2015年5月20日放送分より

みなさん、こんにちは!「MAU LISTEN TO THE EARTH」パーソナリティの大石始です。

最新のアジア音楽をご紹介する「Brand New Asia」のコーナーでは、インドネシアのジャカルタで活動するMAJIKの「I Wanna Be I」という楽曲をお届けしました。MAJIKはジャカルタで絶大な人気を誇るストリート・パンク・バンド、マージナルのアコースティック・ユニット。この曲は先頃に本としてもリリースされた最新作『FREE SPIRIT OF ALL NATION』に収録されたもの。意外や意外、カントリー好きだというMAUちゃんもお気に入りのようでした。よかった!(笑)

majikpostera2.jpgこちらはMAJIKのアルバム・トレイラー。彼らを追った映画「マージナル=ジャカルタ・パンク」が日本で公開され、注目を集めている彼らの熱いライヴ・パフォーマンスは必見です!
https://www.youtube.com/watch?v=f6SouNRZi5A

3328588.pngまた、アジアの今をお伝えする「ASIAN HOTLINE」のコーナーでは5月23日と24日の2日間、東京・代々木公園で行われるラオス・フェスティバル2015の荒井裕司さんにお電話を繋ぎ、ラオス・フェスティバルの見所をお聞きしました。ラオスへの愛情が受話器の向こうからも伝わってくるかのような荒井さんのお話に僕らも興味津々。荒井さんはラオスのポップ・シンガー、サムの「Hot Hot」もご紹介くださいました。
ラオス・フェスの詳細はこちらからどうぞ!
http://www.laos-festival.info

そして毎回アジアとの関わりを持つアーティストをゲストにお招きする「ASIAN CONSCIOUS」のコーナーでは、先週に引き続き、レトロなオーディオ機器や電気機器を最新の楽器として蘇らせるOpen Reel Ensemble主宰、和田永さんがスタジオにご登場。

Open.JPGブラウン管テレビモニターをガムランのように演奏するプロジェクト、Braun Tube Jazz Bandや、新たなプロジェクトであるエレクトロニコス・ファンタスティコスなど、とても興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。和田永さんはインドネシアなどアジアでも活動を行っていますが、今後アジア各国のクリエイターとのコラボレーションも期待したくなります!
Open Reel Ensembleの最新情報はこちらからどうぞ。
http://steamblue.net/bio_ore.html
https://www.facebook.com/OpenReelEnsembleBraunTubeJazzBand

そんなわけで「MAU LISTEN TO THE EARTH」、来週もお楽しみに。パーソナリティの大石始でした!

【MAU LISTEN TO THE EARTH】2015年5月20日 13:38

2015年5月13日放送分より

みなさん、こんにちは!「MAU LISTEN TO THE EARTH」パーソナリティの大石始です。

20140102145145d9c.jpg最新のアジア音楽をご紹介する「Brand New Asia」のコーナーでは、6月の初来日を控えたインドネシアはバンドン出身バンド、イックバルの「Amusement Park」をお届けしました。彼らは山下達郎や角松敏生など日本のシティポップスから影響を受けた異色バンドで、巷では「インドネシアのキリンジ」などとも呼ばれていたりします。ただ、単に日本のポップスをコピーするのではなく、しっかりとした楽曲センスでじっくり聴かせてくれるあたりに確かな実力を感じさせます。
こちらは「Amusement Park」のビデオクリップ。いやー、素晴らしい!
https://www.youtube.com/watch?v=JMrBBvW_DF8

また、アジアの今をお伝えする「ASIAN HOTLINE」のコーナーでは5月16日、17日の2日間、東京・代々木公園で行われるタイ・フェスティバル2015の魅力をお届けするべく、タイフェスのことを知り尽くした「タイ・フェスティバル博士さん」がスタジオに登場!毎年35万もの来場者を誇る巨大フェスだけに見所はもりだくさん。タイ文化にも造詣のある博士だけに、MAUちゃんもびっくりのマニアック・トークを聞かせていただきました!

Open.JPGそして毎回アジアとの関わりを持つアーティストをゲストにお招きする「ASIAN CONSCIOUS」のコーナーでは、レトロなオーディオ機器や電気機器を最新の楽器として蘇らせるOpen Reel Ensemble主宰、和田永さんがスタジオにご登場。アジアやヨーロッパ各国でも活動を行う和田さんの原点は、幼少時代に訪れたインドネシアで体験したガムランだったとか。そのときの体験談から現在の音楽活動まで、幅広くお話をお聞かせいただきました。
Open Reel Ensembleの最新情報はこちらからどうぞ。
http://steamblue.net/bio_ore.html
https://www.facebook.com/OpenReelEnsembleBraunTubeJazzBand

そんなわけで「MAU LISTEN TO THE EARTH」、来週もお楽しみに。パーソナリティの大石始でした!

【MAU LISTEN TO THE EARTH】2015年5月20日 13:31

2015年5月6日放送分から Pete Teoさんが語るマレーシア映画とマレーシアという国

映画監督、俳優としても活躍する Pete Teoさんが語るマレーシア映画とマレーシアという国
http://www.peteteo.com/


●Brandnew Asia (注目のアジアポップの新譜紹介)
ベトナム、ドイツ、アメリカと世界を股にかけて活動するドイツ在住の3人組ベトナム人ラップ・グループ、「リー・セブン feat フォン・ダオ&トゥ・ティ」をご紹介。曲はViet World Wide。故郷ベトナムへの思いを英語、ドイツ語、ベトナム語という3言語でラップ。 「どこに住もうと俺が生まれたのはベトナム」という歌詞が胸を打つ。
      
