駅伝取材日記2012 駅伝取材日記2012 文化放送 大学駅伝 文化放送

第24回出雲駅伝区間賞

区間賞
区間 選手名 大学名 記録
1区 代田 修平 中央大学 23分29秒 
2区 田中 秀幸 順天堂大学 16分50秒 
3区 久保田 和真 青山学院大学 23分13秒 
4区 大谷 遼太郎 青山学院大学 17分50秒 ※区間新記録
5区 高久 龍 東洋大学 18分11秒 ※区間新記録
6区 エノック オムワムバ 山梨学院大学 29分23秒 

2012年10月 8日

第24回出雲駅伝結果

第24回 出雲全日本大学選抜駅伝競走 総合順位
順位  大学名                   記録
1位 青山学院大学 2時間09分41秒 ※大会新記録
2位 東洋大学 2時間11分10秒 
3位 中央大学 2時間11分35秒 
4位 山梨学院大学 2時間11分46秒 
5位 駒澤大学 2時間11分50秒 
6位 早稲田大学 2時間12分06秒 
7位 順天堂大学 2時間12分13秒 
8位 米国アイビーリーグ選抜 2時間13分28秒 
9位 城西大学 2時間13分36秒 
10位 國學院大學 2時間13分53秒 
11位 明治大学 2時間15分37秒 
12位 第一工業大学 2時間17分02秒 
13位 立命館大学 2時間17分05秒 
14位 関西学院大学 2時間18分08秒 
15位 北信越学連選抜 2時間19分54秒 
16位 北海道学連選抜 2時間20分09秒 
17位 日本文理大学 2時間20分35秒 
18位 中国四国学連選抜 2時間21分08秒 
19位 東北学連選抜 2時間22分21秒 
20位 愛知工業大学 2時間23分04秒 
21位 広島大学 2時間23分43秒 

2012年10月 8日

第24回出雲駅伝区間エントリー発表

10月7日(日) 

出雲駅伝の区間エントリーが発表されました。

 

1区 8.0km

2区 5.8km

3区 7.9km

4区 6.2km

5区 6.4km

6区 10.2km

チーム名

スタート

第1中継点

第2中継点

第3中継点

第4中継点

第5中継点

~第1中継点

~第2中継点

~第3中継点

~第4中継点

~第5中継点

~フィニッシュ

東洋大学

設楽 啓太

3

市川 孝徳

4

服部 勇馬

1

設楽 悠太

3

高久 龍

2

大津 顕杜

3

駒澤大学

撹上 宏光

4

村山 謙太

2

上野 渉

4

油布 郁人

3

久我 和弥

4

窪田 忍

3

早稲田大学

大迫 傑

3

高田 康暉

1

山本 修平

2

前田 悠貴

4

田口 大貴

2

平賀 翔太

4

北海道学連選抜

藤井 太雅

4

木村 直也

4

手塚 大亮

3

鈴木 辰彦

4

石尾 泰章

2

北川 昌宏

2

東北学連選抜

門脇 幸汰

3

大谷 宗平

2

渡辺 航旗

4

佐藤 司

4

古舘 優

1

藤田 凌介

2

明治大学

有村 優樹

2

前野 貴行

2

文元 慧

2

山田 速人

2

木村 慎

1

大六野 秀畝

2

青山学院大学

小椋 裕介

1

藤川 拓也

2

久保田 和真

1

大谷 遼太郎

4

福田 雄大

3

出岐 雄大

4

城西大学

村山 紘太

2

中原 大

4

山口 浩勢

3

石橋 佑一

4

山本 雄大

1

平田 啓介

3

順天堂大学

大池 達也

4

田中 秀幸

4

松村 優樹

2

石井 格人

4

松枝 博輝

1

西郷 貴之

2

中央大学

代田 修平

3

藤井 寛之

1

多田 要

2

徳永 照

1

塩谷 潤一

4

西嶋 悠

3

山梨学院大学

井上 大仁

2

鳥羽 和晃

4

牧野 俊紀

4

松山 雄太朗

3

阿部 竜巳

2

Enock Omwamba

1

國學院大學

寺田 夏生

3

大下 稔樹

2

沖守 怜

2

上野 智幸

4

牛山 雄平

3

中山 翔平

4

北信越学連選抜

中澤 翔

M2

大野 雄輝

2

下山 高嶺

3

住 柔

2

鈴木 挙

4

岡野 耕大

1

愛知工業大学

萱垣 義樹

3

吉田 新規

1

舘林 洸介

3

成田 和哉

2

加藤 慧

1

割田 雄貴

4

立命館大学

南雲 翔太

2

濵野 秀

1

吉村 直人

2

中野内 直人

1

細田 大智

3

荒木 尚馬

2

関西学院大学

西本 拓弥

4

児子 侑樹

3

小山 陽平

2

甲斐 将樹

2

田村 航大

1

上田 浩捷

4

広島大学

相葉 直紀

4

真野 裕史

M1

高橋 秀明

3

橋口 幸貴

3

松田 直樹

3

石井 裕也

4

中国四国学連選抜

監物 稔浩

4

坂本 章

2

妹尾 良平

3

大石 祐己

4

樫部 直人

1

丸山 尚道

1

日本文理大学

畑山 修生

2

久保 貴寛

2

神志那 優輝

4

伊集院 広貴

2

古川 勇二

3

増田 悠大

2

第一工業大学

JHON KARIUKI

1

石川 徹平

3

飛松 佑輔

3

山下 奨平

3

永井 智大

1

井上 智博

4

アイビーリーグ

Elliott Heath

 

Julian de Rubira

 

Landon Peacock

 

John Thomas Sullivan

 

Brendan Gregg

 

Matt Liano

 

2012年10月 7日

山梨学院大学 上田誠仁監督取材

10月4日(木) 晴れ 28度

 

東京を離れ、山梨県甲府市へ

学校に到着し、車を降りると、東京よりも暑い・・・

日差しが強かったです

そして、構内のいたるところに、ロンドンオリンピックで活躍した

水泳の鈴木聡美さんの看板や新聞が貼られていました。

水泳部に続けと頑張っている、山梨学院大学の上田誠仁監督に

お話を伺いにいってきました。

ここ2日、暑かったそうです。

 

上田誠仁監督:

 

昨年は、出雲、全日本と出場を逃しましたが、

今年はその全日本大学駅伝の予選会をトップで通過出来ました。

トップ通過は考えていませんでしたが、

ギリギリでの通過も考えていませんでした。

気が付けば、トップ通過していたという感じですが、

チームとしては大きな自信になりました。

 

今シーズンの練習は、大きく変えて部分はありません。

でも、昨シーズン追い込み過ぎた部分もあり、少し質を落として、

ジョグを長くして距離を踏むなどして微調整はしてきました。

夏合宿(長野県車山高原・霧ケ峰)は1ヶ月行ないましたが、

今年はロードでのポイント練習は行わず、

メインの練習はすべてクロスカントリーで行いました。

例年なら後半にへこたれる選手がいたが、

どのレベル(AチームでもBチームでも)でもチームの隊列が崩れることがなく、

選手層が厚くなったと思います。

 

これまでは学年が上がってメンバーに加わる選手が多かったが、

今年は下級生がメンバーに加わってきていて、

これまでの山梨学院の傾向が少し変わってきました。

それでも、たたき上げの選手が多く、「カミソリの切れ味のある」選手は少ないですね。

 

出雲駅伝の戦い方は、1区から3区の流れは絶対必要。

駒澤の様に駒が豊富なら別ですが。

4強(駒澤・東洋・明治・早稲田)にどう食いつくか。

キャプテンの牧野は、「3位以内」って言ってるけど、

「簡単じゃないだろ。上位って言っとけよ」と話しました(笑)

うちは出雲より全日本、全日本より箱根で力を出せると思うが、

出雲は出雲でしっかり戦いたいですね。

 

新留学生のエノック ・オムワンバは、

高校時代、ミドル(800m)を中心にやっていましたが、

ケニア選手権での5千mの走りを見て、「予選で落ちたが粘りのある走り。

荒削りだが、バネ走りではなく、長い距離に対応出来そう」と感じました。

ただ、スカウトにあたっては、ケニアにある付属高校(同じエリア)の出身で、

これまで入学したオツオリ・マヤカ・モカンバ・モグス・コスマスの流れでスカウトをした。

納豆はまだだめですが、それ以外の日本食は大丈夫です。

練習では、補強や補助トレーニングも今までの留学生の中で、1番やっている。

そして、吸収力がいいですね。

トラックで、結果は出しているが、まだ走りがドタバタ。駆け引きなど分っていない。

駅伝に対しては、エノックに対して3つの「?」がある。最初は10くらいあったけど・・(笑)

タスキの受け渡し 

②ロードの走り 

③前と後ろのランナーにタイム差がある

ひとりでの走り方、前にランナーが見えている時の走り方など口で説明はしたが、

出雲でどのように走るか。

あと、タスキの意味。

マヤカが、日本に来る前からエノックに教えてくれていたし、

モグスもアドバイスしてうれたので、少しは分ってくれているのかな?

