文化放送 戦後70年 特集・特別番組のご案内

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終戦の日・報道スペシャル"70回目の8.15"
~ 語り継ぐべきこと~

パーソナリティ:久保純子
アシスタント:鈴木敏夫(文化放送報道デスク)
放送日時:8月15日(土) 午後1時00分~2時55分 生放送
ネット局:東北放送、山形放送、山口放送、高知放送、ラジオ沖縄(予定)

8月15日(土)午後1時00分~2時55分、報道生特番『終戦の日・報道スペシャル"70回目の8.15~語り継ぐべきこと~』を放送します。パーソナリティに、親として子供たちに戦争を伝える責任を負う世代の代表としてタレントの久保純子さんを迎え、終戦70年という節目に、風化させてはいけない「貴重な戦争体験」を伝えていきます。

午後1時台には、独自の戦争取材活動を続ける詩人のアーサー・ビナードさんがゲストとして登場。
8月1日に宮内庁が発表する予定の「玉音放送」の原盤を放送し、その時日本人がいかに様々な思いを抱いたか、今まで重ねてきた取材を元に検証します。
さらに、アーサーさんと作家の森村誠一さんの録音対談をお聴きいただきます。森村誠一氏は昭和20年8月15日の未明、埼玉県熊谷市でB29による大空襲を体験しました。「自分の故郷が焼き払われたこの光景を書き残したい」これが作家を志す原体験となりました。
午後2時台には、作家の半藤一利さんをお迎えします。
昭和20年8月15日を描いた半藤さんの「日本のいちばん長い日」は昭和42年に映画化されましたが、今年8月に再び映画化され公開されます。半藤さんがあらためて語る自身の戦争体験と、8月15日の持つ意味、そして日本が突き進んだ過ちの本質に言及していただきます。
また、沖縄からの中継~本土復帰と平和憲法を待ち望んだ「遅かった戦後」~を予定しているほか、文化放送報道部・鈴木敏夫デスクが取材したさまざまな戦争体験の証言をお聴きいただきます。

文化放送は報道メディアとして「歴史を刻み、歴史を伝える」ことを重要な使命と考え、終戦の日のスペシャル番組をお送りします。

戦後70年特別企画
アーサー・ビナード『探しています』

パーソナリティ:アーサー・ビナード
放送日時:毎週土曜日 午前5時00分~午前5時10分

終戦の日に合わせ、下記の方にお話を伺います。
 8月 8日(土) 被爆体験者
 8月15日(土) 終戦の日に空襲を受けた作家・森村誠一

番組サイト:アーサー・ビナード 探しています

くにまるジャパン

パーソナリティ:野村邦丸文化放送アナウンサー
アシスタント:(月)加納有沙アナウンサー (火)鈴木純子アナウンサー (水)小尾渚沙アナウンサー
       (木)八木菜緒アナウンサー (金)伊藤佳子アナウンサー
放送日時:毎週月~金曜日 午前9時00分~午後1時00分

平日午前ワイド『くにまるジャパン』(毎週月~金曜午前9時~午後1時)では、戦後70年特集として、星新一の孫弟子で作家の田丸雅智さんを招き、戦争と平和を「ショートショート」を使って考える特別企画を行います。8/10(月)~8/14(金)の5日間、番組アシスタントを務める5人の曜日別アナウンサーが"戦争と平和"をテーマに「ショートショート作品」を書き上げ、自身で朗読します。
先日、文化放送会議室にて、田丸さんによる「ショートショート講座」が行われ、アナウンサーたちは本番の作品作りに向けて真剣にメソッドを学び、悪戦苦闘しながらも個性的な文章を発表し合いました。

