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学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
2011年10月 3日

東海大学 両角速監督&村澤明伸選手

9月28日(水) 晴れ 24℃

 

爽やかな秋晴れ。

東海大学前駅から東海大学まで、いつもは途中でバテてしまう心臓破りの登り坂も

気持ちよく歩くことができました。

この日は、東海大学陸上競技部の駅伝チーム新体制発表と

クロスカントリーコース竣工式が行なわれるということで、取材に行ってきました。

 

東海大学は今年の4月から、東海大学OBで、長野県の佐久長聖高校監督だった

両角速氏を監督に迎えています。

両角監督と言えば、佐久長聖高校陸上部の監督に就任すると、

自らクロスカントリーコースを造り、佐久長聖高校を陸上名門校に育て上げた方。

その両角監督に、合同記者会見の後、お話を伺いました。

 

質問:素晴らしいウッドチップのクロスカントリーコースが出来ましたが、出来映えは?

両角:非常にすばらしいコースを造っていただいて、よりプレッシャーを感じているところもあります(笑)

 

質問:両角監督が、クロスカントリーを重視されているポイントは?

両角:やはり、世界を席巻しているしているアフリカ勢、ケニア、エチオペア勢、

    彼らの抜群の強さというのは、やはり彼らの生活環境にある、

    自然をバックした練習環境にあると思います。

    一方、日本の強化を見ると平坦な陸上競技場が中心の練習になってしまっていると。

    その差というものが、力の差になっていると感じています。

    そこで、アフリカ勢のトレーニング背景に近づく、または見習うという部分において、

    クロカンは、私個人というより、世界的な取り組みで、日本は若干遅れているという感じです。

    ま、実際、佐久長聖時代に指導していく中で、クロスカントリーコースを中心に練習して、

    その効果が実証されていますので、改めて大学に持ち帰って、学生の強化に充てるということで、

    ようやく念願叶って、クロカンコースが出来たという感じです。

 

質問:いきなり世界を見据えてですか?

両角:そうですね。やはりやるからには、今で言えば、村澤や早川、

    ま、早川は実際、先日のユニバーシアードで銅メダルを取っているんですけれども、

    その他にも力のある選手がいますので、彼らの力をさらに伸ばしていくことを考えると、

    もう一歩踏み込んだ練習環境が必要かなとも思います。

 

質問:そんな中、大学駅伝初陣、出雲駅伝が近づいてきましたが、今のチームの状態は?

両角:ちょっと夏合宿で張り切りすぎて、若干の故障者もいて、

    ベストメンバーを組めない可能性もあるのですが、

    ま、東海大学の監督に就任してまだ1年目で、右も左も分からない状況もありますので、

    失敗は付き物かな?という気もしますが、

    ただ、学生は限られた4年間の中で、失敗は許されない状況でもありますから、

    彼らがしっかりと力を発揮できるように、これからコンディショニングして、

    やっていきたいと思っています。

 

質問:期待していた選手が、出雲駅伝に出ることが出来ないということでしょうか?

両角:そうですね。回復具合にもよるのですが、元村が厳しい状況かなという状態です。

    ただ、村澤と早川が、非常に元気が良いので、

    主軸はきちんと仕事をしてくれるのかなと思っています。

 

質問:元村くんの今の状態は?

両角:ちょっと夏合宿頑張り過ぎまして、さらに今年、日本インカレが彼の地元、熊本でありまして、

    その大会にはどうしても出場させたいと思っていたのですが、

    そこで私の判断ミスというか、ちょっと無理をさせてしまったというところもありまして、

    今、ちょっとリハビリに専念させている状況です。

    ただ本人は、試合に出たいという意志が強いので、

    何とか回復してくれるのかなと思っています。

 

質問:距離が短い、スピードの出雲駅伝と言われますが、戦い方は?

両角:区間も少ないですし、それぞれの距離が短いとなると、

    どの区間も穴があってはいけないなと感じます。

    特に出遅れを取り戻す距離が短いと思いますので、

    先手必勝という戦い方に成らざるをえないと思います。

    なので、1区、3区といった区間が大事になってくるのかなと思います。

    ま、うちの選手はスピードのある選手が多いので、そういう特性が活かせたらと思います。

 

質問:大エース、村澤選手が三大駅伝どんな走りをしてくれるのか、

    陸上ファンは期待していますが?

両角:そうですね。ファンの皆さんが楽しみにしていると思います。

    また、村澤に負けじと他の選手も力をつけてきていますので、

    私自身も楽しみに思っています。

 

質問:村澤選手は、アンカーになりそうですか?

両角:そうですね。何とも言えないのですけれども、次のレースのこと踏まえた上で、

    出雲駅伝では、どこで使うのが良いのか考えながらやっていきたいと思っています。

    やはり、来年がオリンピックイヤーになりますので、そう考えると、もう1年無い訳ですし

    彼にとって、オリンピックは数回しかチャンスが無いので、

    そっちの方も見据えて、やっていかなくてはならないと思います。

    駅伝がオリンピックに繋がっていけば良いかなと思います。

 

質問:両角監督の指導理念は?