 

もうひとりのエース、2年の井上は、夏前に故障しましたが、

10日前後で復活し、夏合宿は早めに切り上げて、全日本インカレで5位。

ラストで東海の早川に競り勝ったのは自信になると思う。

これまでならラスト1周の鐘がなるとずるずると集団の後ろに行っていたが、

今は鐘が鳴る前にスパートをかけるようになってきました。

高校(鎮西学院)の先生に「鐘が鳴ったら目をつぶってください」と聞いていたので、

その先生が今の井上に一番びっくりしていた(笑)

今は体の軸がしっかりできてきた。体幹の練習の成果ではないかと思う。

スピード・スタミナも付いてきました。

今は、エースと言われていても普通にしているが、

大会が近づいた時にそれをどう捕らえられるか?

おそらく力にしてくれると思います。

性格はチーム一の「体育会系」です。

 

 

そんな、井上選手ですが、折り紙が得意で、

オーストラリアかr監督の家にホームステイしていた学生が国に帰るときに、

お土産に折り紙を折ってくれよと頼んだら、

2~3日かけて折ったのか!?というような、高度なカエルを折ってくれた。

そんな一面も持っているそうです。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

 

そして、取材が終わり、帰り道にはいつもの「小作」で、

ほうとうを食べてきました。

また、来ます!

 

ほうとう.jpg 

 

2012年10月 6日

早稲田大学 渡辺康幸監督取材

10月3日(水) 小雨 24度

 

明治大学 西監督の取材を終え、

次の早稲田大学の取材まで時間があるので

八幡山で腹ごしらえ。

そして、電車を乗り継ぎ、早稲田大学の小手指グラウンドへ、

渡辺康幸監督にお話を伺いに行きました。

 

渡辺康幸監督:

 

何人かはトラックシーズンで奮起したが、チームの層は薄いですね。

そんな中、今年は下級生の底上げをじっくりやってきました。

ここに大迫・山本修平の2枚看板がうまく合わされば面白いと思います。

チームの「骨組み」はきちっとあると思います。

 

主将の佐々木を出雲のメンバーから外したのは、彼は練習が飛び飛びだった。

もともとそういうタイプの選手で、それでも走れる選手ですが、

今回は、完璧に練習出来ている選手をエントリーしたかったので、

彼には泣いてもらいました。

実際、彼に告げた時は号泣していました・・ 

でも、チーム改革を意図して、思い切って主将を外しました。

能力で特別扱いすると、チームは勝てなくなる。

チームの層が薄い時はなおさら練習を積めた選手に

スタートラインに立って欲しいと思います。

そう言った意味では2年の田口に期待しています。

1浪して入学した苦労人で早稲田に入りたい一心、

臙脂のユニフォームを着たくて入部してきました。

こういう選手は苦労した分が必ず返ってくると思います。

スピードも付いてきました。

 

3冠という言葉は、軽はずみに出して欲しくないですね。

やったチームでないとこの重みは分からないから。

 

チームの中で軽く口にしていた者もいたので、夏合宿で、選手達に一度説教しました。

3冠は、監督の采配も含めて、部内で一人でも違う方向を向いていたらダメ。

「おごりのない様、コツコツ前を向いてやろう」と、その時話をしました。

うちは箱根4位のチーム。

でも勝てる可能性はあるから選手には厳しく言っています。

 

3つのうち一つは取りたい。東洋・駒澤に一矢は報いたい。

その意味でも出雲は大切です。

 

ライバルチームは順調に来ているでしょう。

普通にいけば2強(駒澤・東洋)プラスアルファ。

うちは挑戦者として挑むだけです。

大迫頼みにはなりたくない。

それでも十分戦える戦力はあると思います。

 

大迫ですが、ロンドンオリンピックの予選、日本選手権1万mは、

僅差の2位も、負けは負けです。

本人はやはりショックで、すぐに切り替えとはいかなかったが、

今は負けて強くなっています。

彼は、「強くなるなら何でもします!」というタイプ。とにかく貪欲ですね。

箱根の距離、長い距離の練習は少し敬遠する所があったが、

走る量も格段に増えました。

実際、1年でも2年でも箱根駅伝の1区、独走で目立たないが、

15キロから失速している・・

その理由は何か?やはり走る量の不足。

彼の素晴らしい所は、それを自分で認識し、すぐに実行に移す事。

これが出来る選手も実は少ないですね。

1500mや5000mはスピード力で走れても、

1万mは「走る量」が必要だという事も本人理解している。

彼には「箱根から世界へ」を是非証明して欲しい。

日本人1位ではなく、世界で通用するために、彼は何でもやると思います。

 

 

急に雨が強くなり、途中場所を変えての取材となりましたが、

主務の子がすぐに傘を持ってきてくれました。

 

早稲田は、このままズルズル落ちていくのか、

踏みとどまって、もう一度栄冠を獲得できるのか

出雲駅伝がカギとなってきそうです。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

2012年10月 5日

明治大学 西弘美監督取材

10月3日(水) 曇り 23度

 

半袖では少し肌寒く感じる午前中、京王線八幡山駅から

閑静な住宅街を抜けて、明治大学の八幡山グラウンドへ。

今年で還暦を迎えた西弘美監督に、お話を伺ってきました。

 

西弘美監督:

 

昨シーズン三大駅伝出場の3年・廣瀬、前回箱根5区区間2位の4年・大江、

スーパールーキー・横手、前回箱根4区2位の2年・八木沢、

キャプテン菊地の主力5人が故障していますが、

この5人がいなくても出雲は十分おもしろいレースが出来ると思います。

誰を落とすか苦労したほどで、小粒な中で戦えます。

出雲メンバー10人中6人いる2年生と3年生の北魁道、

そして、1年生の木村は誰が走っても遜色ないと思います。

 

昨年のチームでは鎧坂が頼りがいのある存在だった。

だからこそ鎧坂に頼ってはいけないということで、

一人一人が前を見据えてやっていた。

鎧坂がいなくなってからも同じです。鎧坂が抜けた穴は心配していません。

 

今回出場するメンバーが出雲でどういった走りをするか楽しみはあります。

昨年はエース鎧坂がいたから、悪い順位できても上の順位に上がれるのでは、

という考えがあったが、今年はそういうわけにいかない。区間6位ではだめ。

トップと30~40秒差の区間2・3位で全員が走らないと。

これがプレッシャーになるのか、やってやろうと思うのか。

今年で4年連続4回目の出場。過去3回は1区で失敗してしまい、

その流れを止められなかった。

今は力がついているからワクワクする部分はあります。

12位、8位、7位ときているので、今回は大きくジャンプアップしたいですね。

 

故障者が多いのに、悲壮感はなく、

むしろ、今のメンバーがどんな走りを見せてくれるのかが楽しみで、

レースが待ち遠しいといった西監督でした。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

 

 

 

 

 

2012年10月 4日

東洋大学 酒井俊幸監督取材

10月3日(水) 晴れ 24℃

 

半袖のシャツでは少し肌寒く感じる中、

東洋大学陸上部の寮がある川越キャンパスに行き、

酒井俊幸監督に、お話を伺いました。

 

酒井俊幸監督:

 

去年で1つの区切りをつけて、

今の東洋は、新しい選手、力がでてこないと駄目なチームです。

インカレには、選手を出したくても故障者が多く、出せませんでした。

オレゴン合宿、レースは、箱根駅伝で優勝して招待があったのと、

中間層の選手の経験が大事だったので、出場しました。

この中から将来主力になる選手もいると思います。

 

