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箱根駅伝に向けて 山梨学院大学合同取材

12月15日(水) 晴れ 13℃

遠くに見える南アルプスの山々は雪の帽子をかぶり、
甲府も寒いのかな?と思って車を降りると、風も無く、意外と暖かい。
そんな中で、まずは大学による壮行会及び結団式が行なわれました。

チアリーダーによるオープニングパフォーマンスに始まり、
エントリー選手16名の紹介、高瀬無量主将による誓いの言葉、
上田誠仁監督の挨拶などなど、一般の学生も多く集まり、賑やかに行なわれました。

そして、場所を移して、監督、選手の個別取材。
上田監督にお話を伺いました。

『前回は、復路の4年生が湿った走りをしてしまった。
今回は、昨年以上の練習はできていますが、派手さが無いですね。
メンタリティの成長がでてきたかどうかが課題です。
区間配置は、選手の体調に応じて変えることができるように、何パターンか考えています。
出雲、全日本でいろんな選手に駅伝の経験を積ませ、箱根に備えてきました。
この区間はこの選手。と決めるのでなく、
候補者数名の中から、調子の良い方を使うしかないよな。
というような選手の選び方をやりたいですね。
うちには、高校時代、陸上雑誌のカラー写真に載るような選手、
風に乗って軽やかに走ってきた選手はいませんが、
逆境、逆風の中でも走っていけるチーム作りをしてきました。
選手たちには、反骨精神を出してほしい。
他校の選手と比べ、持ちタイムで劣っていると、
それだけで、勝てないと思う、過去の実績を気にして、マイナス思考になるのではなく、
知恵を搾り出し、モチベーションを上げて、自分がやってきたことを信じ、
さらに意欲を持ってやらないといけないと思います。
目標は、3位以内。
全日本でシード権を獲得できなかったので、箱根で3位以内に入れば、
全日本にも予選なしで、出れるので、3位以内には入りたいですね』

高瀬無量選手、コスマス選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月15日