『走れ!歌謡曲』は、
トラックドライバーに寄り添う音楽とトークを中心とした
文化放送の最長寿ワイド番組として1968年11月19日に放送を開始し、
長年トラックドライバーに愛されてきました。
そんな『走れ!歌謡曲』が、2018年11月19日に50周年を迎えました。
『走れ!歌謡曲』の50周年の歩みをぜひご覧ください。

1Dayパーソナリティ

2018年に展開した「1DAYスペシャルパーソナリティ」企画は、
番組50周年記念企画の一環で、これを機に、さらに多くの方に番組を知り、
聴いてもらいたいという思いから、幅広い層に人気の方を毎月1名起用していきました。
1日だけのスペシャルパーソナリティ企画は、過去には1982年に、
伝説の歌手・美空ひばりさんが、本人たっての希望で挑戦したことがありました。
また40周年の2007年11月にも5人のアーティストが日替わりでパーソナリティを務めました。

磯山さやか

磯山さやか

磯山さやか

2018年1月31日(水)午前3時00分〜5時00分

オープニングでは磯山さんは「『走れ!歌謡曲』50周年ということで、おめでとうございます! 50周年企画の記念すべき最初のスペシャルパーソナリティがわたくし磯山さやかとなりました。光栄ですが、ドキドキです(笑)。みなさんが素敵な一日を過ごせるように楽しくお送りしていきたいと思います」と、意気込みを語りました。

番組序盤では、自己紹介を含めつつ「磯山さんの出身地・茨城県」「人生で初めて買ったCD」「『水戸黄門』出演時のエピソード」などについてトーク。その後は、磯山さんが生まれた「1983年」以降、時代ごとの流行曲をオンエアしながら、当時を振り返りながらのトークを展開しました。番組を聴いているプロドライバーのためのコーナー「ドラパラ」では、「初めて好きになったアイドル」について特集。磯山さんは自身が初めて好きになったアイドルに光GENJIを挙げ、「すごく好きで、自分でも歌ったり踊ったり、あとは何といってもローラースケートですね。お母さんに買ってもらって、近所を毎日のように走り回ってました。特に好きだったメンバーは諸星(和巳)さん。芸能界に入ってからお会いしたことがあるんですけど、ずいぶん大人っぽい感じになってらっしゃいましたけど、かっこいいんです。やっぱりアイドルってすごいなあと感じました」と、感慨を込めて語りました。

迎えたエンディング。磯山さんは「このように長時間、一人でお送りするのは初めてだったので最初は不安でしたけど、いろんな曲を聴くことができて、私自身も楽しみながらお送りすることができました。レギュラーパーソナリティのみなさんは、毎日生放送で担当されているわけですから、すごいですね! 私は1日だけですけど、もう1年分やったんじゃないかと思うぐらい、ドキドキの2時間でした(笑)」と明るく締めくくりました。

島崎和歌子

島崎和歌子

島崎和歌子

2018年2月27日(火)午前3時00分〜5時00分

冒頭、「おかげさまで今年でデビューして30年目です。あっという間の30年なんですけれど、こうして『走れ!歌謡曲』50周年の一環としてお仕事をさせていただけるというのは本当にありがたいですね」と島崎さんが自身のこれまでの歩みを振り返りつつ、「小学校の頃に好きだったのがチェッカーズさん。(中略)一度、ごはん屋さんで藤井フミヤさんにバッタリお会いしたことがあるんですけど、ああいうときって人間って頭が真っ白になるんですね。何にも覚えんてないんですよ(笑)。またフミヤさんと会えるように仕事がんばらなきゃなって思いますね」と、大ファンであったチェッカーズについての思い出を披露。番組はこのほかにも、それぞれの時代を彩った名曲やスターなどについてたっぷりと語る2時間となりました。

はるな愛

はるな愛

はるな愛

2018年3月30日(金)午前3時00分〜5時00分

冒頭で「小さい頃から周りに歌謡曲や演歌のある環境で育ったんですけど、その頃から聴いていた番組なので、こうやって自分が『時刻は午前3時になりました』と言えるときが来るというのは、すごく感慨深い瞬間でした」と、心境を語りました。