今年は自分達で流れをつくらないといけないので、

箱根に出れなかった選手もチャンスを掴まないとといけない。

スローガンは、「闘争心をとき放て

夏合宿で決まりました。

「とき放つ」の「とき」は、「解き」と漢字ではなく、

あえて平仮名にしました。

 

今年の箱根のタイムに満足してほしくない。

他大学は、打倒東洋でくるので、

気持ちで負けては、惨敗する可能性だってあります。

 

出雲は、客観的に見たら駒沢が強いと思います。

東洋は一枚足りない。

1秒を大事にして、攻める姿勢をださないと

あっといまに負けてしまう。

1・3・6の主力区間が大事。ミスは許されない。

能力がない選手は、勇気を持たないといけないと思います。

 

設楽啓太と悠太は、年ごとにベストを更新していますが、

ガツガツしていないのに不思議です・・・

でもmのびのびとやっているのが良いのかな。

いずれ27分台を2人で出してほしいですね。

悠太にマラソンを勧めたら、集中力がないので無理といわれました(笑)。

それでも同級生の早稲田大学の大迫 駒澤大学の油布に比べたらまだまだ。

3年生の世代は選手が揃っているので、

切磋琢磨して、世界に羽ばたいていってほしい。

 

出雲連覇を狙いますが、

新たな選手も多いので、

勇気をもってひるまずに攻めの姿勢。

魂が入った走りをしたいと思います。

 

と、いつもの爽やかな笑顔の中にも

新たな闘争心を燃やしていた酒井監督でした。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

 

 

2012年10月 4日

青山学院大学 原晋監督取材

10月1日(水) 晴れ 29度

 

台風17号の影響が心配されましたが、晴れて汗ばむ陽気となりました。

予定通り町田の青山学院大学の陸上部寮へ、

原晋監督にお話を伺いに行きましたが、

原監督、取材のことをすっかり忘れていたらしく、

「今日でしたっけ? あ、すみません! 

美容院の予約をキャンセルしてきます!」と慌てて奥へ

 

原晋監督:

 

今、主力で今ケガをしているのは竹内だけ。

それ以外はベストメンバーで出雲に臨めます。

4人エントリーしている1年生のうち久保田・小椋の2人は出雲で使う予定です。

ふたりとも、今、調子がいいですね。

久保田は2区か3区で使う予定です。

追いかけると出岐以上にプラスアルファの力を発揮するので、1区だともったいないからです。

福田は3区かアンカーかな?

 

ポイントは3区から4区のタスキリレーで何番手で渡せるか。

3区で先頭に立ち、30秒は引き離したいですね。

そして、4・5区で耐えて、アンカーに30秒引き離して渡せれば、

優勝が狙えると思います。

カギとなるのは大谷。

どの区間で大谷を使ったとしても、大谷次第で順位が変わると思います。

 

6月の全日本大学予選の敗因は、チームが出岐頼みになっていたこと。

前回の箱根で5位になった余韻にひたったまま、浮かれた状態で

チームが6月まで来ていた。

そして、全日本予選で出岐が走れなかったことで、

出岐頼みだったことが浮き彫りになりました。

ただ、出岐・久保田・竹内・福田の4人がケガをしていたので

戦力的にも整っていなかったので、納得しています。

 

出岐は、4月の織田記念で途中棄権しました。

4日前まで完璧だったが、当日アップを見てダメだと思って、

棄権してもいいぞと本人には言ったが、

とりあえず走り出して、でもダメで、途中棄権してから、

それ以降おかしくなりました。

原因は3月びわ湖毎日マラソンの疲れだと思われているが、

本当は足首の疲労骨折してやんじゃないかな?

4~6月はどん底でしたが、故障をして、違う強さが出てきました。

故障前は勢いだけで走っていたが、故障して陸上競技の難しさを感じ、

更に落ち着きが出てきました。

重厚感。大人の走りができるようになりました。

走る喜びと強さが付いたと思います。

出岐を見ていて、どん底を味わった選手は強くなるんだと思いました。

よくぞ戻ってきてくれました!という感じです。

このまま陸上人生を終わってしまうのかな・・・、と思っていたが、

ある日突然治った。不調も、回復もよく分からないタイミングでした(笑)。

夏合宿も昨年はユニバーで走り込みができていなかったが、

今年はほぼ全部メニューをこなせました。

今度の箱根2区で爆発すると思う。

前回の区間賞の時よりいい走りをして、1時間6分台はいけるのではと思います。

 

ルーキーの久保田は、故障していて走り出したのは7月のため、

夏合宿は全体の半分しかできていない。

でも、練習は無理をさせず、本人のにも8割でいいと言っている。

久保田の場合、モノが違うので練習は量より継続。

出雲も箱根も全部で使いたいですね。

7月以降は大きな故障なく、3ヶ月間練習が出来ています。

出雲では爆発すると思いますよ。どの区間で走っても区間賞争いすると思う。

性格的にはのんびりしていますが、

普段の久保田と陸上の久保田では人が違う。

そういう意味では二重人格(笑)

普段は素直で明るくていい子。人に好かれるタイプで、

大きい大会になればなるほど嬉しくなるタイプ。

大舞台に強いす、試合では120%の力出せると思います。

 

などなど、選手個々の話をたっぷりと聞いた後、

新しくなったユニフォームを見せていただきました。 

 

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そして、帰り道は、寮の近くにあるカレー屋さん、

原監督薦めの「アッチャ」へ。

心と体を健康にしてくれるカレーをいただきました。

 

カレー.JPG 

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

2012年10月 4日

駒澤大学 大八木弘明監督取材

9月28日(金) くもり 26℃

 

台風が近づいてきてるのが分る早い雲の動きを眺めながら

大八木監督が待つ道還寮へ行って来ました。

5千m13分台のランナーが10人、1万m28分台のランナー9人を揃える駒澤大学。

もちろん、出雲駅伝優勝候補筆頭ですが、そんな大八木監督にお話を伺ってきました。

大八木監督:

ひとり、ひとりの気持ちにまだ波があり、チームとしての「強さ」が足りない。

その中で「強さ」をしっかり身に付けたのが3年の窪田。

とにかく1年生の時からレースで外した事がない。

強気で性格が強い。藤田(敦史)と似ている。

3年生になった今年は、「出だしから更に積極的」になった。

例えば1万mのレース、5千Mの通過が今までは14分5秒くらいだったのが、

今は13分45秒~50秒くらいで突っ込んで我慢するレースをしている。

これだと27分台を狙える。

とにかくエースは彼。大事な所を任せられる。信頼出来る選手。

この窪田に似たタイプで、後を追っている感じなのが2年の中村

夏も窪田とそん色ないくらい練習出来ていた。

内に秘めたものを持っていて、黙々とやるタイプ。

夏合宿後に股関節に炎症が出て出雲は微妙だが、練習はしっかり出来ている。

今は「3冠、3冠とあまり言うな」と選手たちには言っている。

「本当の強さを得た時に言え」と。

まだ今のチームで3冠を目標にするのは重荷になる。

窪田みたいなのがたくさんいないとダメ。ハートの強い選手が。

かつての藤田、大西、西田がいた時みたいなみたいな。

昨年の東洋にはその強さがあった。

だからあそこまで追い込んだ3冠の目標を立てられたと思う。

 

今シーズンのチームスローガンは「原点と無」。

道元禅師の教えから。「無の境地でひたすら走り続けよう」と。

そして駅伝シーズンでは「結束力」。

チームのために一人一人がどれだけ力を出せるか。

ロンドン五輪のチーム競技を見習おうじゃないかと。

水泳の北島選手なんか正にお手本です。

 

出雲駅伝優勝争いは5チームかな。

東洋・早稲田・明治・山梨学院にうち。

東洋はとにかくミスが少ないし、十分3冠もある。設楽兄弟が強いしね。

早稲田は大迫をどっちで使うかな? 山本、平賀もいるから1区かな。

明治は2年生が強いけど 1年の横手が使えないのは痛いね。

山梨学院はオムワンバがロード強そう。

井上やら日本人も数人強いし、アンカーまで繋がれたら怖い存在ですね。

 

と、他大学の分析までしていただきました。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル 

出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

 

 

2012年10月 2日

出雲駅伝中継に向けて取材開始!

