放送日：3月11日（水）10:00～12:00 約20分間×3部構成で展開
出演者：野村邦丸
ゲスト：映画『Fukushima 50』の原作者・門田隆将
復興が進む一方で取り上げられる機会が減りつつある、「あの日何が起こっていたのか」ということに今一度焦点を当てます。長年の被災地取材の中で出逢った方々の中から、番組パーソナリティ・野村邦丸とスタッフが特に印象に残った二人を再度尋ねた取材模様と、福島原発作業員の闘いを描いた話題映画『Fukushima 50』の原作者・門田隆将氏を招いたゲストコーナーの3部構成でお送りします。また、門田隆将氏には取材模様も聴いてもらい、ならではの視点でコメントを伺います。
大竹まこと×壇蜜×太田光×中沢新一 日本のこれからを考えるSP
番組名：『大竹まこと ゴールデンラジオ！』
放送日：3月11日（水）13:00～15:30 生放送
出演者：大竹まこと、壇蜜、太田英明アナウンサー
ゲスト：太田光（爆笑問題）、中沢新一（宗教学者）
『大竹まこと ゴールデンラジオ！』3月11日(水)の放送は、特別企画「大竹まこと×壇蜜×太田光×中沢新一 日本のこれからを考えるSP」をお送りします。
震災の風化が懸念される今だからこそ、埋もれさせてはいけない現場の声に耳を傾け、今の日本の問題とこれからについて考えていきます。「これからの日本はどうなるのか？」「次の世代のために、日本はどんな国であってほしいか？」を改めて考えつつ、災害対策や震災復興、原発事故からの復旧、憲法9条、沖縄基地など、様々な問題をそれぞれが「自分事」として捉え本音で語り合います。
原発事故の被災地から今を取材レポート
番組名：『斉藤一美 ニュースワイドＳＡＫＩＤＯＲＩ！』
放送日：3月11日（水）15:30～17:50 生放送
出演者：斉藤一美、水谷加奈アナウンサー、古谷経衡（文筆家）
サキドリでは、福島県富岡町に岡田紀子記者、宮城県名取市に奥山卓也記者を派遣し、丸9年が経過した現在の復興状況と、政府主催の追悼式典の模様などをお送りします。
番組キャスターの斉藤一美自身も、原発事故の被災地である楢葉町・Ｊヴィレッジ、双葉町、福島第一原発そして昨年に続き2度目の訪問となる飯館村の民間自然エネルギー施設、飯館電力を事前取材し、当日スタジオにてレポートします。
