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箱根駅伝に向けて 東洋大学合同取材

12月11日(土) 晴れ  13.2度

箱根駅伝3連覇を目指す東洋大学陸上競技部の合同取材のために
落ち葉の降り積もる東洋大学の川越校舎へ行って来ました。

会見が行われる部屋には、カメラが5台。
さらに多くの報道陣が駆けつけ、並べられた机はひとつの空きもなく、
立ったまま話を聞いている方もいました。
そんな中で始まった共同取材。
まずは、酒井俊幸監督と佐藤尚コーチが今回の箱根駅伝の意気込みを語ってくれました。

酒井監督
『前回よりもチーム力はあり、状態も良いと思います。
3連覇が目標ですが、気負いやプレッシャーにもなるので、
後悔のない走りができるよう、万全の準備で、選手を送り出したいと思っています。
3週間後の本戦で、いくつかのパターンを考えて、16人のメンバーを選びました。
メンバーの半分が優勝経験者ですが、1年生でも勢いがある選手もいて、
充分に戦力になる者もいますし、4年生で初めて箱根を走ることになる選手もいます。
区間エントリーは他校と比較して構成していきたいと思います。
出雲、全日本で負けることでチームは良い方向に向かっているので、
そこで、気後れすることなく、原点に戻ってやってきました。
チームの中で、競いながら調子を上げてきました。
東洋、早稲田、駒澤がしっかりとしたメンバーを組めば、
序盤から上位で付いていかないと、レースにならないと思います。
大きなミス、ミスが多いチームというのは、崩れてしまうと思うので、
ミス無くレースを行いたいと思います。』

佐藤コーチ
『勝たしていただきたいです。
チーム力は去年以上の感触です。
箱根のおもしろさを選手に教えてきた。
楽しんで走ってきてもらいたい。
感謝ということを意識して走ってもらいたい。
柏原の状態は、はっきり言って良いです。
去年は最悪でした。 正直言って、外さなくてはいけないのかな?とも考えた。
ただ、1年生の頃の方が状態は良かった。
もともとタメのある選手ではなかったが、
今年、夏、1ヶ月ほど休ませたら、
レースに出たがって、日体大の記録会に出たら、
練習もしてなかったのに、タイムが出てしまった。
その結果、全日本で空回りしてしまった。
今年一年苦しんだ分、今後、競技人生においてプラスになるのではないかと思います。』

高見諒駅伝主将、柏原竜二選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月12日