文化放送は、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝

そして、来年新春の箱根駅伝と、学生3大駅伝全てを中継し、

年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけています!

 

取材した内容は、出雲、全日本、箱根、

それぞれのレース中だけでなく、

毎週火曜~金曜日放送の「田辺晋太郎 あなたへバトンタッチ」内
20:40〜20:50くらいに放送中の

「箱根駅伝への道」でもご紹介。

さらに「箱根駅伝への道」は、Podcast配信も行ないますので、

お楽しみに!

 

 

 

 

2012年10月 2日

第23回 出雲全日本大学選抜駅伝競走 総合順位

第23回 出雲全日本大学選抜駅伝競走
順位  大学名                   記録
1位 東洋大学 2時間10分43秒 
2位 駒澤大学 2時間11分09秒 
3位 早稲田大学 2時間11分13秒 
4位 東海大学 2時間12分07秒 
5位 拓殖大学 2時間12分55秒 
6位 日本体育大学 2時間13分09秒 
7位 明治大学 2時間13分26秒 
8位 米国アイビーリーグ選抜 2時間14分33秒 
9位 中央大学 2時間14分46秒 
10位 青山学院大学 2時間14分49秒 
11位 国学院大学 2時間15分46秒 
12位 京都産業大学 2時間16分41秒 
13位 第一工業大学 2時間17分51秒 
14位 関西学院大学 2時間18分28秒 
15位 日本文理大学 2時間20分04秒 
16位 北海道学連選抜 2時間20分40秒 
17位 北信越学連選抜 2時間21分44秒 
18位 中京大学 2時間22分50秒 
19位 広島大学 2時間23分16秒 
20位 中国四国学連選抜 2時間24分15秒 
21位 東北学連選抜 2時間26分33秒

2011年10月10日

出雲駅伝6区区間順位

第6区
順位  大学名                   トップとの差
1位 東洋大学 2時間10分43秒 
2位 駒澤大学  +26秒 
3位 早稲田大学  +30秒 
4位 東海大学  +1分24秒 
5位 拓殖大学  +2分12秒 
6位 日本体育大学  +2分26秒 
7位 明治大学  +2分43秒 
8位 米国アイビーリーグ選抜  +3分50秒 
9位 中央大学  +4分03秒 
10位 青山学院大学  +4分06秒 
11位 国学院大学  +5分03秒 
12位 京都産業大学  +5分58秒 
13位 第一工業大学  +7分08秒 
14位 関西学院大学  +7分45秒 
15位 日本文理大学  +9分21秒 
16位 北海道学連選抜  +9分57秒 
17位 北信越学連選抜  +11分01秒 
18位 中京大学  +12分07秒 
19位 広島大学  +12分33秒 
20位 中国四国学連選抜  +13分32秒 
21位 東北学連選抜  +15分50秒 

2011年10月10日

出雲駅伝5区区間順位

第5区
順位  大学名                   トップとの差
1位 東洋大学 1時間40分23秒 
2位 早稲田大学  +25秒 
3位 駒澤大学  +1分16秒 
4位 日本体育大学  +1分27秒 
5位 東海大学  +2分04秒 
6位 明治大学  +2分20秒 
7位 拓殖大学  +2分44秒 
8位 青山学院大学  +2分50秒 
9位 中央大学  +3分01秒 
10位 米国アイビーリーグ選抜  +3分56秒 
11位 京都産業大学  +4分05秒 
12位 国学院大学  +4分21秒 
13位 第一工業大学  +4分41秒 
14位 関西学院大学  +5分38秒 
15位 日本文理大学  +6分49秒 
16位 北海道学連選抜  +7分50秒 
17位 北信越学連選抜  +8分32秒 
18位 広島大学  +9分45秒 
19位 中国四国学連選抜  +9分46秒 
20位 中京大学  +10分17秒 
21位 東北学連選抜  +11分52秒 

2011年10月10日

出雲駅伝4区区間順位

第4区
順位  大学名                   トップとの差
1位 東洋大学 1時間21分21秒 
2位 早稲田大学  +03秒 
3位 日本体育大学  +48秒 
4位 明治大学  +1分01秒 
5位 駒澤大学  +1分09秒 
6位 東海大学  +1分15秒 
7位 拓殖大学  +1分36秒 
8位 青山学院大学  +2分01秒 
9位 中央大学  +2分13秒 
10位 米国アイビーリーグ選抜  +2分14秒 
11位 京都産業大学  +2分54秒 
12位 国学院大学  +3分14秒 
13位 第一工業大学  +3分16秒 
14位 関西学院大学  +4分17秒 
15位 日本文理大学  +5分03秒 
16位 北海道学連選抜  +6分03秒 
17位 北信越学連選抜  +6分43秒 
18位 広島大学  +7分25秒 
19位 中国四国学連選抜  +8分01秒 
20位 中京大学  +8分11秒 
21位 東北学連選抜  +9分52秒

2011年10月10日

出雲駅伝3区区間順位

第3区
順位  大学名                   トップとの差
1位 早稲田大学 1時間2分42秒 
2位 東洋大学  +03秒 
3位 明治大学  +14秒 
4位 拓殖大学  +26秒 
5位 日本体育大学  +42秒 
6位 東海大学  +57秒 
7位 駒澤大学  +1分02秒 
8位 青山学院大学  +1分03秒 
9位 中央大学  +1分19秒 
10位 米国アイビーリーグ選抜  +1分48秒 
11位 第一工業大学  +2分03秒 
12位 京都産業大学  +2分13秒 
13位 国学院大学  +2分27秒 
14位 関西学院大学  +3分05秒 
15位 日本文理大学  +3分16秒 
16位 北海道学連選抜  +3分41秒 
17位 広島大学  +4分46秒 
18位 北信越学連選抜  +4分50秒 
19位 中国四国学連選抜  +6分18秒 
20位 中京大学  +6分54秒 
21位 東北学連選抜  +7分44秒

2011年10月10日

出雲駅伝2区区間順位

第2区
順位  大学名                   トップとの差
1位 明治大学 39分28秒 ※区間新記録
2位 早稲田大学  +05秒 
3位 東洋大学  +09秒 
4位 青山学院大学  +10秒 
5位 拓殖大学  +11秒 
6位 東海大学  +26秒 
7位 日本体育大学  +33秒 
8位 駒澤大学  +38秒 
9位 中央大学  +42秒 
10位 第一工業大学  +42秒 
11位 米国アイビーリーグ選抜  +1分00秒 
12位 京都産業大学  +1分04秒 
13位 日本文理大学  +1分42秒 
14位 国学院大学  +1分45秒 
15位 広島大学  +2分00秒 
16位 北海道学連選抜  +2分10秒 
17位 関西学院大学  +2分14秒 
18位 北信越学連選抜  +2分35秒 
19位 中国四国学連選抜  +3分24秒 
20位 中京大学  +4分58秒 
21位 東北学連選抜  +5分21秒 

2011年10月10日

出雲駅伝1区区間順位

第1区
順位  大学名                   トップとの差
1位 拓殖大学 22分48秒 
2位 第一工業大学  +07秒 
3位 早稲田大学  +13秒 
4位 青山学院大学  +16秒 
5位 東海大学  +22秒 
6位 東洋大学  +33秒 
7位 京都産業大学  +37秒 
8位 明治大学  +44秒 
9位 米国アイビーリーグ選抜  +45秒 
10位 中央大学  +51秒 
11位 日本体育大学  +55秒 
12位 広島大学  +1分05秒 
13位 駒澤大学  +1分06秒 
14位 日本文理大学  +1分19秒 
15位 北海道学連選抜  +1分28秒 
16位 国学院大学  +1分36秒 
17位 関西学院大学  +1分40秒 
18位 北信越学連選抜  +1分57秒 
19位 中国四国学連選抜  +2分28秒 
20位 中京大学  +3分12秒 
21位 東北学連選抜

 +4分06秒

2011年10月10日

10月9日 出雲駅伝スタートレーンオーダー発表

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2011年10月 9日

東洋大学 酒井俊幸監督

10月6日() 10時 25℃ 鶴ヶ島
 

中央大学の寮を後にして、

豊田から西国分寺、北朝霞から朝霞台、鶴ヶ島と

電車を乗り継いで来ました。

 

