第73回 「いい音とは?」...その問いに真摯に向き合う、androp2019/03/14 16:34

現在、大ヒット公開中の映画『九月の恋と出会うまで』(高橋一生さん、川口春奈さん主演)の主題歌・『Koi』(2/27リリース)を引っさげて番組初登場です!

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ことし12月にデビューから満10周年を迎える、androp・内澤さん(ボーカル&ギター/左)&前田さん(ベース)です。

約3年前には、自分たちでレーベルを立ち上げ活動を続けているandrop。「責任感が生まれるし、ミュージシャンとは言えいち社会人だということを、よりしっかりと考えられるようになった」と話した前田さんの語り口からも、本当にバンドとしての芯がしっかりとしているなと思わされます。

また、レーベルの立ち上げに至る前、「いい音とは、なんだろう?」という、シンプルで難しい問いに向き合ったことはとても大きかったようです。

レコーディングではノイズが少なかったりピッチのズレが少ないレコーディング、ライブでは音響やスピーカー・照明にこだわってCDの音をライブで演奏するのを目指していたそうですが、続けているうちに「そうではないんだな?」と思うようになったと言います。
そこから、本当のいい音とは「ライブで心に残る音、なのでは」と考えるようになり、この境地を目指すようになってから音楽以外のスタッフにお任せしていたことも自分たちで理解して判断してすすめていこう、そしてそれが音楽へと繋がっていく。ひいては音楽の'説得力'にもなっていく、と。
「いい音」に対して考え、その考え方の変化も、レーベルの立ち上げに大きく影響を及ぼしている。レーベルを立ち上げたことに対する見えなかった思いをお聞きすることができました。

そんなお話をまとめるように、内澤さんはこうおっしゃいました。

「音楽っていうのは、人なんだな。人が薄っぺらければ、音楽も薄っぺらくなる」

静かな語り口にぎゅっと詰まった思い。ラジオというメディアの、肉声で伝えられるからこそ伝わる思い。
今ならradikoタイムフリーで聞けますのでぜひ、お聞きください。

いつもゲスト様とのお写真は、ゲストが主役なのでわたしは真ん中に行かないのですが。内澤さんと前田さんが引き入れてくださった(笑)、さらに、わたしが右手に持っているもの、分かりますでしょうか?アップの写真を載せますね!

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「来週、ホワイトデーですね」と、お二人がくださった、とってもかわいいチロルチョコ。手がつけられずに今も飾っています(笑)!
逆パターンで来年のバレンタインデーにはわたしがチョコレートを差し上げるので、また文化放送に遊びに来てくださいね!



【3/7 On Air楽曲】
M-1;希望という名の光/山下達郎

M-2;Koi/androp
*一発録りのレコーディングだったというのはびっくり。さらに、「尊敬する、山下達郎さんの手法を受け継いでいる気持ちでこの曲を作った」のだそう!

M-3;アフターイメージ/SAKANAMON(3月マンスリーエンディングソング)

【次回ゲスト】
3人のボーカル+1人のDJからなるユニット・THE BEAT GARDENをお迎えします。
しかしお写真を見ていますと4人全員'イケメン'さんですなぁ〜デレデレしないように気をつけます(爆)!

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