ご紹介した曲は 『 Viet World Wide / Lee7 ft. Fawng Daw & TwoTee 


●Asian Hotline (特派員レポート)
Masa Niwayamaさん (バンコク在住のクラブDJ)

Masa Niwayamaさんが働いているレコード店ZUDRANGMA RECORDSについて。タイは7インチのシングルの文化があって、今でも7インチサイズを多く置いている。オーナーのマフト・サイ(Maft Sai)が英国の大学を卒業しているが、その時のネットワークでヨーロッパやアメリカ、日本からの気合の入ったコレクターが来店する。「ここでしか買えない」作品が多数あり、「ここに来るためにタイに来た!」という人も多いとのこと。

ご紹介した曲は 『 Love Hot (I Got You I Feel Good Cover) /Meesak Nakaratch 


●Asian Conscious (ゲストコーナー)
Pete Teo (ピート・テオ)さん
マレーシアのシンガーソングライターで映画監督、俳優

自分の作品が日本で上映されたのは初めてではないが、「自分にとって重要な作品が一度に上映される」というのは初めて。
「15 Malaysia」という短編集では、若い監督15名による、それぞれ関心のある社会的、政治的問題を集めたもの。ウェブ上では、1500万人~1800万人にウェブ上で見てもらったことになる。
※ネット上で視聴可能 http://15malaysia.com/
マレーシアでは、これまで「公の場」で発信されることの少なかった社会問題に関する作品だが、自分にとってはこれらが「公の場で発信される」ことに意義があると思われる。
マレーシアは美しい国であり、様々なひとびとが共生する素晴らしい国だが、人種、政治、社会...様々な問題を抱えている。こうした問題・課題を公の場に発信しながら、まだまだ若い国民が10年~20年かけて解決して行けば良いと思う。

MAUちゃんからは「Peteさんの映画に出してもらうことは可能ですか?」とアドリブで質問がぶつけられたが、Peteさんは笑顔で「次回日本で撮影するときは声をかけるよ。あるいはマレーシアの映画に出演してもらうことも可能だ。」と答えてくれた。

ご紹介した曲は 『 laura nelson's bridge / pete teo 』

「Television」というCD作品から。インターネットでアメリカで黒人女性が橋で首を吊った写真を見たことがきっかけで出来たアメリカに焦点を当てた曲。

【MAU LISTEN TO THE EARTH】2015年5月12日 11:07

2015年4月29日放送分より マレーシアの音楽、映画、アート界を代表するアーティスト ピート・テオさんがゲストに!!

この番組「MAU LISTEN TO THE EARTH」初の来日外国人アーティストをお迎えしてのスペシャル編でした。
シンガー・ソング・ライター、俳優、映画監督として活躍する Pete Teoさんの温かい人柄にスタジオがまるごと包まれました。

http://www.peteteo.com/


●Brandnew Asia (注目のアジアポップの新譜紹介)
タイとアメリカを股にかけて活動する「タイタニウム」最新シングル。タイ生まれのメンバーとアメリカ生まれのタイ系アメリカ人の混成。
2000年に結成。タイで初めてのラップグループと言われる。      
ご紹介した曲は『 La La La / Thaitanium 

●Asian Hotline (特派員レポート)
上原亜季さん (ムティアラ・アーツ・プロダクション代表)

本日のゲスト、マレーシアのシンガー・ソング・ライターで俳優・映画監督のPete Teoさんのご紹介。音楽だけでなく、映画など様々なフィールドで活躍する多彩なアーティストであると同時に、マレーシアではアート界にあって社会的な問題に言及する代表的な一人。若いアーティストにとっては「アニキ」的な存在。
 
ご紹介した曲は 『 I go / Pete Teo 』
 
ヤスミン・アフマド監督の「タレンタイム」という最後の作品のエンディングテーマ。Pete Teoさんが音楽監督を務めた。
映画の感動的なシーンを彩る曲。

 

●Asian Conscious (ゲストコーナー)
 Pete Teo (ピート・テオ)さん
 マレーシアのシンガーソングライターで映画監督、俳優

 マレーシア・サバ州コタキナバルのご出身。10代でイギリス留学、 大学在学中にプロとして音楽キャリアをスタート、イギリス、そして
 香港でご自身のグループで活躍、注目を集めます。
 その後、マレーシアへ帰国され、2000年よりソロパフォーマーとして活動を開始。今までにリリースされたアルバムは、いずれも
 マレーシアのグラミー賞にあたる『AIMアワード』で数々の賞を受賞され、高い評価を得ます。音楽活動のみならず、映画界でも、
 俳優、プロデューサーとして活躍されていて、注目のマレーシア映画 ニュー・ウェーヴを先導されてきた。
 今回は「マレーシア映画ウィーク」のスペシャルゲストとして来日。
 

 出身地のコタ・キナバルは、マグロ、カニなどシーフードがおいしい観光地。是非来てほしい。

 影響を受けた音楽としては、若いころはジャズ、ブルースなどを聴き、デビューはヘビー・メタルのバンドだったとのこと。
 今の洗練された美しいメロディラインからは想像できないキャリアだが、

 本人いわく 大人になるにつれて「音がシンプルになった」。 若いころはもっといろんな音が聴こえていた。
 音楽ではストーリーを持っている、その中で焦点を当てているのは人々の人生。

 時には政治的なメッセージを含むストーリーになることもある。んでいることもあるが、一番一番大事なのは「愛」かと思う。

 ご紹介した曲は 『 Lost in America / Pete Teo 』
 5年程前に作曲した曲。イラク戦争が起こっていた時。多くの若者はアメリカに影響を受けてきたが、戦争を通じてアメリカが失ったものも多かったのでは。

【MAU LISTEN TO THE EARTH】2015年5月12日 10:29

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