この時間ともなると、

あの夏の暑さにはもちろん及ばないものの、

昨日とは全く違う汗ばむ陽気です。

 

線路沿いの幅の広い道を大学へ向かい、

木の生い茂る校内に入ると、

こちらも大学界屈指の強さを誇る野球部選手達の

気持ちよい挨拶を受けました。

 

そして寮に到着すると、

酒井監督のかわいいお子さん達も出迎えてくれました~

 

昨シーズンはこの時期有力選手の足並みが揃わず、

出雲は完全に育成の場にせざるを得なかったという酒井監督、

「今年は選ぶのではなく削る作業が必要だった」

という分厚い選手層が東洋の特長です。

 

絶対的エース柏原の充実、設楽兄弟のレベルアップ、

これに加えて3年生の充実、2年生の台頭、

低迷期を克服した選手の復活、

箱根駅伝が15区間あれば、

おそらく東洋が優勝候補筆頭では?という陣容です。

 

「今年は出雲から攻めて狙っていく。

そうしないと1月の箱根の様に早稲田さんに

2人の故障者(佐々木 志方)が出ても攻めきれない」と、

酒井監督は話していました。

 

パターン用意しているというオーダー、

柏原選手はアンカーか?

もっと前の区間か?

今から他の有力大学との対決が楽しみです!

2011年10月 7日

中央大学 浦田晴生監督

10月6日() 10時 20℃ 南豊田
 
昨日とはうって変わって清々しい快晴の空。
奥多摩の山々も綺麗な山容を見せてくれています。
昨年から新しくなった寮にお邪魔するため、豊田駅に降り立ちました。
 
寮に到着し、浦田監督の出迎えを受け、
綺麗な食堂の一角をお借りして取材を行いました。
 
浦田監督は、
「年間の目標は3大駅伝3位以内。
やはり、攻めの目標の中で戦わないと上は目指せない」
とした上で、
「これまでの経験者が今シーズン前半はもたついた。
それ以外の戦力が出てきたのは大きいが、
出雲は5位6位辺りになれれば収穫ありですね」
と控えめな言葉でした。
 
というのも、
キャプテン井口選手がエントリーを外れ、
棟方選手も全日本からの予定で、
戦力が整うのは少し先になりそうです...
 
それでも、
1年生の新庄弟、
2年生の軸西嶋選手に追い付け追い越せの
相場、代田、須河選手など、
勢いある2年生チームが非常に楽しみです。
 
これだけ群雄割拠の大学駅伝になっても
必ずある程度上位で戦う中央大学の地力は、
今年も見過ごせませんね。

2011年10月 7日

早稲田大学 渡辺康幸監督

10月5日()  15時 雨 15℃
 
明治大学取材を終えて寮の外に出ると、大雨...
ズボンの裾を濡らしながら八幡山駅に戻りました。
餃子屋さんで腹ごしらえをし、
八幡山⇒新宿⇒池袋⇒小手指と電車移動。
 
小手指駅を降りても強雨変わらず・・・
早稲田大学小手指グランドに向かいました。
 
雨の中でも活気にあふれる早稲田の練習。
砲丸や槍投げの槍に囲まれたクラブハウスの中で
渡辺監督の取材を始めました。
「キャプテン八木と二年の志方は故障で走れないが、
目標は優勝。2番手以降は意味がない」と渡辺監督。
大エース大迫のパワーアップ、
矢澤、三田、佐々木、平賀と経験者を挙げていくと今年もやはり強い!
と感じます。
監督は続けて、
「ポイントは矢澤。昨年より少し悪いが練習は出来ている」
と言ってました。
 
「うち、駒澤さん、東洋さんのどこかが出雲勝てば、そこの3冠ありますよ」
とまで言った渡辺監督。
3強の実力拮抗と共に、
出雲から駅伝シーズンの流れを作るのがいかに大切かを
昨シーズン勝って味わった渡辺監督のこの言葉、
重みがあります。
 

2011年10月 7日

明治大学 西監督&鎧坂主将

10月5日()  10時 雨 14℃
 
電車の車窓から見えていた霧雨は、
駅を降りるとしっかりとした雨に...
八幡山駅から閑静な住宅街を歩いて10分少々、
明治大学の八幡山グランドに到着です。
 
入り口のミーティングスペースで、
今回も親切な管理人の方がまず迎えて下さいました。
 
程なく西監督がご登場。
「箱根を見据えての初戦だが、現段階の最高メンバー戦う」と、
1月の箱根駅伝後に打ち立てた3大駅伝優勝の目標にぶれはありません!
西監督が、「いつでも持てる力をフルに出せる選手」と
全幅の信頼を寄せる絶対的エース鎧坂。
その鎧坂に続くのが、数人の故障者はいるものの他大学が警戒する強力1年生陣。
2年生3年生にも新しい力が台頭し、
北選手や1年八木沢選手が走れない穴を埋める様です。
 
そのあと寮に移動して鎧坂選手のインタビュー。
 
イギリス記録会⇒中国ユニバーシアード⇒イタリア記録会のハード遠征を
およそふた月でこなしましたが、
「色々経験出来たのはプラス。最大の思い出は飛行機の中です()
と、頼もしく話してくれました。
 
詳しくは出雲駅伝中継、
来週の「箱根駅伝への道」にご注目下さい。

2011年10月 7日

駒澤大学 大八木弘明監督

10月4日(火) 晴れ 21℃

駒澤大学の大八木監督は、5000m13分台の選手を10人揃えることを

ここ数年、ひとつの目標としていましたが、

先日の日体大記録会で、井上翔太が13分58秒53をマーク。

駒澤大学10人目の13分台ランナーとなりました。

育成期間を終え、戦力が揃った駒澤大学。

その大八木弘明監督にお話を伺いに、道環寮へ行って来ました。

 

質問  :出雲が近づいてきましたが、今の手応えは?

大八木:選手たちの体調は良い方かなと思います。順調に夏合宿もこなしてくれましたので、

     手応えはありそうな感じはします。

 

質問  :昨年の出雲のメンバーが全て残っていますが?

大八木:そうですね。全員残っていますので、良いチームになってると思います。

 

質問  :経験のある上級生と伸び盛りの下級生ということで、選手層が非常に厚くなったのでは?

大八木:そうですね。ま、今年は勝負の年ですので、層も厚く、しっかりと良いチームになっています。

 

質問  :区間距離が短い出雲駅伝の戦い方は?

大八木:私のチームは、いつもアンカーで逆転されていますので、今年は1区から攻めていって、

     トップをキープし、ひと区間、ひと区間少しずつリードを広げていって、

     アンカーで逆転されないようなレースをしたいと思っています。

     やはり、他大学に大砲がいると逆転されてしまうので、1分くらい2位と差をつけて、

     6区のランナーにタスキを渡してくれればなと思っています。

 

質問  :それを実現するための選手起用方法は、もう考えていますか?

大八木:そうですね。今のところ誰を使おうかというので、ちょっと迷っています。

     全体的にチームの状態が良いものですから、ちょっとメンバーを決めるのに悩んでいる状況です。

     下級生も使ってみたいですし、上級生も頑張ってやってくれていますので、悩みますね。

     ま、良い悩みですけど。

 

質問  :出雲駅伝で注目してほしい選手は?

大八木:下級生ですね。2年生の窪田、油布や1年生の村山といった選手に注目して欲しいと思います。

 

質問  :1年生の村山選手はどういった選手ですか?

大八木:日本インカレの5000mで優勝してくれましたし、そういう面で注目されつつある選手です。

     最後のキレがありますし、夏合宿をこなして、スタミナも付いてきました。

     また、負けず嫌いで強気。レースで勝つポイントを間違わなければ、勝てる選手ですね。

      

質問  :今年の3大駅伝の目標は?

大八木:昨年は、全てのレース、3位以内という目標でしたが、今年は勝負の年だということで、

     優勝を狙うということを、選手たちにも伝えてます。優勝、3つ狙いにいく年だと思っています。

 

質問  :駒澤大学は、ここ2年、3大駅伝の優勝から遠ざかっていますしね。

大八木:そうですね。何か寂しいですね。

 

質問  :大八木監督が駒澤大学で指導を始めて、今年で17年目。

     そして、今年勝てば、3大駅伝17勝目となりますね?