 両角:言葉としては、『人間的な成長なくして、競技力の向上はない』と言ったことを常々、

    佐久長聖時代も、今の学生にも言っています。

    また、そうしていくために、いろんなシステムを変えていかなくてはいけないので

    寮の在り方や部の運営の仕方とか、そういうものがあって、成長を促していけるので、

    クロカンコースもそうですけど、インフラ面も整備していってあげなくてはいけないと思います。

 

質問:どんな出雲駅伝にしたいですか?

両角:失敗を恐れずにやらなくてはいけないなと思っています。

    私自身一年目ですし、最初から順調に行くとは思っていないので、

    いろいろと失敗したなと思うこともありだと思っていますので、

    一歩ずつ焦らずに前に進んでいけたらなと思っています。

 

質問:選手からは3位以内だという話が出ていますが?

両角:そうですね。村澤、早川は力がありますので、

    その2人の力を他の選手が活かせていけるかというのが、

    キーになると思います。

 

そして、練習後の村澤選手にもお話を伺いました。

 

質問:いよいよ駅伝シーズンが始まりますが、今の状態は?

村澤:夏は合宿と遠征とふたつあったんですけど、

    ま、遠征終わりということで、ちょっと疲労がでているかなという感じなので、

    今は、疲労を抜きつつ、駅伝シーズンに向けて調整している中で、

    夏やってきた成果が少しずつ出てきているので、

    駅伝シーズン、楽しみだなと感じています。

 

質問:その、夏にやってきたこととは?

村澤:遠征を中心に、夏合宿等を組んでいたので、

    遠征でまずまずの走りが出来たということ。

    そしてその遠征での良い走りの感覚が、今も持ち続けていることができているので、

    その感覚というものを、駅伝シーズンに繋げていくことができたらなと思っています。

 

質問:トラックシーズンを総括すると?

村澤:記録の面で見ると、力がついてきたのかなと感じるのですが、

    勝負の面で見てみると、いまひとつ勝ちきれてないというところがあるので、

    そういったところで、まだまだ自分の力不足を感じています。

 

質問:ヨーロッパ遠征で感じたことは?

村澤:日本国内では味わえないレース展開であったり、

    力の差っていうのを直に感じることが出来てました。

    日本ではまず感じることができない感覚を味わえたので、

    この感覚を忘れないようにしていきたいなと思います。

    ラスト1000mの勝負強さは、ヨーロッパの選手が強いなと感じて、

    で、総合的には、やはりアフリカの選手が走力的にずば抜けているなというのがあるんですけど、

    ラスト1000m、またラスト1周の鐘がなってからの動きというのが、日本人とは違う、

    格の違う動きだったなと感じたので、そういったところで力の違いを感じました。

 

質問:高校時代の恩師、両角監督が東海大学の監督になりましたが?

村澤:僕が力をつけてきている中で、高校3年間というのは、柱になっているので、

    その柱の時期を指導していただいた先生に、またこうやって指導していただけるということで、

    初心戻るという感覚もありますし、また強くなれるという感覚もあるので、今でもワクワクしています。

 

質問:村澤選手は、駅伝というものをどのように捉えていますか?

 村澤:駅伝は、みんなと一緒に戦うという中で、

    僕自身、個人の力も付けてこれているというのもあるので、

    僕の中では、トラックのためにも重要になってると感じています。

 

質問:そして、いよいよ三大駅伝スタートしますが、目標は?

村澤:今年のチームの目標が、三大駅伝3位以内となっているので、

    まずはそのチームの目標を達成すべく、

    自分の役割というものを100%果たしていきたいと思っています。

 

質問:出雲ではどんな役割を果たしていきたいですか?

村澤:区間によって変わってくると思うのですが、

    やはり自分にしかできない走りというものもあると思うので、

    前半区間だったら流れを生む走り、

    後半区間だったらしっかり勝負してとにかく順位を上げていく走り、

    というような、僕にしか出来ないような走りをしていけたら良いなというふうに思っています。

 

質問:駅伝シーズンが始まるというのは、楽しみですか?

村澤:駅伝は特に注目してくれる人が多いので、

    そういう人から頑張ってと応援していただけると、

    いよいよ駅伝シーズンだなという気持ちになってきます。

 

質問:来年はロンドンオリンピックもありますが、村澤選手はオリンピックについてどうお考えですか?

村澤:やはり、4年に一度という数少ない機会ということと、

    スポーツ最高峰であるということで、誰もが目指すものであると思うのですが、

    僕にとっても陸上やり始めた時から夢だったオリンピックが、今は確実に目標となっていて、

    その目標であるオリンピックが来年ロンドンであるということで、しっかりと狙っていきたいと思います。

 

質問:最後に駅伝ファンは村澤くんの走りを楽しみにしていると思います。

    メッセージをお願いします。

 

村澤:そう言われると困っちゃうのですけど(笑)

    僕の走りでみなさんに何か伝えることができたら、

    僕自身、頑張って良かったな。と思えるので、

    頑張りますので、応援宜しくお願いします。

 

 

詳細は、10月10日(月)体育の日 午後1時からの

『文化放送スポーツスペシャル 

第23回出雲全日本大学選抜競走 実況中継』の中で!!

 

 

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