今回の講義はショートショートの基本を学び、まずは1作品を完成させてみるというもの。
「ショートショートの神様と言われる星新一の火を絶やさないよう僕は小学生からシニアまでこういった講座を行っています。ショートショートとはシンプルに言えば『短くて不思議な物語』です」など田丸さんから説明を受けた後、早速作品作りに挑戦。思いつくままに浮かんだ単語の中から“異質”な2つの言葉を繋いで不思議なタイトルを作り、そこから文章を膨らませます。
アナウンサーたちはそれぞれ「武器になるティッシュ」「目に沁みるごはん」「茹で氷」などタイトル候補を上げ、その後30分で文章を完成させ、最後には自身による朗読で発表を行いました。
「物語には人の内面が出ると言われています。特に1回目なのでより人柄が出やすくなっている状態。みなさんの作品、どれも面白いですね」と、楽しい授業となりました。
これから本番に向けて、このメソッドを使って“戦争と平和”というテーマでアナウンサーが作品を書き上げます。
完成した作品は本人たちが自ら朗読し、終戦記念日直前の8/10(月)~8/14(金)の「くにまる情報局」のコーナー(11:25~11:30)で5日連続で放送します。五人五色の作品が番組ならではのメッセージを発信し、ショートショートの世界で“戦争と平和”を表現することで『くにまるジャパン』らしく戦後70年を考えていきます。
さらに翌週17日(月)の「本屋さんへ行こう」のコーナー(12:07~12:30)には、田丸さんが生出演。野村邦丸アナウンサーと共に作品の講評をします。そして田丸さんにも“戦争と平和”というテーマで書き下ろした新作を発表していただきます。またこの日は、ショートショート授業の模様の振り返りも行います。

番組サイト:くにまるジャパン

みのもんたのニッポンdiscover again

パーソナリティ:みのもんた
放送日時:毎週日曜日 午後5時00分~午後5時25分

戦後70年企画として、様々な著名人が終戦日の記憶を音声で残した『8・15朗読・収録プロジェクト』を特集し、その貴重な音声をオンエアします。
1945年8月15日、どこで何をして、どんな光景を見て、何を感じたのか―。出版社「今人舎(いまじんしゃ)」は、戦後70年という節目で、各界著名人による終戦日の体験の手記『私の八月十五日』を本人に朗読してもらい、その貴重な肉声の保存に取り組む『8・15朗読・収録プロジェクト』を行っています。番組では、今人舎代表の稲葉茂勝さんをゲストに迎えてお話を伺うとともに、収録された著名人ご本人たちによる朗読をお聴きいただきます。
7月26日の放送では、高倉健さんが音声を録音した時の話や山田洋次さんとのエピソードなど、朗読した寄稿者たちの「終戦体験を後世に残したい」という熱い想いを稲葉さんが語ります。みのもんたも「忘れることがあっても、思い出せればいい。だけど風化させしてしまってはいけない」と自身の思いを話しました。
8月2日の放送では、「あしたのジョー」のちばてつやさん、日本漫画家協会常務理事の森田拳次さん、落語家の林家木久扇さん、エッセイストの海老名香葉子さん、当時33歳だったという聖路加国際病院の日野原重明さんらの音声を、ラジオでは初めて一挙オンエアします。映画監督の山田洋次さんのコメントは初めて3分11秒ノーカットでお送りします。

また、
8月9日と16日の放送では、元海軍特攻隊員で、戦後、新宿日本語学校を設立した江副隆愛(えぞえたかよし)さん(91歳)をゲストとしてお迎えします。 特攻隊員時代のこと、集団的自衛権の関連法案のことから、長年、情熱を注いでいる日本語教育のことまで様々お聞きします。

番組サイト:みのもんたのニッポンdiscover again

『ニュースパレード』 恒例夏企画
「戦後70年~風化させないために」

番組名:『ニュースパレード』
放送日時:毎週月~金曜日 午後5時00分~午後5時15分
全国32局同時生放送

32局生放送 『ニュースパレード』 恒例夏企画「戦後70年~風化させないために」
2015年、終戦から70年。戦争体験者の高齢化が進む中、その継承の難しさは大きな課題となっています。太平洋戦争がもたらした様々な事象や変化、その実態はあらゆる人々の「証言」や「体験談」によっても明らかにされてきました。そして、未だ多くに知られていないこともたくさんあります。戦争の負の歴史を風化させないために、全国各地で「伝えること」、「語り継ぐこと」に力を注いでいる人々、組織や団体の活動にスポットを当て、各局それぞれの視点で紹介していきます。
   ○空襲体験者、被爆体験者の証言や語り継ぐ人々の活動
   ○残された家族の戦後
   ○集団自決という歴史
   ○平和に対する人々の思い
   ○数々の特攻隊基地で特攻兵を見送った人々
   ○まだまだ知られていない戦争の傷跡
   ○未来に向けての取り組み (次世代の語り部、戦争被害の実態解明)  等
を予定しています。

特設サイト:『ニュースパレード』 恒例夏企画「戦後70年~風化させないために」

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