大八木:そうなんですよ。だから今年は3大駅伝のうち、ひとつは勝ちたいと思っていますので

     選手には頑張ってもらいたいと思います。

 

出雲では、6区アンカー区間で抜かれてしまい、

優勝を逃したという嫌な印象が強いと話す大八木監督でしたが、

戦力が充実した今年は、1区から独走で13年ぶりの出雲優勝を目指します。

 

詳細は、10月10日(月)体育の日 午後1時からの

『文化放送スポーツスペシャル 

第23回出雲全日本大学選抜競走 実況中継』の中で!!

 

 

 

 

 

2011年10月 4日

東海大学 両角速監督&村澤明伸選手

9月28日(水) 晴れ 24℃

 

爽やかな秋晴れ。

東海大学前駅から東海大学まで、いつもは途中でバテてしまう心臓破りの登り坂も

気持ちよく歩くことができました。

この日は、東海大学陸上競技部の駅伝チーム新体制発表と

クロスカントリーコース竣工式が行なわれるということで、取材に行ってきました。

 

東海大学は今年の4月から、東海大学OBで、長野県の佐久長聖高校監督だった

両角速氏を監督に迎えています。

両角監督と言えば、佐久長聖高校陸上部の監督に就任すると、

自らクロスカントリーコースを造り、佐久長聖高校を陸上名門校に育て上げた方。

その両角監督に、合同記者会見の後、お話を伺いました。

 

質問:素晴らしいウッドチップのクロスカントリーコースが出来ましたが、出来映えは?

両角:非常にすばらしいコースを造っていただいて、よりプレッシャーを感じているところもあります(笑)

 

質問:両角監督が、クロスカントリーを重視されているポイントは?

両角:やはり、世界を席巻しているしているアフリカ勢、ケニア、エチオペア勢、

    彼らの抜群の強さというのは、やはり彼らの生活環境にある、

    自然をバックした練習環境にあると思います。

    一方、日本の強化を見ると平坦な陸上競技場が中心の練習になってしまっていると。

    その差というものが、力の差になっていると感じています。

    そこで、アフリカ勢のトレーニング背景に近づく、または見習うという部分において、

    クロカンは、私個人というより、世界的な取り組みで、日本は若干遅れているという感じです。

    ま、実際、佐久長聖時代に指導していく中で、クロスカントリーコースを中心に練習して、

    その効果が実証されていますので、改めて大学に持ち帰って、学生の強化に充てるということで、

    ようやく念願叶って、クロカンコースが出来たという感じです。

 

質問:いきなり世界を見据えてですか?

両角:そうですね。やはりやるからには、今で言えば、村澤や早川、

    ま、早川は実際、先日のユニバーシアードで銅メダルを取っているんですけれども、

    その他にも力のある選手がいますので、彼らの力をさらに伸ばしていくことを考えると、

    もう一歩踏み込んだ練習環境が必要かなとも思います。

 

質問:そんな中、大学駅伝初陣、出雲駅伝が近づいてきましたが、今のチームの状態は?

両角:ちょっと夏合宿で張り切りすぎて、若干の故障者もいて、

    ベストメンバーを組めない可能性もあるのですが、

    ま、東海大学の監督に就任してまだ1年目で、右も左も分からない状況もありますので、

    失敗は付き物かな?という気もしますが、

    ただ、学生は限られた4年間の中で、失敗は許されない状況でもありますから、

    彼らがしっかりと力を発揮できるように、これからコンディショニングして、

    やっていきたいと思っています。

 

質問:期待していた選手が、出雲駅伝に出ることが出来ないということでしょうか?

両角:そうですね。回復具合にもよるのですが、元村が厳しい状況かなという状態です。

    ただ、村澤と早川が、非常に元気が良いので、

    主軸はきちんと仕事をしてくれるのかなと思っています。

 

質問:元村くんの今の状態は?

両角:ちょっと夏合宿頑張り過ぎまして、さらに今年、日本インカレが彼の地元、熊本でありまして、

    その大会にはどうしても出場させたいと思っていたのですが、

    そこで私の判断ミスというか、ちょっと無理をさせてしまったというところもありまして、

    今、ちょっとリハビリに専念させている状況です。

    ただ本人は、試合に出たいという意志が強いので、

    何とか回復してくれるのかなと思っています。

 

質問:距離が短い、スピードの出雲駅伝と言われますが、戦い方は?

両角:区間も少ないですし、それぞれの距離が短いとなると、

    どの区間も穴があってはいけないなと感じます。

    特に出遅れを取り戻す距離が短いと思いますので、

    先手必勝という戦い方に成らざるをえないと思います。

    なので、1区、3区といった区間が大事になってくるのかなと思います。

    ま、うちの選手はスピードのある選手が多いので、そういう特性が活かせたらと思います。

 

質問:大エース、村澤選手が三大駅伝どんな走りをしてくれるのか、

    陸上ファンは期待していますが?

両角:そうですね。ファンの皆さんが楽しみにしていると思います。

    また、村澤に負けじと他の選手も力をつけてきていますので、

    私自身も楽しみに思っています。

 

質問:村澤選手は、アンカーになりそうですか?

両角:そうですね。何とも言えないのですけれども、次のレースのこと踏まえた上で、

    出雲駅伝では、どこで使うのが良いのか考えながらやっていきたいと思っています。

    やはり、来年がオリンピックイヤーになりますので、そう考えると、もう1年無い訳ですし

    彼にとって、オリンピックは数回しかチャンスが無いので、

    そっちの方も見据えて、やっていかなくてはならないと思います。

    駅伝がオリンピックに繋がっていけば良いかなと思います。

 

質問:両角監督の指導理念は?

 両角:言葉としては、『人間的な成長なくして、競技力の向上はない』と言ったことを常々、

    佐久長聖時代も、今の学生にも言っています。

    また、そうしていくために、いろんなシステムを変えていかなくてはいけないので

    寮の在り方や部の運営の仕方とか、そういうものがあって、成長を促していけるので、

    クロカンコースもそうですけど、インフラ面も整備していってあげなくてはいけないと思います。

 

質問:どんな出雲駅伝にしたいですか?

両角:失敗を恐れずにやらなくてはいけないなと思っています。

    私自身一年目ですし、最初から順調に行くとは思っていないので、

    いろいろと失敗したなと思うこともありだと思っていますので、

    一歩ずつ焦らずに前に進んでいけたらなと思っています。

 

質問:選手からは3位以内だという話が出ていますが?

両角:そうですね。村澤、早川は力がありますので、

    その2人の力を他の選手が活かせていけるかというのが、

    キーになると思います。

 

そして、練習後の村澤選手にもお話を伺いました。

 

質問:いよいよ駅伝シーズンが始まりますが、今の状態は?

村澤:夏は合宿と遠征とふたつあったんですけど、

    ま、遠征終わりということで、ちょっと疲労がでているかなという感じなので、

    今は、疲労を抜きつつ、駅伝シーズンに向けて調整している中で、

    夏やってきた成果が少しずつ出てきているので、

    駅伝シーズン、楽しみだなと感じています。

 

質問:その、夏にやってきたこととは?

村澤:遠征を中心に、夏合宿等を組んでいたので、

    遠征でまずまずの走りが出来たということ。

    そしてその遠征での良い走りの感覚が、今も持ち続けていることができているので、

    その感覚というものを、駅伝シーズンに繋げていくことができたらなと思っています。

 

質問:トラックシーズンを総括すると?

村澤:記録の面で見ると、力がついてきたのかなと感じるのですが、

    勝負の面で見てみると、いまひとつ勝ちきれてないというところがあるので、

    そういったところで、まだまだ自分の力不足を感じています。

 

質問:ヨーロッパ遠征で感じたことは?

村澤:日本国内では味わえないレース展開であったり、

    力の差っていうのを直に感じることが出来てました。

    日本ではまず感じることができない感覚を味わえたので、

    この感覚を忘れないようにしていきたいなと思います。

    ラスト1000mの勝負強さは、ヨーロッパの選手が強いなと感じて、

    で、総合的には、やはりアフリカの選手が走力的にずば抜けているなというのがあるんですけど、

    ラスト1000m、またラスト1周の鐘がなってからの動きというのが、日本人とは違う、

    格の違う動きだったなと感じたので、そういったところで力の違いを感じました。

 

質問:高校時代の恩師、両角監督が東海大学の監督になりましたが?

