2014年10月24日
みんなでやろう冗談音楽 (1954年8月8日〜12月31日)
1954年6月13日NHK『ユーモア劇場』最終回放送の翌日、三木鶏郎は、文化放送から『ユーモア劇場』の続きを打診された。
一ヶ月後、文藝春秋がスポンサーに名乗りを上げる。疲労困憊、心中複雑な鶏郎だったが、「冗談音楽」復活を望む声に応えることになり、『みんなでやろう冗談音楽』が誕生した。
初回は、8月8日「冗談音楽復活祭」と銘打たれ、放送に先立ち有楽町ビデオホール(蚕糸会館内)で公開録音された。総司会は、当時「オール読物」編集長の小野詮造(文春)。
番組前半は、有名文化人の挨拶、後半は、「冗談音楽」で、NHK時代末期に検閲でカットされたすべての作品が放送された。
同年12月12日、吉田内閣総辞職のニュースとともに三木鶏郎は番組の終了を宣言。翌週、御礼放送。
12月26日、大団円・第一部「忘年会冗談カーニバル」、31日、大団円・第二部「さよなら1954年」で幕を閉じた。
文中敬称略
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