番組では、はるな愛さんが生まれた「1972年」以降、時代ごとの流行曲をオンエアしながら、当時を振り返りながらのトークを展開。自身の幼い頃の思い出としては、「お父さんの仕事はトラックの長距離ドライバーだったんです。当時は家族旅行がなかなかできなかったので、家族みんなでそのトラックに乗って(配送先へ付いて行った)。家族で知らない場所に行くワクワク感。途中でドライブインに寄ってお子様ランチを食べるのがすごく幸せでした」と、感慨を込めて語りました。

また、中学時代の思い出として、大ファンである松田聖子さんの自宅を祖母と共に見に行ったことを挙げ、「ちょうど出てきたお手伝いさんに、おばあちゃんが『大阪から孫と二人で出てきたんですけど、聖子ちゃんに会えませんか?』って言ったら、聖子さんのお母さんがぱっと出てきて『わざわざありがとうございます。聖子はドラマの仕事でいないんですけど、よかったら中に入ってください』って!(中略)今の時代なら絶対ないことだとは思いますけど、応接間に入れていただいて。お母さんは、私が(当時松田聖子のモノマネで)出ていたテレビを観て、知ってくださってたんですよね。(中略)もう舞い上がって、『聖子ちゃん大好きです!』ということだけ伝えて帰りました」と貴重なエピソードを披露。番組はこのほかにも、それぞれの時代を彩った名曲やスターなどについてたっぷりと語る2時間となりました。

中村静香

中村静香

中村静香

2018年4月28日(土)午前3時00分〜5時00分

ラジオのパーソナリティを務めるのは初めてという中村さん。オープニングで「50年も続くこの番組に呼んでいただけてとても光栄です」と心境を語りました。また、自身が初めて買ったCDとして、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」と椎名林檎の「本能」を挙げ、後者については「当時、私は11歳。なかなか大人びた選曲をしてますね(笑)。(中略)椎名林檎さんは、かっこよさの中にも女性らしさがあって、なんてセクシーな世界観を持ってるんだろう、と。同じ女性として憧れというか、ずっと見ていたいと思わせてくれる方ですね」と、感慨を込めて語っていました。

さらに番組では、中村さんがこれまでの自身の歩みを振り返りながら、それぞれの時代を彩った名曲や思い入れのあるアーティストなどについてたっぷりと語る2時間となりました。

豊田萌絵

豊田萌絵

豊田萌絵

2018年4月28日(土)午前3時00分〜5時00分

放送では、豊田さんの“歌謡曲愛”が爆発。子供の頃に憧れていた芸能人として舘ひろしさん、矢沢永吉さん、松田聖子さんという3人の名を挙げ、「小学生のときテレビで観た舘ひろしさんに一目惚れして、それで(館さんの所属していた)クールスの曲にもハマって。クールスがキャロルの親衛隊をやっていたことから矢沢永吉さんを知りました。“永ちゃん”の曲を聴いた小学生の私は、涙を流して感動したんです。それから“永ちゃん”が影響を受けたビートルズなどの洋楽も聴くようになりました。好きになったら止まらなくて、その人の全てを知りたいというタイプの“重い女”なんです(笑)」と、熱を込めて語りました。

さらに番組では、豊田さんがこれまでの自身の歩みを振り返りながら、それぞれの時代を彩った名曲や、山口百恵さん、尾崎豊さん、REBECCA、THE MODSなど、思い入れのあるアーティストなどについてたっぷりと語る2時間となりました。

エンディングで、豊田さんは自らの選曲について「『(豊田さんの年代では)選ばない曲』というツッコミもいただいたんですけど(笑)、少しでもみなさんの心に刺さった一曲があったらうれしいなと思います」と振り返っていました。