村澤:僕が力をつけてきている中で、高校3年間というのは、柱になっているので、

    その柱の時期を指導していただいた先生に、またこうやって指導していただけるということで、

    初心戻るという感覚もありますし、また強くなれるという感覚もあるので、今でもワクワクしています。

 

質問:村澤選手は、駅伝というものをどのように捉えていますか?

 村澤:駅伝は、みんなと一緒に戦うという中で、

    僕自身、個人の力も付けてこれているというのもあるので、

    僕の中では、トラックのためにも重要になってると感じています。

 

質問:そして、いよいよ三大駅伝スタートしますが、目標は?

村澤:今年のチームの目標が、三大駅伝3位以内となっているので、

    まずはそのチームの目標を達成すべく、

    自分の役割というものを100%果たしていきたいと思っています。

 

質問:出雲ではどんな役割を果たしていきたいですか?

村澤:区間によって変わってくると思うのですが、

    やはり自分にしかできない走りというものもあると思うので、

    前半区間だったら流れを生む走り、

    後半区間だったらしっかり勝負してとにかく順位を上げていく走り、

    というような、僕にしか出来ないような走りをしていけたら良いなというふうに思っています。

 

質問:駅伝シーズンが始まるというのは、楽しみですか?

村澤:駅伝は特に注目してくれる人が多いので、

    そういう人から頑張ってと応援していただけると、

    いよいよ駅伝シーズンだなという気持ちになってきます。

 

質問:来年はロンドンオリンピックもありますが、村澤選手はオリンピックについてどうお考えですか?

村澤:やはり、4年に一度という数少ない機会ということと、

    スポーツ最高峰であるということで、誰もが目指すものであると思うのですが、

    僕にとっても陸上やり始めた時から夢だったオリンピックが、今は確実に目標となっていて、

    その目標であるオリンピックが来年ロンドンであるということで、しっかりと狙っていきたいと思います。

 

質問:最後に駅伝ファンは村澤くんの走りを楽しみにしていると思います。

    メッセージをお願いします。

 

村澤:そう言われると困っちゃうのですけど(笑)

    僕の走りでみなさんに何か伝えることができたら、

    僕自身、頑張って良かったな。と思えるので、

    頑張りますので、応援宜しくお願いします。

 

 

詳細は、10月10日(月)体育の日 午後1時からの

『文化放送スポーツスペシャル 

第23回出雲全日本大学選抜競走 実況中継』の中で!!

 

 

2011年10月 3日

創部以来初の3大駅伝フル出場

2010年 10月8日(金) 

出雲駅伝まで、あと3日となり、お忙しい中、
出雲駅伝初初出場の城西大学 櫛部静二監督にお話を伺いました。

創部以来初めて3大駅伝フル出場の城西大学ですが、
「チーム全体で力を発揮出来るチーム」と、
櫛部監督も楽しみにしています。

ただ、夏合宿などの疲れが残る主力選手が多く、
出雲駅伝に関しては、
「1区・2区で流れを作りたい。ここには楽しみな選手、強い選手を置きます。
その後は順調に来ている選手で上位でタスキを繋げれば」と
話していました。

3000障害で世界ジュニアにも出場した1年生の山口選手、
中距離では全学生トップクラスの力を持つ4年生田中キャプテン、
競り合いに強く、ぐっと力を付けてきた2年生の吉元選手辺りが注目となりそうです。

城西大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年生:田中 佳祐 ・ 三田 翔平 ・石田 亮 ・八巻 賢
3年生:橋本 隆光 ・田村 優典
2年生:中原 大 ・吉元 真司
1年生:平田 啓介 ・ 山口 浩勢

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!

(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ 
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)

2010年10月 8日

充実の4年生

2010年10月7日(木) 晴れ

日本体育大学編

明治大学取材を終えて、八幡山から青葉台に移動。
青葉台駅からバスに乗り、日体大健志台グランドに取材に行きました。
途中、バスが銀杏並木道を通るのですが、
例年、「全日本大学駅伝」取材の10月下旬は少し色付き始め、
「箱根駅伝への道」取材の11月は見事に黄色い道となり、
「箱根駅伝」取材の12月は、落葉が進んでいるのです。
今日はまだ、緑あふれる銀杏並木でした。

さて、強力な4年生と楽しみな1年生が評判の日体大、別府健至監督の話です。

・出雲の位置付け・目標
別府健至監督:『出雲は3大駅伝の一発目で非常に重要。
チームの流れ、勢いを左右する大会。
結果はもちろん内容が重要。常にトップ争い出来る位置でレースをしたい。』

・チームの特徴
別府健至監督:『エースを一人挙げるのは難しい。4年生全体で引っ張るチーム。』

・その中でもエース格の野口・出口選手に関して
別府健至監督:『今シーズンは世界クロカンなど世界の舞台も経験した。
駅伝では、もうワンランク上の二人の姿に期待したい。』

・注目の1年生、本田・服部選手に関して
別府健至監督:『本田は高校時代から故障が多かったが、故障なく夏までこなせた。
ここからどう結果を出すか。服部は1年生ながら堂々としている。
夏もしっかりやれたので、こちらもこの後に期待。
ただ、あくまで1年生なので、過剰な期待はしない』

・駅伝シーズン全体への抱負
別府健至監督:『昨年以上に準備が出来ている。3つ駅伝に出られるのは大きい。
1つ1つ波を作っていきやすい』

優勝候補、早稲田・駒澤もマークする日体大の戦力、そのレースぶりは大いに注目です。

日本体育大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年生:野口 拓也・筱嵜 昌道・谷野 琢弥・出口 和也・松田 佑太
2年生:早川 智浩・福士 優太朗・石若 大武
1年生:服部 翔大・本田 匠

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!

(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ 
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)

2010年10月 7日

監督は自信あり気

2010年10月7日(木) 晴れ 気温22・3℃

明治大学編

先日訪ねた八幡山の日本大学寮に隣接する明治大学のグラウンドへ、
明治大学、西弘美監督に意気込みを伺ってきました。

・メンバーが変わって、今年のチームの特徴は?
西弘美監督:『石川・安田・松本・北条らのインパクトが強かった分、
春先は去年の4年が抜けた穴が大きく感じたが、
徐々に埋まってきました。
今はチーム全体の力でカバーしている感じです。
去年は、下のほうが弱かったので、全日本、箱根は最後の一枚、
山上りよりも9区、10区が足りませんでした。
去年、安心して使えたのは8人までだった。
今年はその部分の穴埋めはできた。今年は10人が10人厚い。
12、13番目からは落ちるけど・・・
上位3人は石川・安田・北条クラスに比べれば、実力的には落ちるけど、
4、5、6番目は今のほうが強いですね。
全体のバランスで言うと、今年の方が強いと思います』

・鎧坂哲哉選手の状態は?
西弘美監督:『足の状態は、大事をとって休んでいたので、今は良いですね。
夏の36日間の合宿を全てこなした。エースだからとか、
自分ががんばらないといけないと思うと空回りしてしまう。
気持ちと体がマッチしてほしい。
彼が流れを変えられるように周りがサポートしないといけないね』

夏合宿での充実ぶりが伺えた西監督のお話をでした。
意外にも、出雲駅伝は、まだ2回目の出場ですが、
明治大学の走りにも注目です。

明治大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年生:小林 優太・松本 翔
3年生:田原 淳平・細川 勇介・山崎 亮平・鎧坂 哲哉
2年生:大江 啓貴・菊地 賢人
1年生:北 魁道・髙城 孔

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!

(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ 
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)

2010年10月 7日

常勝軍団復活なるか?

