6月23日に行われた第529回文化放送番組審議会についてご報告いたします。
議題は、平日の夜に放送しているワイド番組、「レコメン!」です。パーソナリティの変遷を経て、番組開始から24年目に入りました。今回は、アイドルグループ M!LKのリーダー・吉田仁人さんがパーソナリティを務める、5月14日木曜日に放送した、男性リスナーからハガキを募集する展開を行った回を取り上げました。
審議委員の意見の概要
旬のアイドルグループをパーソナリティに迎えたのは、若年層のラジオ聴取を広げる、とてもいい機会になっていると思います。その中で私が気になったのが二つあります。一つは、男性だけのハガキという大胆な企画をやって得られたものが何だったのか。二つ目は、吉田仁人さんの笑い方で、ずっと高笑いが続くのが、最後まで慣れませんでした。
普段は女性のリスナーが多いということですが、今回は男性にフォーカスした放送で楽しく聴きました。全体的には非常にバランスがとれていて、吉田さんは時間の配分とか運び方が上手で、声もはっきりとして伝わりやすく、とても聴きやすい番組でした。おそらく若い人には、このようなトークがいいのかなと思います。
パーソナリティの態度について、実際、小中学生も聴いているとなると、社会的に与える影響も少しは意識した方がいいと思います。笑うということも良いことなんですが、場合によっては人を馬鹿にしていると捉えられることもあるので、そのことを認識して、やはり影響というものを考えていただけたらと思いました。
「レコメン!」は20年ほど前にも2回、番組審議会で取り上げられ、その時には聴くのが本当に苦痛だったのですが、今回はすごく楽しく、自然体で受け入れられました。24年間、長く続けることは大事なことで、これからも、「若者のラジオ離れを何とかしたい」という信念とも、使命感とも言うべき考え方を、ぜひ私は応援したいし、実践してほしいと思います。
吉田仁人さんは、とてもいいと思います。パーソナリティとしてすごく才能があると思います。滑舌もいいし、声も聴きやすいし、私は笑い方については気になりませんでした。「男ハガキ祭り」ということで、この時代にハガキを募集するという企画も面白くて、男の私としては、聴いて大変面白かったという感想です。
文化放送番組審議委員は、弘兼憲史 委員長、加藤タキ 副委員長、そして松永真理 委員、荒川洋治 委員、福本容子 委員の5名です。
2026年7月21日
文化放送番組審議会事務局