平野ノラ

平野ノラ

平野ノラ

2018年6月27日(水)午前3時00分〜5時00分

「ラジオはゲストで呼ばれることはあるんですけど、こうしてちゃんとパーソナリティをやるのは初めてということで、ものすごく緊張しています! 緊張しすぎて肩パッドがずれてます(笑)。慣れてないので噛んだりするかもしれないんですけど、今日は元気良く、景気良く、バブリーにお届けしたいと思います!」と少し緊張気味にスタートした収録でしたが、平野さんならではの、80年代を中心としたアーティスト、荻野目洋子さん、工藤静香さん、本田 美奈子.さんに関するトーク、そしてご自身が得意としている恋愛相談で盛り上がり、あっという間の2時間の放送となりました。

エンディングでは、「やっぱりラジオのいいところは音楽というか、知らない曲に出会えるのがうれしいですよね。今日(の出演)を機に、いつか恋愛相談のラジオというか、失恋した人の駆け込み寺的なラジオをやりたいなと改めて思いました。(出演は)貴重な体験でした。とにかくワキ汗がすごいんですけど、非常に楽しかったです!」とと振り返りました。

雛形あきこ

雛形あきこ

雛形あきこ

2018年7月28日(土)午前3時00分〜5時00分

オープニングでは、「50周年ってすごいですよね。私、今年で40歳になったんですけど、それよりも10歳先輩ですね。(中略)これからも10年、20年と続けていただいて、70周年ぐらいにまた呼んでいただきたいと思います。そんな記念すべきときに呼んでいただけたのは本当に光栄なので、最後まで楽しくお話しできたらいいなと思います」と意気込みを語りました。

トラックにまつわるエピソードとして雛形さんは、「実は従兄弟のお父さんたちがトラックの運転手さんをしているんですね。無線でお話しする姿がカッコよくて、子供ながらに“大人の遊び”の感じがするというか、運転手さん同士のコミュニケーションがすごくうらやましかったのが記憶に残っています」と思い出を語りました。

子供の頃は松田聖子さんに憧れていたという雛形さん。当時のエピソードとして「テレビで観たときに『なんだこのお姫様みたいな人は!』と思って、聖子ちゃんカットにしたいと母にお願いして初めて美容院に行ったんです。でも、全然聖子ちゃんじゃなくて、変なパーマのかかったボブの女の子が出来上がって、すごく泣いたという思い出があります(笑)」と、明るく振り返りました。番組はこのほかにも、それぞれの時代を彩った名曲や、米米CLUB、村下孝蔵さん、ポール・モーリアなど、思い入れのあるアーティストなどについてたっぷりと語る2時間となりました。

吉木りさ

吉木りさ

吉木りさ

2018年8月31日(金)午前3時00分〜5時00分

緊張気味にスタートした放送では、冒頭、「実は文化放送はラジオデビューをした場でもありますし(2009年1月 - 3月)、『電撃大賞』(2011年10月 - 2013年3月に担当)というレギュラー番組を担当させていただいたりと思い出がたくさんあるので、そんな思い出も振り返りながらみなさんと楽しく過ごしたいと思います」と自己紹介。

番組では、その当時の思い出を語ったり、初めて買ったアルバム、子どもの頃にヒットした曲、好きな曲など自らがセレクトした曲などを次々と紹介。さらに子どもの頃に憧れていたアーティストとしてSPEEDとモーニング娘。を挙げ、小学校の合唱発表会でSPEEDの「White Love」を一人で声を張り上げ、身振り手振りも入れて歌っていた思い出話などで盛り上がりました。

2時間のエンディングでは、「やっぱり私は歌謡曲が好きなんだなと再確認しましたね。小学校や中学・高校の頃に流行っていた曲を聴きながら、青春時代を振り返ることができたり、なんだか自分の人生を振り返れたというか。ふわふわした気持ちのいい2時間でした。また出たいなあ。こういう番組大好き!」と振り返りました。

須田亜香里

須田亜香里

須田亜香里

2018年9月25日(火)午前3時00分〜5時00分

放送では、冒頭、「今年の『AKB48 世界選抜総選挙』ではおかげさまで2位になることができました。私のことをよく知らない人でも『総選挙で2位だったんですよ』って言うと一気にすごい人扱いされるので、素敵な名刺をもらったなと思います。来年の総選挙までは、この『総選挙2位』という名刺を擦り切れるぐらい使いたいと思います(笑)」と自己紹介。

