鈴村健一、神谷浩史が戦隊モノにおける「悪の美学」を解説! 東映特撮のマスク歴史も!?『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』
文化放送で放送中のラジオ番組『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』。パーソナリティは声優の鈴村健一さんと神谷浩史さん。アシスタントは、ガールズダンスユニット・KAMEN RIDER GIRLの秋田知里さんです。
5月15日の放送では、新コーナーや特撮でとどめを刺さない理由などで盛り上がリました。
鈴村健一、東映特撮のマスクの歴史を紐解く!?
今回から新コーナー「東映特撮 重箱のすみつつき」が開始。このコーナーでは、東映特撮について"愛しているからこそ気になってしまうこと"を紹介します。
リスナーからは、早速おたよりが。『電磁戦隊デンジマン』のオープニング主題歌「ああ電子戦隊デンジマン」について、「2番の歌詞には『不敵の仮面は黒マスク』とありますが、デンジブラックのような登場人物はいない」という内容です。
三人 (笑)
神谷 マスクって目のところだから!(笑) ゴーグルのところなのよ。フォローじゃないですけども、マスクって顔を全部覆うものではないですからね。アイマスクって言うでしょ?
鈴村 そうですよね。特撮の歴史から言うと、実は(目の部分が)ゴーグルスタイルになったのは、デンジマンが初めてなんです。石ノ森章太郎さんのデザインではなくなったっていう歴史的な出来事なんですよ。あれがサングラスみたいた形に変わったことが、"革命的デザイン変更"だったんです。それを歌にしているんですよ!
神谷 そういうことです!
鈴村 だから正しいんです! これは重箱のすみをつついているわけではない!(笑)
最後に神谷さんは「"ブラック"っていう存在が当たり前になっている昨今だからこそ、考えてしまうツッコミですね」と、リスナーのフォローをしました。
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神谷浩史、戦隊モノにおける「悪の美学」を解説!
リスナーから、「敵の怪人は、なぜ最後までとどめを刺さないのでしょうか?」という質問が届きました。神谷さんは「これはね~」と苦笑いしつつ、「怪人がとどめを刺さない理由」について解説します。
神谷 これはね、悪の美学があるんですよ!!
鈴村 タダじゃやっつけませんからね!
神谷 そうなんですよ。ただ勝つっていうことではないんです。徹底して勝ちたいわけですよ。
鈴村さんも、特撮で敵がしばしば使用する「爆弾」に、ある法則があると話します。
鈴村 もうこれは全作品に言えるんですけど、爆弾は絶対に時限装置にしますからね!
神谷 「ポチ、ボカーン!」じゃないですからね! (敵が)「30秒後に爆発だ! ワッハッハ! ポチ!」ですから(笑)
鈴村 絶対に止められちゃいますから!(笑)
秋田 確かに!
鈴村 もしくは、さらに昔の作品だと、導火線に火をつけます(笑)。しかも長めの導火線を用意してますから! なかなか本番まで爆発しないんですよ。
神谷 そういうもんなんですよ。ヒーローは絶対に助かるから、しょうがないんですよ。「ポチ、ボカーン!」じゃ味気ないでしょ?
神谷さんは、「『ポチ、ボカーxン!』だとしても、『快傑ズバット』なら解決できますよ!(笑)」と、すぐに爆弾が爆発しても活躍できるヒーローも紹介しました。