2010年10月6日(水) 晴れ 気温23・6℃

駒澤大学編

午後1時15分、少し歩けば汗ばむような陽気の中、ニ子玉川駅に到着。
駒澤大学の大八木弘明監督にお話を伺ってきました。

・前回の箱根駅伝をふり返って
大八木弘明監督:『前回は優勝を狙っていたが、星と上野がケガをして、走れなくて、
東洋を追いかけることができなかった。』

・新チームになって
大八木弘明監督:『今年のテーマは「原点と自覚」。
宇賀地たち、強力な4年生が抜けて、新チームには、
改めて原点に戻り、そして自覚を持って練習に取り組むように言っています。
特に今の2年生には、積極的にチームを引っ張っていって欲しいと言っています。
1年生では、窪田選手が9月に13分55秒18の自己ベストを出し、
チーム全体で13分台の選手が6人となりました。
窪田は、今、1年生で1番良いですね。
高校時代の実績で言うと、油布の方が圧倒的に上だけど、
油布と同じくらいの実力になってきた。
実は、窪田は、故障をかかえたまま入学してきて、練習を開始したのは5月。
最初はじっくり走り込ませ、夏合宿も順調にこなして、
大学最初のレースで13分台を出したよ。 このまま行けば、28分台出すよ。
2年生も調子が良いし、出雲は1、2年を中心にやる可能性が高いですね。』

・出雲のライバルは?
大八木弘明監督:『出雲のメンバーを見ると、やはり早稲田が強そうだね。
日体大も5000メートル13分台の選手が多くて、
優勝候補ナンバー1じゃないの?』

・目標は?
大八木弘明監督:『出雲の目標は、シード権の3位以内に入れれば良いね。
出雲、全日本、箱根と、3つ全部3位以内に入れればね。』

と話す大八木監督は、終始笑顔で話してくれて、チームの充実ぶりが伺えました。

ひと通り、チームの状態を伺った後、話は変わり、
大八木監督が出席したパーティーの話へ
大八木弘明監督:『この前、あるパーティーに出席したら、
同じテーブルに長嶋茂雄さんと王貞治さんがいて、びっくりした!
一緒に写真とってもらったよ』と満面の笑みで、うれしそうに教えてくれました。

駒澤大学の出雲駅伝エントリー選手10名
3年:井上 翔太
2年:上野 渉・撹上 宏光・久我 和弥・後藤田 健介・千葉 健太
1年:茅原 祐也・窪田 忍・郡司 貴大・油布 郁人

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
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2010年10月 6日

新戦力の台頭

2010年10月5日(火) 晴れ 気温20・6℃

東洋大学編

出雲駅伝のメンバー10人が発表されましたが、
東洋大学のメンバー表の中に、
箱根駅伝連覇の立役者、柏原選手の名前がありませんでした。
柏原選手抜きで、出雲をどう戦うのか?
池袋駅から東武東上線に乗り、午後1時30分に鶴ヶ島駅へ到着。
東洋大学陸上部の寮で、酒井俊幸監督にお話を伺ってきました。

「新入生や箱根を経験していないメンバーの頑張り」
酒井監督が話したのは、箱根連覇を果たした主力メンバーではなく、
新たな力の台頭でした。
1年生では、設楽兄弟、定方、大津顕杜選手、
3年生では、山本憲二、川上遼平選手。
そして、酒井監督が箱根に向けて期待していたのは、
これまで大舞台で活躍していなかった4年生の成長でした。

出雲は、鴛海(おしのみ)、本田選手がエントリーされていますが、
酒井監督は「経験のない4年生があきらめない気持ちを見せれば、
メンバーになれない選手も同じ方向を向く。」と最上級生の頑張りが、
チームの一体感をつくると話していました。

気になるのは柏原選手。
冬場の故障もあり出雲はエントリーされませんでしたが、
状態はあがっているということで、全日本、箱根に向けて動き始めています。
「出雲は柏原がいない中でどこまでやれるのか。新たな主力候補をつくりたい」
という東洋。
主力不在ですが、これが選手の底上げにつながれば、
常勝軍団に向けさらにチームが強力になるだけに、
出雲での新戦力の台頭から目が離せません!!

東洋大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年:鴛海 辰矢・本田 勝也
3年:川上 遼平・ 山本 憲二・田中 貴章
2年:市川 孝徳
1年:大津 顕杜・定方 俊樹・設楽 啓太・設楽 悠太

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
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2010年10月 6日

出雲駅伝3連覇は!?

10月4日(月) 曇 21・1℃

日本大学編 

PM4時30分 世田谷区八幡山にある日本大学学生寮に到着。
学校の創立記念日のために休校で寮はひっそりとしていましたが、
堀込隆コーチにお会いしてきました。

昨年、学生最強ランナー、ダニエルの活躍で出雲駅伝を連覇。
さらに全日本大学駅伝も制し、大東文化大学、順天堂大学に続く、
大学駅伝3冠に王手をかけた日本大学でしたが、今年の正月に行われた
箱根駅伝では、まさかの15位で、シード落ちとなってしまいました。
チーム再建のために、箱根駅伝後、どのような取り組みをしてきたのでしょか?
堀込コーチに伺いました。

堀込コーチ:
『箱根が終わった後の閉会式で、ある記者から「出雲と全日本を制しながら、
箱根駅伝のシード権を取れなかった例は史上初めてなのですが、今のお気持ちは?」
と聞かれ、そんな例もあるんだ。と思いました。知りませんでした。
箱根の後、スタッフを集め、何が足りなかったのか?
これからどのように取り組んでいけば良いのか?
チームの再建に向けてプロジェクトチームをつくり、話し合いを重ねました。
その中で、何となく見えてきたものがありました。取り組むことが多かったですね。
まずは、走り込む距離の不足を感じたので、夏合宿では、昨年よりも300キロほど多く、
ひとり1000キロ走らせました。
秋の大会を見ると、それなりの成果は出たのかなと思います。
そして、「挨拶」「脱いだ靴を揃える」といった学生競技者として当たり前のことを
改めて徹底させました』

今年のチームの特徴は?
『今のチームは発展途上。
箱根のメンバーから5人が抜けたという事実以上に、キャプテン谷口の存在感、
そして、ダニエルの爆発力が抜けた穴は、大きかったですね』

出雲の抱負:
『出雲の後、すぐに箱根駅伝の予選会があり、ふたつの兼ね合いが難しいですね。
出雲でそれなりのレースをして、そして移動して予選会というのは、
精神的にもタフじゃないとやれません。
今年は、選手層もそれほど厚くないので、出雲は1、2年生を使い、可能性の追求。
ニューヒーローの誕生を望みます。
それが、全日本、そして、予選会を通過した後の箱根に生きてくると思います』


日本大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年:笹崎 慎一
2年:久保 翔吾・横松 徹・田倍 憲人
1年:加賀田 剛輝・森谷 修平・垂澤 直也・安田 翔吾・内田 拓

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!

(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ 
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2010年10月 4日

大学駅伝取材スタート

2010年 10月3日(日) 晴れ 気温20・2℃

早稲田大学編

午前11時、早稲田大学所沢キャンパスに到着。
早稲田大学の渡辺康幸駅伝監督にお話を伺ってきました。

渡辺監督にお会いして、まず感じたのが、
「監督、痩せたかな?」
聞いてみると、10キロほど痩せられたそうですが、
食べる量は変わらず、走る量が増えて、自然と体重が落ちていったそうです。

そこには渡辺監督の意識改革がありました。
渡辺監督は、『指導者となって一度もタイトルを取れず、変えなければならなかった。
私が今年一年にかける意気込みが違います。』と話してくれました。
生徒に示しがつかないからとご自身のウエイトをコントロール。
そして、信頼関係をさらに深めようと、生徒と一緒にジョギングすることが増えたそうです。
『初心に戻って、今年はやる』と渡辺監督は語ってくれました。

渡辺監督に今のチーム状態について伺いました。
渡辺監督:『出雲に向けて、準備はできています。
今年は春から、生徒に3つ取るつもりだと話し、夏合宿でもプレッシャーをかけてきました。
選んだメンバーは、優勝を目指すのであれば、ベストです。
10人の中から、さらに6人を絞り込むのは難しいですね。
今年のチームにエースは、いません。
その代わり、5千Mチーム13分台、1万M28分台の選手が多く、良い意味で悩みの多いチーム。
指導者になって、史上最強のチームだと思います。』

早稲田大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年:猪俣 英希・北爪 貴志
3年:三田 裕介・八木 勇樹・矢澤 曜
2年:佐々木寛文・平賀 翔太・前田 悠貴
1年:大迫 傑・志方 文典

詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!

(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ 
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)

2010年10月 3日