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2020.06.01

ソーシャルビジネスのこれから『浜松町Innovation Culture Cafe』


ソーシャルビジネスとは、社会問題の解決を目的としたビジネスのことを指しています。社会問題の解決といえばボランティアといったものが思い浮かぶかと思いますが、ボランティアとは営利・非営利の違いがあります。ソーシャルビジネスでは、寄付などに頼ることなく、社会問題の解決からビジネスに繋げ利益を得ることで、持続的な社会問題の解決に当たれるというのが大きなメリットであると考えられます。


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様々な社会問題に向き合う姿勢

今年はコロナという問題が発生したことにより、新たに浮き彫りになった問題も多いかと思います。社会問題は行政だけで対応できるような数ではなく、各人が意識して、それに対処していく行動をしていかなければならない程に日々増加しています。誰もが聞いたことのある問題としては高齢化社会や児童虐待といったものがありますが、これだけが問題ではなく、過疎地での移動手段が削減されたことに対するアクションや、地域の活性化に地域特有のものを活かしてのアクションといった面白い発想のものがあることもソーシャルビジネスの面白い面かと思います。利益ではなく、その土地に暮らす人々にとって何が喜ばしいことなのか、その人々に対して自分は何ができるのかを考え行動していく事が、結果、日本という国を活性化させていく起爆剤にもなり得るかと考えます。


誰もが暮らしやすい国・地域になりビジネスも発展していく、というような未来がある事が素晴らしいと思います。これからどんなソーシャルビジネスが生まれてくるのかも注目すべき点なのかも知れません。





文化放送のラジオ番組『浜松町Innovation Culture Cafe』2020年5月16日の放送では、起業家支援を行うNPO法人ETIC.代表理事の宮城治男さんと子供たちのセーフティネット作りをするNPO法人3keys代表理事の森山誉恵さんをお招きして議論しました。


社会起業家の現状とは

宮城 社会起業家の定義は難しいですが、その活動が社会をよくすること、社会課題を解決することを前提にしており、組織は株式会社でもNPOでも法人の形は問わないですね。ビジネス的な手法で課題を解決するチャレンジが増えており、最近はビジネスと非営利活動の垣根はなくなってきています。元々日本には社会起業家的なマインドを持った経営者が多いと思います。

入山 社会起業家を目指す方は増えていますか?

宮城 私は30年以上定点観測していますが、確実に増えていますね。物質的に豊かになった時代に生まれ育った団塊ジュニア世代以降、意識の変化はずっと進行していましたが、社会に現れ始めたのはリーマンショックや東日本大震災の後で、そのときに成人したような世代になるとかなり価値観が変わってきていると思います。今回のコロナの件でさらに社会起業家が増え、新しい社会を作っていく大きな契機になると思います。


ソーシャルビジネスの課題は

宮城 企業もSDGsやCSRなど社会性が問われていますね。答えが無いものに向き合っていくのには民間の力に価値があります。

森山 企業にソーシャルビジネスマインドを持った方が増えており、そういう企業が我々NPOを寄付などで支えてくれています。それは外資系企業や若い世代が経営するIT系などが多く、日本の大企業は意識がまだまだ低いです。あと、課題としては、NPO界隈でもデジタルトランスフォーメション出来ていないところはコロナの影響で活動が止まってしまっています。

宮城 デジタル化は課題である一方で、今までつながれなかった人たちがローコストでつながれるようになったので、チャンスでもありますね。


浜松町Innovation Culture Cafe

放送日:土曜 18:00~18:57

出演者:入山章栄

メール:innovation@joqr.net

過去回:Podcast


毎週土曜日、午後6時から放送している『浜松町Innovation Culture Cafe』。パーソナリティは早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄さんが担当します。

当番組はさまざまなジャンルのクリエーターや専門家・起業家たちが社会問題や未来予想図などをテーマに話す番組です。自身の経験や考え、意見をぶつけて、問題解決や未来へのヒントを探ります。

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