番組では、須田亜香里さんが生まれた1991年のヒット曲や、初めて買ってもらったCDの曲、子どもの頃にヒットした曲、好きな曲など自らがセレクトした曲などを次々と紹介。さらに子どもの頃に憧れていたアーティストとして森高千里さんを挙げ、「子供の頃、大人になったらみんなあんな脚になるのかなって思ってましたけど、ならないですよ(笑)。年を重ねてもあんなにかわいくてきれいで、素敵だなと思います」と語りました。

そして2時間のエンディングでは、「初めて2時間の一人喋りということでだんだん舌が回らなくなってきましたけど(笑)、リスナーさんともつながることができて、すごく思い出に残る時間になりましたと、自身の思い出を振り返りながら番組のメインリスナーであるドライバーに向けてエールを送りました。

水樹奈々

水樹奈々

水樹奈々

2018年10月25日(木)午前3時00分〜5時00分

番組では、水樹さんが生まれた年のヒット曲、子どもの頃にヒットした曲から、アニメソングまで次々とオンエア。さらに子どもの頃に憧れていたアーティストとして美空ひばりさんを挙げ、「ひばりさん、素敵なんですよ! お歌は素晴らしいですし、私は声優なので“声フェチ”なんですよね。あのひばりさんの艶っぽくて愛くるしい声。あの声がたまらなく好きなんです」、「ひばりさんの特集番組に出させていただいて、ひばりさんのご自宅から中継で歌わせていただいたことがあるんです。子供の頃から大好きだった人のお家にいるって信じられなくないですか? しかも歌わせていただくスペースは、ひばりさんが歌のレッスンを毎回受けていた場所だと。紫のグランドピアノが置いてあって、そこで歌っていいと。それはもう震えましたよ。歌っているときに、ひばりさんが見に来てくれたような気持ちになって。一生忘れられません」などと、“ひばりリスペクト”の思いを熱く語りました。水樹さんが「初めて買った歌謡曲のテープ」として挙げた美空ひばりさんの『悲しき口笛』もオンエアされました。

そして2時間のエンディングでは、「喋りたいことがありすぎて、まとまりもなく喋りすぎてすみません(笑)。思い入れのある曲たちをたくさんお届けできて幸せです。これをきっかけに、またこの番組に遊びに来れたらいいなという思いでいっぱいです。いつかお着物の似合う年齢になって、水樹オリジナルの歌謡曲・演歌ができた時には、またここで胸を張ってパーソナリティをやらせていただけたらいいなという理想も抱いております」と、締めくくりました。

柏木由紀

柏木由紀

柏木由紀

2018年11月28日(水)午前3時00分〜5時00分

番組では、柏木さんが生まれた年のヒット曲、子どもの頃にヒットした曲などを次々とオンエア。さらに子どもの頃に憧れていたアーティストとしてSPEEDを挙げ、「幼稚園のときにSPEEDさんが大好きで、仲良しの友だち4人組で歌っていたんですけど、私は島袋寛子さんの役を担当してました。こないだ番組で島袋寛子さんご本人と一緒に『White Love』を歌わせていただけたんですよ。直接振り付けを教えていただいたり、一緒に練習したり。幼稚園の頃の自分に教えてあげたいですね、『二十数年経ったら、ご本人と一緒に歌えるんだよ!』って」などと、思いを語りました。

そして2時間の収録のエンディングでは、「『走れ!歌謡曲』50周年という記念すべき企画の最後を務めさせていただいて、本当に光栄です。もともとこの番組をリアルタイムで聴いたり、(radikoの)タイムフリーで聴いたりしたんですよ。だから最初のテーマ曲で自分が『おはようございます』と言ったのが感動しちゃって。この喜びがみなさんに伝わったかどうか(笑)。心配していた母も聴いていると思います。(中略)また機会があったら、この『走れ!歌謡曲』に戻ってきたいなと思っています」と、締めくくりました。