20時台『世界史学科』
講師は、駿台予備学校 世界史科講師の茂木誠さん。
今回の茂木さんのテーマは、
「なぜ、中国は今、海に進出しようとするのか?」
伝統的なランドパワーの中国が、なぜ今、海に進出しようとしているのか?
今夜は、その謎を地政学で読み解いていただきました。
●ソ連崩壊(1991年)後、
中国は史上初めて北方の脅威から解放された結果、
中国がシーパワーに力を注ぐ原動力に。
⇒しかし、ランドパワー国家が海洋進出して成功した例はない。
<茂木さんからひとこと>
今日は、中国が海に進出するという話でしたが、
例えば、これまで手を組んでいる国、牽制しあっている国があるとします、
しかし、今回みたいなパリで起きた様なテロがあったりすると、
これまで対立しあっていた国だったとしても、
「テロは困る」と、手を結ぶこともある。
こうやって国同士がくっついたり、離れたりして、世界が動いています。
21時台『経済・ビジネス学科』
講師は、航空・旅行アナリストで
帝京大学航空宇宙工学科非常勤講師の鳥海高太朗さん。
今回の鳥海さんのテーマは、
「閑古鳥を吹きとばせ!地方空港、逆転の方程式」
地方活性化の突破口と期待されながら、実際には乗客も少なく経営は赤字。
しかし、そんな中、一部で利用客が急増する地方空港が出てきたとの事。
いったい、逆境を跳ね返すポイントとは何なのか?
今、元気な地方空港を検証していただきました!
●静岡空港が今、地方空港のモデルケースに!
⇒ アジアからの外国人観光客の取り組みに力を入れ、開港当初、
国際線は1日1~2便だったが、現在では16都市へ週60便が就航。
静岡空港の場合は全て海外フルサービスキャリアが就航し、
国内線よりも国際線旅客の方が多い、珍しい空港になった。
<鳥海さんからひとこと>
日本の大手航空会社が、
地方空港に就航している場所というのは限られているのが現状です。
ですので、日本のLCCは地方空港から海外の空港へ飛ばすことが、
これから求められるビジネスモデルだと思います。
その方が、地方空港に参入するハードルも低いと私は思います。
※今回の講義の様子は、
オトナカレッジの「聴く図書館」で聞くことが出来ます!
⇒聴く図書館URL(http://www.joqr.co.jp/college-pod/)
【本日のプレイリスト】
М1. 奇跡の地球 / 桑田佳祐 & Mr.Children
М2. アジアの純真 / PUFFY
М3. SAMURAI DRIVE / hitomi
М4. あの紙ヒコーキ くもり空わって / 19
М5. Ordinary World / Duran Duran
◆番組では、メール・FAXをお待ちしています。
メールは「college@joqr.net」、FAX「03-5403-1151」
お送り頂いた方の中から抽選で、
「番組ロゴ入り学習文具5点セット」を
3名様にプレゼントします!
【来週のオトナカレッジは?】
20時台の講師は、月刊マネー誌『ダイヤモンドZAi』編集長の神門学さん。
テーマは「春までに権利確定する、株主優待ランキング!」
21時台の講師は、明治大学 政治経済学部 准教授の飯田泰之さん。
テーマは「上手な取引相手を探す方法」
来週も是非お聞きください!